凪＠渋谷 其の２２３ ― 2010/04/01 01:01:00
随分と久し振りに、宝塚観劇。 若い時よりも生意気な批評をせずに、素直に楽しめた様に思うので、此れからは時々行って見ようかと云う気にさせられた。 有楽町では無く、神宮外苑での公演だったので、２１時の終演後にタクシーで凪＠渋谷へ。 「ドンチッチョ」でも良かったのだが、奥さんが「そんな気分で無い」とラーメンを選択。 （珍しい…） 前週の水曜日の夜は夏さんが居らした様だが、この夜は御不在。 中山競馬場に会いに行けば良かったのかしらん。 店内は入れ替わり立ち替わりだが、常に満席に近い状態を維持。 ミィさんを中心に３人で廻すのも大変そうだ。
ビールで喉を潤して、宝塚の話で奥さんと盛り上がる？ 漸く御願いした摘みは、「木耳炒め」と「凪餃子」。 「蘖炒め」も差し入れて頂き、好い加減御腹も膨れる。 こんなにたっぷりの木耳は珍しいので、奥さんも吃驚。 チャーシュウが仕込まれて居るのも、嬉しいね。 凪餃子は大蒜を使って居ないので、奥さんも小生も安心して頂ける。 相変わらず、全て手造りのモチィ～喰感が良い。 炒めた蘖には、ミィさんの特製味噌が乗り、味わいをアレンジして居る。 此方にはガーリックも少々加えて有る見たいだが、美味しい。
「中々」を呑み切ったので、「松露」を開けて頂いた。 この「くろむぎ」と書かれた瓶の焼酎は、濃い麦の味わいで、フルボディタイプ？ ２杯頂いた処で、主麺を… 奥さんは「モヤシラーメン」だったのだが、大分残して仕舞い申し訳無かった。 m(_ _)m 小生が御願いした焼きラーメンをシェアすれば良かったのだが… 其の分量は、１玉半で御願いした。 相当に濃厚な豚骨風味だ。 以前の少し帆立風の味わいだった頃の濃度よりも、可也コンクで、喰べ応え充分。 この日は既に沢山頂いて居た事も有って、勿論美味しいが、もう少しライトでも良いかと感じた。 この頃には、入店当初に感じて居た、豚骨匂にはすっかり馴れた。 床がオイリーで、スリッピーなので、接地面積の少ない靴の女性の方は気を付けた方が良いかも… あ、先日、拝借した「渋傘」をオフィスの傘立に置いた儘に為って居る。 早く御返ししないといけないね。
西尾中華そば 其の１０８ ― 2010/04/02 01:01:00
あっと云う間に４月に為り、この朝は１５度近い気温。 定樹観察の桜も３輪が皆、花開いた。 日中は１８度の予報で、コートを羽織らずにオフィスに向かう。
オフィスの移動時刻を昼休みに重ねて、西尾中華そばに顔を出す。 「担々麺ですね？」と西尾さん。 以前に造った担々麺とは、大分違うとの事。 先ず、芝麻醤（チーマージャン）、白胡麻の風味がタップリ。 西尾さんが沢山用意し過ぎたと云う噂も有る(笑)。 糸唐辛子を飾った白髪葱の上に乗って居るのは、松の実。 パクチィだと好みが分かれるので、此にしたそうだ。 葱の下の肉は豚。 挽き肉の様な味噌肉… 不思議なタッチに仕立てて有る。 辣油を振り撒いたスープは、辛そうにも見えるが、其れ程では無い。 とは云っても、身体は火照って来るので、この日は開けて有る扉から吹き込む風が気持ち良い。 喰べ進むとスープに具が沢山潜む様に為る。 スープのテイストや肉の喰感から、渦の「麒麟」を思い出す。 テイストは随分違うが、発想に共通点を感じるな。
京都銀閣寺ますたにラーメン＠日本橋 ７２回目 ― 2010/04/03 01:01:00
桜散の大風が吹き、電車のダイヤは大幅に乱れる。 定樹観察の桜花、実は４人姉妹だったのだが、末娘が寒そうだ。 長女の花弁には雨滴が見えるが、駅のホームからは淡い虹も望めた。
夜には伺え無い代々木の「金メジ」だが、結局、運行状況が怪しくて、昼にもめじろに顔を出す事が出来なかった。 この週は、めじろにも渦にも縁が無かった…寂しいねぇ。 雨に合わない様にと、雲の動きを EMONE でチェックし、タイミングを測って飛び出す。 地下通路を一番長く使えるのは、日本橋に位置する「ますたに」だ。 多少の雨なら、「春雨」を気取りたいが、 「ますたに」に駆け込むと雨脚が強まる。 丁姉さんが確り、「固目、４０秒ですね」と念を押して呉れる。
この日は遊び心で、白胡椒を振って見た。 だが、辛さは増すが、風味には殆ど影響しない。 この「騙しスープ」は、相当に強固で有る事を改めて実感。 何時もと何ひとつ変わらず、ブレも非常に少ない一杯は、勿論、美味しいのだが、慣れ過ぎて仕舞い、少し面白味に欠ける様にも感じて仕舞う。 「辛味噌」なんてメニューも有るので、次回はトライして見ようかしらん？ でも、「固目４０秒ですね？」と問われたら、「ハイ」と答えて仕舞うだろう… 店を出ると、急に雨脚が衰えたのは、日頃の善行の賜物と考えよう。
