今日のめじろ 其の565 ― 2010/12/04 01:01:00
早朝にオフィスに向かう時のストームは酷くて、Wet to the skin 。 寝不足が3日続き、そろそろモチベーションも尽きると云うのに。 よっぽど、途中でリタイヤしようかと思った… そんな日も会議でズレズレの昼休み、オフィスの移動の途中で、代々木に顔を出す。 金メジの欠席届の提出だ。 師走の金曜日は、もうスケジュールがいっぱい… 昼も夜も、だ。 朝の大雨は収まって快晴だが、大風… 気温は23度って… 勿論、コートは置いて来たけれど、マジ暑いんですけど。
力丸店長に御願いしたのは、「醤油ら~めん」と「焦がし葱」。 ピーク時刻を過ぎても、ほぼ満席で、御二人は忙しそうだ。 この日の席は照明の下では無かったので、慎重にセッティングしてから、E-PL1 のシャッターを切る。 スープを頂くと心持ち何時もよりは、ライトな印象だが、めじろ味の醤油スープは、やっぱり良いなぁ、美味いなぁ… 大振りのチャーシュウもスープに浸す事を充分に弁えた味や喰感に仕立てられて居る。 麺は何度も申し上げる様に出色で、少しの文句も無い。 矢張、原点はこの一杯かな。 何処か彼方に藤沢が見える味わいは、ホッとさせて呉れる一杯から齎される。
naginicai 夜 其の13 ― 2010/12/04 18:41:03
この夜はMさん御夫妻に誘って頂き、naginicai へ。 東京で一杯、と云う話に為ると、最近は此処が多いな。 朝の大雨に代わって、なんと云う強風だ… 成可、地上に出ないルートで西新宿を歩く。
10分程早く着いたので、Bさんとカウンターで乾杯。 グラスビールに一手間掛けるのは、凪の伝統作法だが、途中で夏さんから架電と云うBさんの図(ピントはエーデルピルス(笑)です)。 Mさん御夫妻との乾杯は、小生は2杯目と為るエーデルピルス。
ワインの1本目は、過日頂いたルミエールのカベルネ・フラン。 レザンファンの2007年。 未だ若くて、木苺の味わいがフレッシュ。 ショートヘアの活発な御嬢さんってイメージだ。
この夜は、Nチャンが忘年会で当てたと云う、キアンティ・クラシッコを持って来て下さった。 老眼には、初代ターミネイターの御顔に見えたエチケットは、ファットリア・サン・パンクラツィオ。 流麗な味わいのボトルで、厚くは無いが、トロっとした少しアンニュイな印象が素敵だ。 良い機会を造って呉れたNちゃんに感謝。
空腹な御二人と一緒に沢山、オーダーしました。 って、naginicai は何時もこんな感じだ(笑)。 ポテトサラダは、黒胡椒が効いて居るのが好き。 オムレツは、トロトロの玉子は駄目な筈なのに…刻みチャーシュウが入って居て、好きだねぇ。 牛筋の洋風煮込?は、カリカリのパンに乗せて頂くのが、美味しそうだ。(あれ、喰した記憶が無い) 爆弾ハンバーグはメニューには無いのだが、何時もBさんが造って下さる。 メタメタにジューシーにしないで、少しだけパサ付く様な喰感が素敵で、大好物だ。 この夜は辛味の代わりにチーズが中心に仕込んで有る。 あ、起立して居るローズマリーは、導火線を模して居るそうだ。 「爆弾」ですからね… いやぁ、気が付きませんでした。
焼ラーメン、別立のフォトにしたのは、ラーメンだから…って訳では無く、レイアウトの都合だ。 でも、別立にしたく為る美味さだ。 以前に渋谷で提饗されて居た濃縮豚骨とは全く違う味わいで、イタリアンラーメン見たいで、此れも美味。
遂に頂く時が来ました、naginicai の「夜の Ramen 」。 蛤と浅蜊で試作した時に一度、口にしたが、メニューから選んだ事は無かった。 何時も満腹に為って仕舞うからだが、この夜は御腹に余裕が有り、3人で2杯御願いした。 でも、1杯は小生がひとりで喰した様な… 最近は蛤では無く、ムール貝と浅蜊で構成されて居る。 勿論、「二階」と「二貝」を掛けて居るのだが、そんな洒落に関係なくレベルが高い一杯。 見た目にもムール貝がドーン、トマトがバーンとビジュアル的にも訴える物は多いが、スープを啜ると、「おぅ、貝だぁ」と云う感じで貝風味が強い。 バックアップして居るのは、御得意の鶏だろう。 バターや白ワインも入って居る(よね?)のは、ベルギー風?かどうかは知らないけれど… アルコールとの相性が良いテイストだ。 ムール貝も頂いたが、やや味わいがスープに逃げて居る感も有るが、充分に美味しい。 麺はモチモチした喰感のストレートな太麺。 この特異なスープにマッチした洋風な中華麺だ。 やや色白なのも、見た目に貢献して居るかな。
すっかり聴牌って、フラフラと帰途に着く頃には随分眠いぞ… 寝不足の祟りだろう。 Mさん御夫妻と別れた後、奇跡的に?乗り過ごさないで、最寄駅で下車。 偉い?!?