今日の渦 其の405 ― 2011/09/15 01:01:00
渦のイベント用のマグナムボトルを調達にロックスオフに伺う。 と、試飲会を遣って居る。 平日に試飲会とは、珍しい。 折角なので、試飲した中からバローロを購入。 中々のクオリティだったので、渦に持ち込んで飲む事にした。 試飲会で入れ違いだった濃厚常連さんを強引に渦に呼び戻して、抜栓。
待って居る間に、ビールを一杯。
久し振りに2種盛のチャーシュー。 鶏とヒナダレ… 此は相変わらず小生のスウィートスポットを擽る。 此を頂くのなら、ワインは必然。
ジェントルなタッチと味わいのバローロは好みのテイストだが、少し大人し過ぎるかも知れない。 この日は特別価格で購入したのだが、更に3000円程熟なれると、非常にリーズナブルだと思った。 味わいは良いのだが、CPはイマイチと云う印象。
扨、着いた時刻が遅くて、程無くラストオーダーの時刻。
この夜の限定作品は、「ヒーハー」な一杯。
台湾辣油だそうだ。 此は結構辛い。 そりゃそうだ、ヒーハーを謳って辛く無いと云う人続出ではいけない。 だから、この辛さは此で良い。 ただ、小生には少々厳しい。 勿論、芳実オーナーの作品だから、辛さだけで有る筈も無く、渦本来の旨味も充分。 辛さで隠して居る物は何も無い。 豆腐が入って居る。 豆腐は辛味と相性が良いので、楽しい工夫だ。 海苔の代わりは、何と畳鰯。 此は面白い発想だが、組み合わせ的には、多少疑問符が付く。 だが、此は限定ならではの、遊び心と評価したい。 麺を喰べ終わった後で、スープを啜ると辛味が際立つので、小生にはチトしんどい。 此はダイエットソフトの教えを守れそうだ(笑)。 辛い味の好きな方に、是非御勧めします。
○心厨房@東陽町 13回目 ― 2011/09/15 23:23:00
愛犬、クラリスの4回目の祥月命日。 花を飾って遣ろうね…
気温は相変わらずの真夏日だが、陽射の角度は明らかに違って来た。
もう秋分は近い…と思って居たら、路地の脇には曼珠沙華が花芽を伸ばして居た。 こんな暑い年でも、ジャストのタイミングに花を咲かせる計算振は見事だ。 そう云えば、蝉鳴のボリュームも下がり、秋は確実に遣って来て居る。 高い気温だけが、頑固に居座って居る感じだ。
そんな昼休みも過ぎた時刻に向かったのは、「○心厨房」。 気温の所為か、此処の濃厚な塩味のスープが頂きたい気分。 燦燦斗同様に、皆さん混雑を外した心算で遣って来るのだろう。 前客は3だったのだが、直ぐに行列が復活すると云う状況だ。 券売機に貼られた季節限定の「冷やし担々麺」にとても惹かれたのだが、初心貫徹。 いや、敢えて、申し上げようかな… もう少し美味しそうな色合で印刷しないと気分が乗らないかも。
スープのとろみに貢献して居るのは、背脂も有るのだろうか。 そんなにオイリーな印象は無いが、期待通りの濃さ。 「濃い=塩っぱい」では無い。 寧ろマイルドな濃さが時に頂きたく為る。 白菜かなぁ? 厚手の野菜を細くカットした物が入って居るのもユニーク。 チャーシュウは以前よりも穏やかなイメージで、炙り具合なのだろうか、肉々しさが和らぎ、小生としては嬉しい。 中太の麺を捏ねる様にしてスープを絡め、たっぷりで頂く。 ん、美味しい。 少しだけスープの魚介が気に為るので、黒胡椒を振ってアレンジ。 ん、更に美味しい。
後髪を引かれたが、スープは半分以上残した。 ダイエット…とは云え、造り手さんには申し訳無い気持に為る。 西尾さんは「完喰、有難う御座居ました」と声を掛けていらっしゃるが、一滴残さず飲んで貰えるのは、作品が評価されたと、とても嬉しい物だと拝察する。 そんな気持ちが判るから、馴染の御店ではスープを残し難いよね。 ダイエットソフトを作った人は、そんな事迄は忖度出来ないよね~
帰り途での事、「お、放射線科だってよ…」、「原発事故の後だから、こんな診療科目が出来たんだなぁ」 …って、其れは違うだろう、高校生諸君。