今日のめじろ 其の6082011/10/09 01:01:00

この日は、めじろの祐貴君の卒業式。 金曜日でも有るし、この夜だけはどんな予定も入れないと云う意気込みで居たら、風邪を引いて体調は最悪だ。 其れでも、17時前に暖簾を潜る。 この夜はラストスペシャルが用意されて居るが、提饗は22時頃との事。 それじゃあ、5時間も滞在しなくては為らないが、この夜は特別だから、其れでも構わない。

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ビールを頂いて、セラーからウッドブリッジのメルローをピックアップ。

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卸大根とチャーシュウ、ノーマルなチャーシュウと矢継ぎ早に御願いして居ると、常連さんが集まり始める。 FILE さん、S谷さん御夫妻、DS義兄弟、TKZさん、マッハさん、TTさん、AJさん、カボさん、限界さん、… もっと、居らしたと思うのだが、記憶がウィルスに冒されてはきとしない… スペシャルの提饗が遅く為ると云う情報を皆さん御存知だった様で、全員が揃ったのは21時を廻った頃。

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祐貴君が、手羽先を振舞う。 ソースは道を挟んだ向かいのイタリアンシェフ謹製。

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扨、愈々、ファイナルスペシャルの登場。 此れだけの人数が御集りに為ると、一人に一杯は振舞えないので、皆で融通。 大体一人に0.6杯位の計算だったかしらん。 スープは祐貴君十八番の鮮魚。 秋刀魚の味わいが強烈に出た掛け仕様で、浮かんで居るのは、肝のムースだそうだ。 更に其処には芽葱の香草風味が漂う。 だが、此れだけと云うシンプルさ。 彼方此方から、「凄ぇ」、「濃いなぁ…」の声が聞こえて来るが、確かに此処迄のコンクな鮮魚スープは初めてだ。 丁寧に造られて居るので、此程濃くしても臭みが出ないのは流石だ。 祐貴君らしさが存分に出た作品で締められたのは、良かった。
若い皆さんは朝迄だろうが、FILE さんと二人、御先の無礼を御許し頂く。

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祐貴君、力丸次期社長と握手をして、名残惜しく新宿駅迄 FILE さんと急ぐ。 次週からは、力丸社長と新店長のYさんのコンビネイションで新たなめじろのページが開かれる。 行成の新作品も用意されるとか。 楽しみにして、亦、伺おう。 そして、祐貴君の新しい活躍の場が1日も早く開かれる事を心から願い、応援したいと思う。

F1 2011年 日本GP 決勝2011/10/09 18:14:17

レッドブルの連続15戦PPと云うタイ記録は、セブに依って達成された。 其れは凄いと感嘆仕ったが、1000分の9秒(史上最少差)及ばなかったジェンソンの走りは、流麗で素晴らしい。 この人には、走る紳士の称号を差し上げたい。 Q3を終え、ヘルメットを脱いだジェンソンが、悪戯っぽくセブの二の腕を突く。 この二人は仲が良さそうだ。 仏頂面はルイス。 Q3の最後のアタックに入る前にタイムアウト… 確かにシケインでミハエルにインターラプトされた…と、ルイスの視点から云えば、そう為るかも。
一方でQ1で一番上に掲示され(オプションで走った)、観衆を沸かせた可夢偉だが、Q3では1周せずにピットへ戻った。 タイヤを温存する為の記録無しは、走ったミハエルと走らなかったルノー勢2台が他にも居た。 一度は、10番グリッドと発表されたが、可夢偉だけが「タイム計測を試みて居た」として、7番グリッドに棚牡丹。 この細かいルール迄を理解して、チームが戦略を立てたとは思えないけれどねぇ。 ミハエルは面白く無い様だが、ま、可夢偉の母国GPですから…?
ドライバーズパレードの発走前にセブに群がるカメラマン… マークの周りには、そんな姿も無く、一事が万事、此れではマークも面白く無かろう。 最近ではすっかり、"The Best of Second Pilots." の呼称が板に付いて仕舞った格好だ。 「予選だけ男」の方がマシだったんじゃないか? 好きでは無いマークだが、一度位、勝たせて遣りたい。 にしても、矢張、日本で行われるGPは格別な思いを小生も感じる。 フジの衛星放送も特番体制で、盛り上げる。 2011年から国際映像がHDに為ったので、我家でも漸くフルデジタルの環境を導入し、録画品質の向上が叶った。 但し、コピープロテクトの関係で、PCに DLNA と DTCP-IP を併用してして流しても、キャプチャー出来ない。 DVDに焼いて再生するので有れば、キャプチャーも容易いのだが、面倒だなぁ。

<ファイナル>
スタートでセブが右に振ってジェンソンを抑え込む。 審議対象に為る程の厳しい寄せだったが、其の隙にルイスが2番手のポジションを得る。 一方、可夢偉はアンチストールが掛かるスタートで、棚牡丹のポジションを5つ落とす。 DRSが使える迄にセブはルイスに1.7秒のギャップを築くと云う何時もの逃げ作戦。 9周目に極端にペースの落ちたルイスが、ジェンソン、フェルナンドに交わされ、堪らずにタイヤ交換。 40キロしかオプションタイヤは保たないのね。 況してや、ルイスの様なドライビングなら尚更だろう。 10周目には、セブもPI 。 翌周には、ジェンソン、フェルナンド、マークも入る。 1回目のピット作業を終えた時点でのオーダーは、セブ、ジェンソン、フェルナンド、ルイス。 だが、ルイスのスタイルではオプションタイヤは「使えない程」の状況で、ペースは直ぐに落ちて仕舞うので、20周目にはフェリペに追い廻される始末。 で、2台は接触し、フェリペのエンドプレートが飛ぶ。 因縁の二人に亦… ルイスはミラーを見て居ないのか、見て見ぬ振りをして居るのか?、以前の可夢偉とのコンタクトの時もそうだったが、危険なドライビングだ。 当然、審議対象インシデント(御咎め無しだったが)。 其れに引き換え、ジェンソンはジェントルなドライビングで、華麗にファステストを出しセブに迫る。 ジェンソンのペースを見たレッドブルは、アンダーカットさせじとセブを直ぐにPI させる。 翌周、ジェンソンも透かさず入り、目論見通りにセブの前に入る事に成功。 レース後半は、MP4-26 にアドバンテージが有るので、此れは戦術的なアドバンテージ。
24周目にSCが入り、ルイスに飛ばされたフェリペのマシンパーツを片付ける。 セブとしてはラッキーなのか、後ろのフェルナンドが脅威に為ったのか。 皆さん上手な再スタートだが、レーススタート時とは逆にジェンソンが、3周連続でファステストでガンガン逃げる。 34周目にセブが先にPI 。 2周後にジェンソンが入るが、トップの座は渡さない。 逆にフェルナンドがPI した周のセブのペースが遅く(バックマーカーの所為?)に先行されて、ポジションダウン。 後方のドッグファイトは、ジェンソンには有難い展開。 レッドブルの2台にはチームから「無理するな」の指示が飛ぶ。 3位、4位で良いと云う事ね。 セブにして見れば、優勝でチャンプを決めたかったろうが、最早、其れは難しいだろう。 最後はペースが落ちて、フェルナンドに迫られたジェンソンだが、クレバーな走りでラスマイのラップでファステスト(このタイヤ状態で!)を出し、フェルナンドを抑え切って、ブラボー! ゴールラインの先で、ジェンソンはマシンを止めたが、燃料がギリだったの?! 僅差の決着で、ジェンソンが勝って、セブが3着で戴冠。

F1 2011年 日本GP 決勝
小生に取っては、好ましいポディウム光景だった。 タイヤマネジメントの巧い3人、日本で人気の3人で決まった。