今日の渦 其の353 ― 2010/12/08 01:01:00
過日のワイナリーツァーの1回目の「反省会」。 コアなメンバーがひとり欠けたので、2回目の反省会も行う予定になって居る。 ルバイヤートのメルローもこの夜は御預けだ。 夕方の会議が案外早く終わったので、兎も角、急いで本鵠沼へ向かう。 シャッターに遅れること30分(上出来だ)で到着したが、幸い行列は無い。 渦は最近、予約制を復活させた。 開店前の時刻で行列が出来て居なければ、事前に席を確保出来る。 小生の予約時刻は19時30分。 でも、やっぱり到着したタイミングで御待ちの方がいらっしゃったら、席に着き難い。
反省会の参加者の皆さんに改めての乾杯をして頂く。 急いだ喉には、やっぱりビールだね。 皆さん、ワインを開けずに小生の到着を待って居て下さった。 嬉しいものだ。 で、1本目は、ワイナリーツァーの思い出のルミエール。 カベルネ・フランのレザンファン。 この葡萄の特徴で有る「青さ」を充分に感じるが、日本のカベルネ・フランらしく「和」の雰囲気を持った優しいタッチだ。 皆さんの評価も高い見たい。 2本目は、渦のセラーに常備のエル・マセット。 柔らかくまったりとしたフィールが好みだが、前年ヴィンテージの厚みと嫋やかさが欲しいなぁ。 3本目も常備のサンビアッジョ。 渦のセラーでは一番のフルボディ。 〆の1本に相応しい、高いブーケと渋みで落ち着いた気分を醸し出す。
頂いた摘みは、何時もの様にチャーシュウの3種盛。 渦でワインを頂く際には外せないメニューだ。
更に、久し振りのトランス脂肪酸… 嘘、渦の油は屹度ヘルシーだと信じて、フレンチフライ。 本当にポテトは大好物なのだが、控えて居る身には殊更に美味しく思えるなぁ。
御腹が膨れる前に一杯。 渦のらぁめんを暫く頂いて居なかったので、是非とも頂きたく、選んだのは「醤油らぁめん」。 適度なインパクト、マイルドで繊細な味わい。 渦の原点の味わいを堪能。 細麺の嫋やいだ風情とスープのジェントルなパートが、すっと噛み合う、そんな印象。 喰べたいと思って頂くのだから、当然なのだが、其の誘惑たっぷりな味に出会えた事は、ひとつの幸せだろう。 大振のチャーシュウと共にそんな気分を噛み締めて見た。
実は前夜は帰れなかった。 翌朝の会議は、結構にコアなシチュエーション。 と云う事で、オーダーストップに為る前と云う早い時刻に、「早退」の非礼を乞う事とした。 皆さんは閉店後にカラオケに繰り出したそうなので、諸兄の身が案じられる。 息災だろうか(笑)。