燦燦斗@東十条 其の962010/12/09 22:22:00

3週間振りの燦燦斗。 この週にはどうしても来よう、と云う決意の下に伺う。 営業時間が変わった。 定休日の木曜日以外は、全ての曜日で昼も夜も営業する。 此迄よりは伺い易く為った。 とは云え、都合上、以前と同じ曜日に為って仕舞った。 ピークをやや過ぎた時刻に到着。 この「やや」が重要で、「やや」を更に過ぎると亦、行列が伸びる。 皆さんが「空いた頃」を狙って到着されるからだろう。 この日も、「やや」のタイミングには御二人だけが御待ちだったが、小生の後ろに御嬢様集団が6人… 奥様が厨房に復活されて居たが、昼と夜で男性スタッフと分担されて厨房に入られる様に為ったのかしらん。

燦燦斗@東十条 其の96-1

営業時間は変わっても、テイストは変わらずに美味。 濃厚でもライトな印象も残す、鯖や鰹の節が香る魚介豚骨の醤油味は、何時頂いても好きな味だ。 此処迄魚介風味なのに小生が通うと云うのは不思議だ。 ローストポークのチャーシュウにしても、貝割にしても、御気遣いの味玉も… そして、あの太麺も。 全てが好みで嬉しい一杯を堪能。 今度からはタイミングの選択肢が増えたので、伺い易く為った筈。 「魂の一杯」で、御所様が思いっ切り推して居らしたし、「豚骨醤油」部門でブロンズメダルだから、亦、人気に拍車が掛りそうだ。
フォトには御隣の方の影が写り込んで仕舞った…(高速首振流の飲喰名人と御見受) ノイズが出て発色も悪い(可也修正済)のは、絞り込んだ所為なのだが… 設定下手で有る。 う~ん、未だ基本も抑えられて居なひ(泣)のね。

燦燦斗@東十条 其の96-2
フォト序では、日没時刻から50分も経って最寄駅で撮った、富士山と電車の前照灯。 もう殆ど真暗の夕空を背景に、E-PL1 のISO感度を一杯の 3200(F5.6 1/5 秒)に上げて撮って見たが、此処迄写るとは思わなかった。 新モデルの E-PL1s なら 6400 迄上げられるそうだが、この状況では余り意味が無さそうだ。

西尾中華そば 其の1692010/12/09 23:23:00

小林さんの坦々麺、第2段は黒。 遅いタイミングに漸く到着。 「坦々麺屋さんかと思った」と云う程に出たらしい。 でも、当初の予定の倍の量を仕込んだそうで、余裕はたっぷり。 確かに前客さんも後客さんも、坦々麺をオーダーされる方が多い。

西尾中華そば 其の169-1

調理過程を拝見して居ると、黒さ満開。 黒酢を丼に注入して、立川店のあの「黒玉」(小林さん:甘めの味噌で味付けしたにんにく風味の粗引き肉で、胡椒が効いてます)迄入れるのね… 白髪葱を辣油で化粧をして、さぁ、ドーンと着丼。 フォトは明るく撮って居るが、わぁ、どんだけ黒いんだい! 烏賊墨見たいだ。 どの位の量の黒胡麻/練胡麻が入って居るのだろう。 小林さんは「親の敵」程に入れたと仰るが、炭やら煤やらが浮いて居る様に見えるスープ(笑)。 其処に夕焼けの様に辣油溜まりが… 今回は黒胡椒の辛さをコアにしたとの事だが、唐辛子は勿論、山椒等も不断に使われて居る葱油ベースの辣油は良い印象。 白髪葱の下に「黒玉」が仕込まれて居る事や練胡麻効果も有って、スープは大変な濃度だ。 「おどろおどろしい」は、云い過ぎにしても相当に濃い。 前回の「白」と同様にピーナッツが配らわれて居り、マイルド感を少し醸して居るが、黒軍団の敵では無い。 一方で、テイストは整って居る。 確かにジンワリと汗が滲む辛さは有るが、強烈に辛い訳では無くて、黒胡麻を中心にしたバランスの良い風味が楽しめる。 麺は煤(笑)で縁取りされる所為で、何時もよりも細く見える。 普段と同じマサ配合麺なのだが、麺自体の味わいはこの日ばかりはスープにマスクされて仕舞って居る。 前回の「白」の時はスープを完飲して、翌朝迄余韻を引き摺った(汗)事を思い出したので、この日はスープは残して「腹黒さ」は程々にして置いた。 中々インパクトの有る作品。 あ、黒さに遣られて、ワイナリーツァーのフォトDVDを預けるのを忘れて仕舞った。

西尾中華そば 其の169-2
もう直ぐ、クリスマス。