西尾中華そば 其の1782011/01/08 10:26:45

人日(じんじつ)の節句、即ち七草。 兼ねてより、「七草・塩ラーメン」の予告は為されて居た。 但し、年が明けても予告貼紙に日付が入らない儘だった。 其処で伺って見たら、矢張、7日に遣るとの事。 但し、そうスペシャルな一杯では無く、最後にスープに投入すると七草粥に為る御飯を用意する…との事。 七草粥なんて、子供の頃でも喰べた記憶が無いかな… 希有な機会を逸しては為るまいと、霜降に向かう。 2011年は七草が金曜日、詰まり鶏中華(塩ラーメン)の日と云うのも、何かの符合だろう。

西尾中華そば 其の178-1
夜の営業時間に伺うと、貼紙に日付が入ったので、其れを店外から1枚。 七草を配らった御飯に鶏中華のスープを掛けて…と云う趣向だ。 では、麺が伸びない内に鶏中華を先に頂く。 そう云えば、鶏中華を頂くのは久し振りだった。 マイルドだが、少しオイリーなスープは塩の尖った印象は皆無。 鶏の滋味を不断に振る舞うので、鶏油も多目に為るのだろう。 乗って居る鶏チャーシュウは柔らかいし、スープのテイストを吸って、とても良い感じだ。 西尾中華の鶏チャーシュウは殊更に美味いと思う。 マサ配合麺は、塩スープだと少しザラ付き感が増幅される感じもするが、相性が悪い訳では無い。

西尾中華そば 其の178-2
残したスープを七草御飯に掛ける。 色合いも良い感じだ。 で、頂くと青い味がほんのりと塩スープに混ざる。  七草自体がそう強いテイストでは無いので、芹を多めに配して居るそうだ。 考えましたね。 うん、サッパリした処へやや濃いめの鶏塩スープ… 上手く嵌りました。

此方のフォトも Viewer2 で編集。 フォトテイクと云えば、西尾さんのブログで「丼以外にも写真撮影をして他のお客さまも被写体になってしまったであろう」と云うクレームが有った事を知った。 小生も貼紙や西尾さん、小林さんにレンズを向ける事が有るが、他の御客様をフレームインする事は決して無い。 だが、其れは撮って居る側のエクスキューズで、撮影者以外には画角(どの位の範囲が撮られて居るのか)が判らないので、「撮られて居るかも知れない」と云う思いがするのは、無理からぬ事だと多いに反省した。

今日のワイン 其の5152011/01/08 16:29:05

シャトー・ルミエール カデット 白
Chateau Lumiere Cadette Blanche

年も改まったのに、ワイン記事は未だ前年の秋を彷徨って居る。 最新記事は579番だが、ほぼ全部の記事は書き上がって居るので、推敲を急がねば… あの文章で推敲して居るの?! って、突っ込みは乞御容赦。

今日のワイン 其の515

奥さんの実家に奥さん系の親族が大集合。 婿殿も初めて、此処に遣って来た。 メインディッシュは鮨と聞いたので、先日、一宮に伺った際に余分に?購入したボトルを提げて行った。 ルミエールの商品体系はやや複雑で、位置付けが判り難いと云う話題も有るが、以前より「若者」と云う意味の「カデット」は、セカンドのポジションとされて居る。
此方も山梨の甲州種とソーヴィニヨン・ブランのブレンドで、インポートされた葡萄は入って居ない。 淡いと云うよりも薄いと云う印象のカラーで、ブーケも乏しいが、若く華やいだ香りが控え目に立つ。 口にすると結構、ミネラリーなのだと思わされる。 勿論、フルーティな酸味は充分だが、カチっとした硬派な印象だ。 少し時間が立つと、キリキリした印象の角が取れて、熟成感が少し沸いて来る。 これ位のタイミングで、鮨とか和喰との親和性が高まりそうだ。 多少、淡泊に過ぎるかも知れないが、良い相性だと思う。

今日のワイン 其の5162011/01/08 16:35:26

シャトー・ルミエール イストワール 白
Chateau Lumiere Histoire Blanche 2009

今日のワイン 其の516-1
親族会議の後、婿殿、娘、奥さんと4人。 大雨の中、naginicai に遣って来た。 娘達が是非にと云う事だったのだが、夏さん、Bさんに西尾さんも来て下さって、賑やかな二次会?と為った。

今日のワイン 其の516-2
最初は、矢張、ルミエールのイストワールの白。 カデットの白の後としては、適切な選択だったのだろうか? 因みに、カデットが以前から有るセカンドなのに対して、イストワール(歴史と云う意味)は、セカンドと紹介される事も有るが、プライスレンジは同じにして、山梨県産のデラウェアとミルズ、長野県産のシャルドネをアッサンブラージュすると云う、斬新な切口で新しく2009年に醸造が開始された。 一寸、ネーミングとの齟齬を感じるのは小生だけだろうか。 (此れから歴史を刻むと云う意図だそうだ)
今日のワイン 其の472」に取り上げたばかりなので、テイストに関しては今回はパス…と云う事にしたいが、喰事に合わせ易い便利な味わいと申し上げて置こう。