三ツ矢堂製麺＠辻堂／藤沢 ― 2011/01/14 01:01:00
この夜は地元の寄合。 其の前に予てから伺って見たかった、三ツ矢堂製麺に向かう。 新しく出来たビルのレストランフロアに有る客席数の多い御店（何処の店もスペーシャスだなぁ）。 客席の真中に製麺機が鎮座して居るのも、中々のレイアウトで、流石に店名に「製麺」を入れるだけの事は有る。 早い時刻だったので、モダンな女性ヴォーカルの流れる広い店内には小生だけだった（後客１）。 通路に面したオープンスペースっぽいエリアは避けて、製麺機の陰？のテーブルに着く。 御兄さんの接客は好ましい。 ２００ｇの「小盛」を御願いした時に「相当少ないですよ」、とアドバイスして呉れたのは当然としても、小生が席を立つ時に足元の荷物籠を然り気無く、除けて呉れたり、会計のマナーも確りして居たな。 オジサンにも笑顔の対応だったし… 此れでこの店の印象は相当にアップする（逆も真也）から、アルバイトさんでもスタッフのクオリティは大事にしなくてはいけない。
フォトは麺と漬汁のコントラストを強調したので、トレイの黒が沈んで仕舞った。 其れにしても酷いコンポジションのフォトで…
豊富なメニューだが、初回訪問だったので、一番ノーマルと云うかプレーンなつけめん（７８０円）を御願いした。（「チーズソースつけめん」とか「月見納豆つけめん」とか、有るぅ…） 麺の温度を４段階から選べると云うのは初めてだが、ノーマルな冷やもりで御願いした。 因みに、「熱もり／ぬめり落し／、冷やもり／氷締め」の４段階。 茹時間が長い所為か、着丼には１０分以上の時間が掛った。 奇麗に折り畳まれた麺は、太くて腰の有るタイプ。 弾力も充分で、喰感は優。 一方で味わいは余り中華麺っぽく無い風味で、直喰して見ると饂飩の様な印象。 七味を振って頂くと、勿論、美味しいのだが、優等生で特徴に乏しい。 尚、前述した麺量は茹でた後の重さなので、此れで３００ｇの「並」。 一方で、漬汁はやや甘味を強めた濃厚な魚介豚骨。 酸味も可也出て居るが、魚介は強く無い。 メニューに書かれた様に、柚子風味を効かせて有る。（柚子抜も出来るそうだ） 小さくスライスしたチャーシュウは、少々吝嗇な印象を与える。 太いメンマはやや固くて、筍の下の部分で造った様な印象。 鳴門は長く斜（はす）にスライスして、細くカットすると云う珍しい切り口。 全体として漬汁も無難に纏めた感じで悪くは無いのだが、感動は薄い…かも。 つけ麺の専門店かと思ったら、ラーメンや和えそばもメニューに有る。 次回は喰べて見る？
