田崎真也×Due Italian@大つけ麺博/浜松町 ― 2011/10/04 23:23:00
大つけ麺博の第1章で伺わなかったコラボ作品が、コンビニで450円で売って居たので、買って見た… 美味しく無いんですが…
清々しい秋空に誘われて、浜松町へ。 開店時刻の2分前に到着すると券売機の前に100人程の行列、既に喰券を持って居る人が15人程並んで居る。 前売券を買って居るのでは無く、喰券を纏め買いした方達の様で、何れにせよヲタクの列(笑)ね。 各ブースへのルートだが、会場の中央部分だけを通す様にして、オープン直後の行列順が乱れない様に工夫した、GJ。
「田崎さん」への誘導路には、レッドカーペットが敷かれて居るが、其処へ向かったのは小生の前では、御一人だけだった。
だが、この日は評判に反して?、後客は10名以上。 最初の一杯が提饗されたのは、15分程後の事。 麺の茹で具合を実喰してチェックして居たのは最初だからかな? 大変丁寧な仕事振りだが、活気が無いなぁ… 遣る気が無い様にも感じて仕舞った。 粋なレストランルックの御姉さんから、作品を受け取る。 何事にも高級感を漂わせたいと云う趣向の様で、下卑た音楽とか掛け声は不要と云うスタンス。
陽射しが強いので、テントの下が良い。 思いは同じで、見事に此処に皆が集まる。 ファーストロット組でも提饗に時間が掛かった御店に向かった人は不利だねぇ。
で、この作品だが、最早、つけ麺では無い。 でも、美味しかったけれど… スープはソースで有り、トロミたっぷりのデミグラス。 どんなワインが使われて居るのかは判らないのだが、好みの味わい。 麺は中華麺と云うよりもヌードルで有り、イタリアン其物だ。 麺に乗せた野菜のジュレも普通に美味しい。 実はこの肉は、トッピング。 500円のプライスにしては流石にボリューム不足だが、テイストは充分美味しい。 葡萄牛の冷シャブだそうだが、濠太剌利の牛なのかな。 少し変わったテイストのマスタードが添えられて居るが、此はシャブシャブ用なのかどうかは判らない。 多少山葵風味にも思えるので、冷シャブにはマッチして居た。 ソースに落とした麺に少し乗せても良い感じだ。
もう一度、申し上げたい。 此はつけ麺では無いが、中々美味しかった。 ディッシュにシャブ肉と一緒に盛り付けて、1000円で出せば、オフィス街のランチで遣って行けそうだ。
西尾中華そば 其の229 ― 2011/10/05 23:23:00
雨が強く為り寒いのだが、真冬では無いので地下鉄の駅等、暑い処は暑い… で、風邪を引くと云う塩梅だ。 調子悪い… そんな中、霜降についたのは、昼休みも終わろうかと云うタイミング。 前客1で、ライターさんと伺った女性と二人で、西尾さんにアレコレと御話を伺う。 で、後客が3人。
この日は、西尾さんが「冷やし中華」を用意して下さった。 「冷や冷やシリーズ」をコンプリートした御礼だか御祝だかで、ドネーション見たいな金額でOKだと仰る。 有り難く、御言葉に甘える事にした。 こんなに気温が低く為って、冷やし中華と云うのもアレな話では有るが、美味しい! 手間は掛かるが、夏のシーズンにメニューに載せたら、大ヒット間違い無しだろう。 酢が良い。 適度な甘さ感が冷やし中華にピッタリなのだ。 実はこの特別に美味しい酢の賞味期限が迫って居り、このタイミング以上は待てなかった。 あ、この件はオフレコで… 野菜たっぷりで。谷中生姜に始まって、茄子、オクラ、ミニトマト、胡瓜に蘖。 其れに、味玉も。 小生は谷中生姜は好物で、焼酎の摘みにガリガリ頂く程だ。 オクラも以前は粘りが嫌だったのだが、最近は好んで頂く。 この作品で特筆したいのは、和辛子。 先日、使った物が御気に召さなかった西尾さんが、粉を用意して自らが溶いた。 喰感はザラザラして居るが、美味い。 辛さは小生に丁度良いのだから、もう少し辛くても大丈夫だろう。 こんなに旨い辛子も有るのね… 薄く溶いて居るので、スープへの浸透率は高い。 麺だけで無く、チャーシューに塗しても良いであろう。 麺は普段のマサ配合の細麺。 マサ感は以前程では無いが、どんなシチュエーションにもマッチする汎用性は健在だ。 和辛子が溶け出したスープは完飲。 季節感以外は(笑)満点で、西尾さんの実力が遺憾なく発揮されて居る栄光の一杯。 冷や冷やシリーズの番外作だね。
週末からの3連休では、凪は「小つけ麺博」を開催されるそうだ。 煮干のつけ麺は兎も角、西尾さんの雉のつけ麺は頂きたいなぁ… でも、連休は予定が詰まって居て、伺うのは無理っぽい、残念。
ロックンロールワン@町田町 其の31 ― 2011/10/06 01:01:00
急に寒く為った。 此処のところの寝不足と相俟って、風邪に舐められた様だ。 つい先日迄、汗を拭き乍だった道を身体を縮めて歩く。 御負けに雨も風も強い。 何時ものタイミングに町田に来たのだが、限定狙いの「如何にもな御兄さん」が既にカメラを構えて、到着されて居る。 連休迄と云う限定は、大つけ麺博で提饗した作品にトッピングを全部乗せした物。 是非、御店でも頂きたい作品なのだが、この日の風邪薬にヤられた御腹のコンディションでは、チト厳しい。 其処でノーマルな優しい「2号ラーメン」。 この気温に為ると、温かいスープが良いよね。 長く待った後だし…
丼を持ち上げてスープを啜る。 このテイストは絶対的に好みだ。 最も主観的な味覚の話では有るが、この淡麗さと味わいの深さと云う背反な要素を斯くも的確に纏められる物なのだと感嘆する。 この旨さを共有出来ない輩(失礼)が居るのは、小生には信じられないなぁ。 鶏油と醤油をコアにして、判り易いが、実は複雑と云うスープなのだ。 麺も柔らかく確りした、撓やかな細麺。 この組み合わせは至上のコラボレーション。 穂先メンマや2種類のチャーシューも決して脇役では無く、コアでは無くても重要な役割を担って、其処に有る。 久し振りにこの作品に接して、幸せな気分だ。 大つけ麺博スペシャルを頂きに上がるスケジュールを調整しなくては… やっぱ、無理か。 仕事の無い日は忙しい(笑)のよねぇ。