花の季@大つけ麺博/浜松町2011/09/27 23:23:00

朝方の雨が上がり、気持良い秋空の下、大つけ麺博を再訪。

花の季@大つけ麺博/浜松町-1
花の季さんの作品は、是非とも頂いて置きたかった。 左側のロックンロールワンの行列を睨み乍、花の季さんの行列に付く。 と、この日も前日と同じ方に、ばったり。 小生は彼の半分も喰べないが、御互いの健闘を讃える?。 小生は何時も一杯切りなので、何度も来ないとノルマ?を果たせ無いのだ。

花の季@大つけ麺博/浜松町-2
花の季さんのブースへ繋がるルートには、野草の鉢が並べられて居て、郷愁を誘われる。 御店のイメージに良く合って居て、割烹着姿の女将さんが水を遣るシーンは絵に為るな。 大崎さんのロケ風景やロックンロールワンのブースのユウタの奮闘振りを眺めて居ると、女将さんから丁寧な御挨拶を頂く。 可愛らしい御姉さんにトッピングを訊かれたので、御肉と野菜をフルで頂く。えっと、内訳は、芽葱のコンフィ、花韮の御浸、生乾瓢の甘酢漬、豚シャブとトラウトかな、サーモンでは無さそうだ。 何れも拘りの自然が不断に盛り込まれて居る。 御姉さんが、集金をしないので、危なくトッピングを踏み倒すところだった(汗)。 400円は破格だな。

花の季@大つけ麺博/浜松町-3
この日も御喋りをし乍、楽しく頂けたのだが、麦香の有る比較的濃い鶏スープは味噌の風合(麹かも)も感じて、ノスタルジックに美味しい。 独特では有るが、奇を衒わない正当さが好ましい。 とろみは根菜の澱粉かな… 唐辛子味噌と塩でアレンジした麦が添えられて居て、途中でスープに加えると違った味わいを楽しめる。 出汁では無く、大麦茶でスープを割る趣向だったのだが、其れを忘れて、生で完飲して仕舞った。
麺は西尾さんの所で何度か頂いた小麦ヌーボーだ。 祭らない様な工夫と併せて、荏胡麻が振られて有り、香ばしくて大変印象が良い。 麺の素朴な風味と喰感はとても好みだ。 多くは無い麺量だが、つい直喰して仕舞うが、勿論スープとも良く合って居る。 いや、麺とスープだけでは無い。 トッピングの肉や野菜達は勿論、看板や張紙、野草の鉢、そして女将さんやスタッフが醸し出す雰囲気全てがリフレクトされて、この作品に昇華する。 此は花の季だけが為しうる珠玉。 どうしても一度、宇都宮を訪ねたく為った。
ユウタは忙しくして居るので、声を掛けずに会場を離れたが、亦、胡心房さんに来るだろうから…あ、ロックンにもね。