今日のワイン 其の5822011/10/18 20:55:58

ドメーヌ・ド・ラ・テール・ルージュ イーストン・エステート・ジンファンデル
Domaine de la terre rouge Easton Estate Zinfandel 2001

今日のワイン 其の582-1
「今夜、渦で飲んじゃう1本」とロックスオフで調達してから、本鵠沼へ。 常連さんと待ち合わせた様な、そうで無い様なと云う感じだったが、きっちりタイミングが合いました。 エル・マセットの後に、では…と、折半して頂いて、抜栓。
ジンファンデルと云うと最近頂いた、ウッドブリッジ2009のキャンデー味が蘇って来て仕舞う。 そいつを払拭する為にも、少しだけど、良さげなジンファンデルをと云う意図で選んだ。
このワイナリーは、カリフォルニアのシェナンド・ヴァレーに位置するそうだが、「シェラ・ネバダのシャトー・ヌフ・デュ・パプ」と呼ばれて居るそうだ… 存知上げませんでした(笑)。 此処で、『ローヌと南仏ワインの魅力の虜となったワインメーカーのビル・イーストンが、野性的な果実味に富んだ、パワーとフィネスの両方を感じられるヨーロピアンスタイルのワインを造っています。』との記事を見付けたが、なんか矛盾を感じるのは小生だけだろうか?

今日のワイン 其の582-2
2001年のカリフォルニアは天国だった。 10年を経て如何なワインに育って居るかと云う期待を持って、グラスに注ぐ。 紫掛ったガーネットカラーのエッジには、僅かだが、朱が入り始めて居る。 ブーケは…余り、好きな香りがしないなぁ。 一瞬、ブショネかと疑った程に革靴の様な、埃の様な…と、記述すると芳しく無い文字が並んで仕舞う。 だが、口に含むと、軽薄なジンでは無い、熟成感たっぷりの重さに一寸吃驚。 ブラックベリーと樽由来のバニラが、怪しい風味を感じさせない。 遠くに杉皮が居る…位の印象だ。 解れない甘味と云うか、やや頑な印象が有るのは「待ち」が必要なのかも知れない。 もう少し、ウェットでも良いかな… しかし、アフターの引きが良いので、後飲感は良好。