今日のワイン 其の5762011/09/10 23:23:00

ディアバーグ ヴィンヤード シラー サンタ・イネズ・ヴァレー
Dierberg Vineyard Syrah Santa Ynez Valley 2006

今日のワイン 其の576-1
正月に友人と飲んだ2本目はサンタ・イネズの赤。 16.15%と凄くアルコール度数が高いにも拘わらず、飲み易い印象。 なんと、ビオロジックなシラーのヴァライエタル。 ディアバーグ・ヴィンヤードはタンタラ等、優れたピノのボトルとボルドー品種の成功で名を馳せて居るが、シラーも栽培されて居るなんて知らなかった。

今日のワイン 其の576-2
濃いガーネットとルビーの中間色。 ブーケには樽由来の焚火後見たいな香りとコーヒーを感じる。 味わいは思った以上に厚みの有るフルーティ。 其れにエレガントでも有り、レッドベリーやプラムの完熟したテイストに香草が加わる。 如何にも、と云った感じで、ブラックペッパーが登場して来る。 酸味は強く無いが、一方で、タンニンは結構、我を張るタイプ。 こう云ったテイストが、丸く口に広がって、アフターを滑らかに引いて行くと云う、余り無いフィニッシュ感。 中々、面白いタッチの稀有なボトルだった。

F1 2011年 イタリアGP 決勝2011/09/11 22:53:07

ヨーロッパラウンドの最終戦。 もう、そんなタイミングか… モンツァの空は快晴だ。 雨に祟られた欧州での連戦だったが、最後の高速サーキットでのレースは完璧なドライで行われる。 今や「特別な」と冠される高速コース。 キミが370キロでぶっ飛んで行ったのは、何時の事だったろう。 今回のクオリファイでも、DRS(コースの3/4で使えるそうだ)だの KERS だので、350キロ程度の最高速には為る。 25回目(もうそんなか!)のPPのセブは相変わらずの強さだが、ストレートでの最高速は327キロでリミッターに当たる様で、恐らくは最低記録。 だが、1周のタイムは一番速い。 多くはないコーナーでの走りで稼いでのコンマ5秒と云う結果だから、凄いマシンとパイロットの組み合わせと云う事なんだろう。 ギアのセッティングが此れなら、決勝の「逃亡作戦」からしてもPPは至上命題。 其れを遣って除けるのだから、大したモンだ。 いや、「セブが出来る」と踏んでこのタクティクスを採るチームが、クリスチャンが凄いのか… エンジンパワーで優位に立つ、マクラーレンの2台が続く。 逃げの作戦のセブだが、果たしてスタートラインから距離の有る1コーナーに KERS を含めて、非力なRB7、いや、RS27-2011 が先頭で飛び込めるのだろうか? ティフォシの手前、フェリペに引張らせ迄したフェルナンドが、辛うじて4番手の位置に付けた。 マークに続いて、フェリペの順だ。

さぁ、ブラックアウト。
F1 2011年 イタリアGP 決勝
なんとフェルナンドだ。 4番手からティフォシのサイコパワーで、トップに躍り出た。 不味い状況のセブだが、後方で多重クラッシュが起こり、SC。 4周目に再開。 セブがフェルナンドを突っ突く。 翌周にセブが片輪をグラスに落として迄ものオーバーテイク。 マークはフェリペと接触して、ノーズを壊した後のブレーキタイミングが不充分。 ウォールキッスして、ジ・エンド。(この年初めてのリタイヤ) 其の後、フェルナンドのペースが伸びずに、セブは待望の逃げ切り態勢。
ルイスを抜いて3番手に上がって居たミハエルを抜き返そうとルイスが、スリップ・ストリーム/DRS/ KERS を使って再三仕掛けるが、ミハエルのブロックは巧みだ。 13周目のストレートエンドで交わしたと思ったのだが、再びミハエルが前… ジェンソンも追い付いて来て、3番手争いは苛烈。 ルイスが仕掛け損なったのを見逃さずにジェンソンが前に出たのは、16周目。 更にミハエルをアスカリ!で、ズバっと交わして行く。 華麗なジェンソン・ドライビング健在。
其の間にセブは、フェルナンドに10秒差を付けて直走る。 17周目にミハエル、続いてジェンソンもPI 、ルイスも続く。 ミハエルの後ろに戻ったルイスが、再びドッグ・ファイトを仕掛ける。 フェルナンドもピットに入り、セブも此れを見てPI 。 当然のトップで戻る。 ミハエルとルイスの戦いは延々と続くが、何とも抜けない、抜かせない。 ロスがミハエルに「幅を残せ」と「Please」するが、聞く耳を持たないね(笑)。 だが、漸く28周目にルイスがDRS効果で前に出る。 一方で、ジェンソンがフェルナンドに追い付いて、ティフォシの肝を冷やす。 だが、簡単には交わせないと見るやギャップを開けて、34周目にフェルナンドのアンダーカットに出る。 透かさず、フェルナンドもカウンターのPI して、ジェンソンの先行を許さず。 だが、タイヤ暖まりの悪いフェルナンドをジェンソンが交わせるか…やっぱり、トラクションの違いで抜き去って行く。 セブも同じ頃に最後のタイヤ交換。 此方は安泰に「超」が付く。 クルーズに入って、残り5周で15秒のギャップを築く。 作戦勝ちの美酒は、如何なテイストだろう。
ミハエルが最後のピットから戻ったのは、ルイスの後ろ。 攻守処を代えての争いには…為らなかったね。 ルイスは最後にフェルナンドに肉薄したが、フェルナンドをポディウムから引き摺り降ろせなかった。 セブ、ジェンソン、フェルナンドの順、ルイス、ミハエルが続いた。

凪@渋谷 其の2422011/09/12 20:13:36

人間ドックの結果を受けて、クリニックから「改善プログラム」為る物をを押し付けられた。 PCに毎日の体重や体脂肪率、凡その摂取カロリー、歩いた歩数等を入力する。 そんな専用のソフト迄有るのだ。 そいつは毎日、色々なアドバイスを表示するのだが、最初のデータを入れる前に貰ったメッセージが、既に「ラーメンのスープは味わう程度で」と云うのには笑った。 何で斯くも適切なファーストアドバイスに為るのだろう。 そんな訳で、今後は小生がスープを完飲しなくも、御容赦頂きたい。
亦、久し振りに為って仕舞ったが、床屋の帰りは必ず「凪@渋谷」。 リニューアルしてから2回目の訪問。 小林さんを中心に沢山の御客様を捌いて居る。 少し考えて選んだ喰券には、「豚骨つけ麺」の文字。 未だ未だ暑いので、「冷やし」は売り切れだった様だが、券売機では「冷やし」は見付けられなかったな。

凪@渋谷 其の242 -1
低いテーブルの更に低いベンチに座って待つ事、10分。 ユニークなルックスの作品が着丼。 大きなチャーシューの真中に有るのは、豆板醤。 適度にホットだ。 麺は二玉で御願いしたので、200gだ。 直喰すると、固めの細麺の喰感と風味は良い。 豆板醤を絡めて頂くと更に好みだ。 木耳は凪の名物見たいな物だが、相変わらず、沢山入って居る。

凪@渋谷 其の242 -2
豚骨味の漬汁は、世間に多くは無い。 沢山の葱を浮かべたスープはややオイリーで、多少の酸味を感じる。 温麺のスープとは、大分趣きを変えて居るのは良く判るが、工夫も多く、悪くない。 豚骨らしさは、少し抑え気味だが、其処が取り柄なんだろう。 大きなチャーシューをスープに落とす頃には、豆板醤のニュアンスがスープにも反映される。 スープを割って頂いたが、流石に全部飲むのは、止めて置いた。