ラーメン凪 炎のつけめん 其の1 ― 2011/01/18 01:01:00
プレオープンに続いて、2回目の訪問。 NCSでも良く御一緒するMさんと…此方で御目に掛かる事の多い御嬢さんがカウンターに居らっしゃる。
「天井シロッコ」(笑)を避けて一番奥に陣取り、最初はやっぱり、エーデルピルスでBさんと乾杯。
ワインは仕入れた赤が払底して仕舞ったと伺ったので、麦焼酎をリクエスト。 余り横車を押さずに、店のムードやポリシーや品書に見合ったアルコールを頂くべきで有ろう。 御二人はテキーラですが、小生は麦焼酎から「中々」をセレクト。 何時も口にして居るボトルが有るのは、嬉しい。
御通しのチャーシュウを頂き乍、「中々」を楽しんで居ると…
Bさんが、「鶏で何かしましょうか?」と訊いて下さるので、「して、して…」(笑)と御願いした。 丁度、調理の様子が見える席。 丁寧にじっくり調理されるのが良く判る。 そして、ば~んと登場したのが此れ。 醤油ベースのタレを拵えて、焼いて下さった逸品。 凄く美味しい… 肉も上質だけれど、このタレが素晴らしい。 ガーリックチップで少し香りを付けて居るが、この風味だけで唾が湧いて仕舞う。
2杯目の「中々」のグラスを干した処(適正量)で、この夜の〆は「中華そば」。 つけ麺主体の店に為ったが、中華そばもメニューに有る。 階下の麺を使うが、スープの味は全く違って、つけ麺の漬汁と似たテイスト。 煮干は強く無い。 シンプルな濃い醤油味のスープと云った作品だが、切れが良く、潔くて、濃度の割にはスッキリした味わいだ。 「やや」と云う程度の細麺とも良くマッチして居る。 薬味の葱を巻き込んで、スープを絡めるとベターかな。 最近はこんな作風のラーメンが少なく為って居るので、一寸ノスタルジーを感じられて気持ちが安らいだ。
蜂屋@神楽坂 ― 2011/01/18 23:23:00
この日は所用で飯田橋界隈で昼喰。 近傍にオフィスを構えるパートナーさんと一緒に伺ったのは、蜂屋さん。 このパートナーさんは小生のオフィスに来られると、「ますたに」に行かれるラーメン好き。 氏の解説に依ると新横浜のラーメン博物館から移転して来た人気店で、旭川ラーメンとの事。
醤油ラーメン(750円)の喰券を渡すと、「油、どうしますか?」と店員さんに訊かれた。 思わず少な目と答えて仕舞ったが、焦がしたラードを使って居る割には、然程オイリーでは無い。 一寸珍しい味わいで、香ばしくて甘い中に少し薬っぽい様にも感じる風味のスープだが、直ぐに慣れて仕舞い、更に美味しいに転じる。 醤油ベースで豚骨と煮干なので、少し黒胡椒を使ったら、中々好きな味わいに思える。 麺は加水率が可也低そうな印象で、少し平べったい中庸な太さ。 確かにボソっとはして居るが、スープとの絡みは良い。 パサパサしたチャーシュウは、腿肉で薄い割に喰感がフニャっとした感じで、何とも違和感が有る。 だが、まぁ不味い訳では無いね… 結局、後を引くスープに惹かれて、完飲。 ボリュームが控え目なので、小生には丁度良い量に感じたが。学生街だと大盛デフォなのかも知れない。
創業時の鯛節を復活させた「古」(いにしえ:Initiate と掛けたらしい)とか、店名を冠した1000円の一杯とか有るので、其方が御勧めなのかも知れない。 でも、高いよねぇ…