月島ロック@月島 ― 2011/01/22 01:01:00
思い立つのが、何時も定休日の月曜日だったので、中々伺えなかった「月島ロック」。 オフィスからもそう遠くは無い。 この日は乱れたダイヤが寧ろ幸いして、15分程で到着。 地下鉄大江戸線の月島駅から1分の場所は、直ぐに判った。 夜はバー営業と云う店内は洒落て居るが、吉野家の様な真ん中にサービススペースの有る対面カウンターは、顔を見合わせると一寸恥ずかしいかも。 奥の席からはガラス張りの厨房が良く見える。 若い方が調理をされ、ホール担当のスタッフは女性だ。 前客5で後客4と云う状況で、意外に空いて居る印象。 町田の本店?に伺った事は無いが、大変な人気と伺って居たので、此方も行列かと思って仕舞った。 二種類の醤油ラーメンの内、魚介の弱そうなノーマルテイストの店名を冠した作品を御願いする。(850円也) (カレーや御飯物もメニューに載って居る)
フォトはS001で撮った。
直径が短く、深さの有る丼で提饗された醤油ラーメンは、トラディショナルな味わいに思えるが、屹度、色々な細工を施して、そう思わせて居るのだろう。 真性醤油テイストに豚と生姜の香りは、小生の好みのテイストだ。 ややライトにも見えるクリアなスープの味わいは、薄味でも無く、勿論、濃くも無い。 巧く閾値を捉えて居るように思う。 細かい薬味葱とスライスされた白葱が配らわれて居るが、スープの醤油味にマッチした葱だ。 長~い穂先メンマが乗せられて居るが、小生は穂先メンマが大好きなので、此れでポイントが高まる(笑)。 チャーシュウは大振に見えるが、此れは丼の所為。 味わいは多少押さえた感を禁じ得ない物だが、濃い味にして仕舞うとスープとのバランスが悪く為るからなぁ… 麺は断面が矩形の細麺。 小麦粉の風味は有るが、比較的特徴の薄いタイプで、スープの邪魔はしない物の何だか物足りなさを感じて仕舞う。 もう少し、固茹にして頂くとベターかも知れない。 このスープには、郷愁を感じる旨味が有り、結局、蓮華で掬って完飲。 丼を持ち上げて…と云う形状の丼では無いよねぇ。 町田の御店にも是非伺いたいと思わされた一杯だった。 いや、近い内に屹度…
今日のめじろ 其の573 ― 2011/01/22 17:06:57
金曜日の夜には予定が入る事が多いのだが、そうで無ければ、代々木に伺う事にして居る。 この夜は普段よりも少し遅い時刻に暖簾を潜る。
乾燥した空気の中を遣って来ると、最初はビールがどうしても欲しく為る。
力丸店長がウッドブリッジを仕入れて呉れて居たので、メルローのボトルをピックアップ。 社長と云うよりも用心棒だか、ゾンビだか… 写り込んで仕舞った(笑)。
前の週に頂いたチャーシュウは、恐ろしく好みだった。 「先週と同じチャーシュウ」とリクエストすると、将にあのテイストが提饗された。 いやぁ… このタレ焼チャーシュウは美味い! 原価計算すると… と、立派な金額のチャーシュウなのね。 この分厚さが亦、マッチするテイストなんだよねぇ… 御所様の評価を伺いたい物だ。
「焦がし葱をたっぷり入れた醤油ら~めん」と祐貴社長に御願いして造って頂いた。 此れも文句無く、小生のテイスト。 この醤油と焦がし葱の味わいはめじろして居るよねぇ。 この一杯と前述のチャーシュウにウッドブリッジ… 此処は至福の場だ。 って、この夜は小生のペースが少し速かった様で、可也御機嫌さんだった感じ。 御迷惑を御掛けしなかったかと、一寸心配な小生で有る。
海鳴@鎌倉 其の84 ― 2011/01/22 17:58:13
土曜日の午前中に鎌倉の妙法寺を訪ねた。
其の帰りに海鳴(うなり)に寄る。 2年振り以上だろう。 以前は毎週の様に伺って居たのだが、歳を取った所為か、鎌倉に足を延ばすのが億劫に為って仕舞い、足が遠のいて居た。 今井さんが小生の姿を見て吃驚されて居たが、未だ生きて居ます…(笑)。
メニューの中から懐かしい「柚子醤油」をセレクト。 兎も角手際が良い今井さんだが、其の技は健在。 急に御客様が増えたのだが、あっと云う間に丼を提饗して行く。 相変わらず、光速の調理だ。 勿論、速いだけで無くて、美味しい。 この柚子醤油は、懐かしい。 以前に頻繁に伺って居た頃が思い出されるテイストだ。 油を使わないアッサリな味わいだが、薄い訳では無くて、上品で穏やかな醤油の濃さと柚子香のマッチングが素敵な一杯だ。 其処に魚介の風味が巧く絡む。 以前よりも少し煮干香が強く為った様だが、きちんと処理された煮干風味なので、小生にも風雅に思える。 最後に動物系の味わいがそっと遣って来る匠さで、完喰・完飲。 こんなヘルシーメニューは嬉しい。 スープに浮いて居る油は、チャーシュウ由来だが、今井さんのチャーシュウは、昔から好み(良く当てで焼いて頂いた物だ)だが、相変わらず、サッパリの中に充分な旨味を閉じ込めて居る。 柚子醤油のスープともバッチリ合う。
鎌倉の寺社巡りを再開しようと思って居るので、海鳴訪問もそう間を開けずに済みそうだ。 週末散策の後にこの一杯…最高じゃないですか!