今日のめじろ 其の5272010/05/18 01:01:00

前夜の金メジは失礼して仕舞ったが、祐貴社長の体調が悪い…とか伺ったので、陣中見舞に遣って来た。

今日のめじろ 其の527-1

R店長にビールとタレ焼チャーシュウを御願いする。 このタレは、濃い味付けがされて居り、小生の好みのテイスト。 御所様には、しょっぱいとの御指摘を頂いたそうだが、小生には此位でも問題無い。 厚く大胆なカットの肉とこのチャーシュウの組み合わせは、良いと思うのだが… 前回も書いた様に少しワイルドなのが、祐貴社長らしくて良いのでは無いだろうか。

今日のめじろ 其の527-2

そんなタイミングに祐貴社長が到着。 少なくとも、コンディションの悪さを感じさせない様にして居る見たい。 で、プレミアムの醤油を頂く。 1000円の「極上」に代わって登場した800円のプレミアム。 極上と同じ油を使って居るが、具の数を減らしてコストダウンを図った。 蓮華では無く、丼を持ち上げてスープを啜ると、静かで深みの有るめじろの味わいに濃くは無いが、玄妙なテイストが加算されて居て、複雑な、そして調和が取れた巧みな味が形成されて居る。 此は素敵だ。 具を減らした事が或いはプラスに働いたのでは無いだろうか。 西尾さんの鶏油もそうだったが、油にも味わいが有るのを改めて感じる。 醤油とのマッチングも良いし、この作品を主体にしたいのだが、そう沢山は提饗出来ないらしい。 めじろ本店の麺は云う迄も無く、小生好みで最高だ。 気が付いたのだが、薬味の葱の切り方が素晴らしい。 幅が細いのも然る事乍、其れが揃って居る。 見た目も綺麗だし、味わいにも絶対に貢献して居る。 此は、Hチャンの手に依るのだそうだ。 細かいポイントだが、差が出る処でも有る。 当然、完飲・完喰。 この一杯は特別に美味かった! 御馳走様。

今日の渦 其の3062010/05/18 19:13:38

前夜小父さんに付き合って呉れた、渦の常連のN子ちゃんから、親孝行のワインを選びたいとのメールを頂く。 丁度、夕方にロックスオフに伺おうかと思って居たので、「今夕なら」と返す。 で、ロックスオフでワインを調達したN子ちゃんと渦へ向かう。 細腕の彼女は3本のボトルに翻弄される感じだ(笑)。 ワイン選びを楽しんで居たので、SP為らず。 でも、先客の皆さんはテーブル席に着かれたので、何時もの奥のカウンターへ滑り込む。 先日も小生の相手をして下さった、Nさんが久し振りに、「MNコンビ」で来られて、皆で乾杯。

今日の渦 其の306-1

小生がロックスオフから提げて来たのは、白。 勿論、小生では無く、N子ちゃんの嗜好から、ロックスオフの御店主にセレクトして頂いた。 五線譜の洒落たエチケットのボトルは、「ブラン・フュメ・ド・プイィ ディディエ・ダギュノー」、ソーヴィニヨン・ブラン。 小生が購入する白としては少し高級だったのだが、流石に旨い。 少し冷たくしたかったので、空冷のワインクーラーに保冷剤と水を流し込んで、何処かのホテルの黒服さんが遣った様にクルクル廻して見た。 水が溢れて、カウンターは「子供の水遊び」状態。 一方で、「大人の火遊び」の方が似合いそうなファッションはN子ちゃん。 見兼ねた芳実オーナーが、ステンレスのワインクーラーを冷凍庫でキンキンにして渡して呉れる。 此で、あっと云う間に課題解決(笑)。 この白は、ソーヴィニヨン・ブランらしい厚みが有り乍、N子ちゃん好みの華やかさも充分で、スキっとしたミネラル感が溌剌とした印象さえ齎して呉れる。 試飲した芳実オーナーの感じた印象が可也的確でしたねぇ… 流石。

今日の渦 其の306-2

今日の渦 其の306-3

で、「ブラン・フュメ・ド・プイィ」を楽しみ乍、最初に頂いたのは、スモーク3種盛。 黒板に書かれて居るのを選んだのだが、チーズとソーセージと味玉を燻製にして、一皿に盛って有る。 半熟の味玉は全部N子ちゃんに任せて、チーズとソーセージだけを頂いたが、燻製特有の味わいが充分に出て居る。 芳実オーナーの十八番に加わるのも遠くなさそうだ。 でも、ワインを合わせるなら、赤の方がベターだろう。 野菜スティックや白子(シラス)のピザ等は皆で適当にシェアして居たので、自分が何をどれ位喰したのか、記憶が曖昧に為って居る。
今日の渦 其の306-4

今日の渦 其の306-5

持ち込みばかりではいけないと、2本目はセラーからエル・マセットを取り出す。 このタイミングで、漸くチャーシュウの3種盛を御願いする。 やっぱり、エル・マセットとの相性は良いなぁ。

今日の渦 其の306-6

主麺は、醤油ラーメン。 ハーフサイズにして頂いた。 このハーフサイズと云うメニューが有るのは本当に嬉しい。 麺屋バーの面目躍如だが、〆のラーメンを半分のボリュームで頂けるのは、有り難い。 其の醤油ラーメンだが、この夜は白ワインから入った事も有ってか、上品で味わいの機微を充分に感じられる。 塩も良いし、醤油も良いし…で、有り難い。
ワインとN子ちゃんをタクシーで運んで帰ると、もう日付が変わって居る。 どんだけ粘着して居たのだろう(汗)。

西尾中華そば 其の1192010/05/18 19:40:15

日曜日の朝、前夜に沢山飲んで居ても、7時には起きる事にして居る。 此れでも平日よりは2時間も寝坊なのだ。 で、メールをチェックすると面倒事が起きて居る様で、ネクタイを締めて飛び出す。
NCSの開店1周年のスペシャル3連発の最終日。 この日は煮干では無く、名古屋コーチン。 前々日の比内地鶏に続く鶏スープ。 と為れば、前日の轍を踏みたくは無い。 どのタイミングに行くか、行けるか… 湘南新宿ラインの中で必死に調整。 で、赤羽から上中里へ出るコースで、シャッターで伺う事にした。 初夏の陽射の中、旧古河庭園の北側の小路を足早に進む。 地縛が咲いて居るので、フォトテイクしたかったのだが、気持ちに余裕が無く、素通り。

西尾中華そば 其の119-1

11時5分に到着すると、6人目のポジション。 遣った、ファーストロットだ(笑)。 シャッター先頭の4人にのみ、椅子が提供されると云う優遇制度が有るのだが、暖簾と同時に御馴染さんが、其々の椅子を持って店内に消えるのが可笑しい。 10分前倒しで開店したが、直ぐに数人の行列に為る。 此れでも前日の半分以下との事。 土曜人気なのか、煮干人気だったのか… 両サイドの方がビールを頼まれたので、西尾さんが「挟まれましたね」と笑う。 Kさんも大忙しで、二人体制に為ったのに、何で二人とも忙しいの(笑)??

西尾中華そば 其の119-2

扨、名古屋コーチンのスープ。 矢張、蓮華を使うよりも丼を持ち上げて、ズイズイと啜る方が、美味しく頂ける。 前々日の「比内地鶏」よりも、ライトな印象が有る。 初口では、少し薄いのか…とミスジャッジ(偉そうな)する位だ。 だが、此れは西尾さんの得意とするアプローチで、直ぐに此れで良いのだと納得させられる滋味が湧き出して来る。 名古屋コーチンが醤油スープに適切な相性を持った鶏だと判るのに、そう時間は掛からない。 このソフィスティケイトされた一杯は、スペシャル3連発を締めるに相応しい。 鶏チャーシュウに限って云えば、前々日の方に軍配を上げたく為るが、此方も充分以上に滋味鶏で有る。 勿論、豚のチャーシュウも美味。 煮干風味だった前日は、麺も違ったと話して居らした様にも聞こえたが、この日の麺は比内地鶏の時と同じだと思う。 マサ配合の細麺は、何も文句の無い巧さ、美味さ。 そう云えば、メンマが乗って居る。 此れで3回目かな? メンマが乗った作品は。 今回も完飲・完喰。
さぁ、行かねば、行かねばと外へ出ると、行列が延び始めると云うタイミングの様に見えた。 案の定、この後は土曜日以上の修羅場に為ったとか…