今日のワイン 其の5182011/01/08 16:50:11

ラ・ミシオン・カベルネ・ソーヴィニョン メルロー
La Mision Cabernet Sauvignon-Merlot 2008 WILLIAM FEVRE CHILE

今日のワイン 其の518-1
大粒の雨が窓に描かれた「naginicai」の文字を叩く。 そんな夜の最後の1本は、此れ。 シャブリで高名なウィリアム・フェーブルが智利(チリ)で手掛けるワイナリーだ。 このボトルはリーズナブルなプライスレンジだが、評判は上々。

今日のワイン 其の518-2
グラスの中の色相は相当に濃くて、紫を感じるガーネットカラー。 ブラックベリーのブーケが強く。 CSだねぇ…と知れるが、少し青い匂いが気に為る。 口当たりは柔らかいが、ブラック系やラズベリーの熟成感の有るテイストが沢山。 スパイシーさは然程では無く、タンニンはマイルドで厚みの有るタイプ。 酸味は少し若くて、比較的甘さを抑えた造りだ。 何と云うか…高級感は無いのだが、安っぽさも無い。 だから、まぁまぁ評価して貰えるって事だろう。

今日のワイン 其の5192011/01/09 21:21:12

バルベーラ・ダスティ ラ・リーヴァ アルフィエロ・ボッファ
ALFIERO BOFFA la Riva BARBERA D'ASTI 2001

今日のワイン 其の519

山歩きが趣味の大将とみよし鮨の常連諸兄に誘われた、「江の島・鎌倉30キロウォーク」。 小生には半分が限界で、ハイキングコースを前に途中で切り上げたのにも拘わらず、「御疲宴会」に合流すると云うそんな我儘を認めて頂いた。 其処で皆さんが山を歩いて居る頃に、定休日の試飲会で賑わうロックスオフに押し掛けて、無理矢理、用意して頂いたマグナムボトルが此れ。 「バルベーラに拘り、土地の個性に拘る自然派」と云うカンティーナ、ボッファの2001年。 翌ヴィンテージなら悩んで仕舞うが、2001年がこのプライスなら御の字だろう。 みよし鮨に戻って来た皆さん。 ビールからスタートかな…と思って居たら、このワインの売れ行きが良くて、なんとビールで乾杯する前に空いて仕舞った。 マグナムボトルだったんだけどなぁ…(笑)。
色は、赤と云うよりも緋色で陽光を受けると美しい。 ブーケには、バルベーラらしい少し甘い赤系統の果実香が有る。 思った以上に複雑な香りで、バルベーラを飲み付けない皆さんからは、「珍しい香り」の声が上がる。 そんなに重いタイプでは無いのだが、確りした骨太のイメージが有る。 酸味は強くなく、ややスパイシーなのだが、直ぐに落ち着いて熟成香が出て来る。 するとタンニンの円さが貢献して、穏やかさが前面に押し出されて来る。 こう為ると「バランスが良い、飲み易い」と云って貰える様に為る。
皆さん、「バルベーラ」を覚えて下さった(ホント?)様で、良かったかも。

今日のワイン 其の5202011/01/09 21:29:33

シャトー・ルミエール 白
Chateau Lumiere Bran 2008

今日のワイン 其の520-1
先日、渦のBBQキャンプのオプショナルツアー?で伺った、ゼルコバで頂いたのが、07年。 この夜、naginicai で夏さんが出して下さったのは、08年ヴィンテージ。 セパージュは、セミヨン、シャルドネとソーヴィニヨン・ブラン。

今日のワイン 其の520-2
淡い液体のカラーだが、ブーケの杏やバニラ香は、ゼルコバで頂いた時よりも薄い印象だ。 口に含んだ印象にもそんな儚さを感じる。 テーブルに焼いたパンが置いて有る所為か、トースト感も有るが、屹度、樽由来だろう。 前回はもう少し、切れが良かった印象が有るが、今回は酸味も不足して居て、少しダルで、コクも然程では無い。 あれぇ、07と随分印象が違うなぁ…