今日のワイン 其の5192011/01/09 21:21:12

バルベーラ・ダスティ ラ・リーヴァ アルフィエロ・ボッファ
ALFIERO BOFFA la Riva BARBERA D'ASTI 2001

今日のワイン 其の519

山歩きが趣味の大将とみよし鮨の常連諸兄に誘われた、「江の島・鎌倉30キロウォーク」。 小生には半分が限界で、ハイキングコースを前に途中で切り上げたのにも拘わらず、「御疲宴会」に合流すると云うそんな我儘を認めて頂いた。 其処で皆さんが山を歩いて居る頃に、定休日の試飲会で賑わうロックスオフに押し掛けて、無理矢理、用意して頂いたマグナムボトルが此れ。 「バルベーラに拘り、土地の個性に拘る自然派」と云うカンティーナ、ボッファの2001年。 翌ヴィンテージなら悩んで仕舞うが、2001年がこのプライスなら御の字だろう。 みよし鮨に戻って来た皆さん。 ビールからスタートかな…と思って居たら、このワインの売れ行きが良くて、なんとビールで乾杯する前に空いて仕舞った。 マグナムボトルだったんだけどなぁ…(笑)。
色は、赤と云うよりも緋色で陽光を受けると美しい。 ブーケには、バルベーラらしい少し甘い赤系統の果実香が有る。 思った以上に複雑な香りで、バルベーラを飲み付けない皆さんからは、「珍しい香り」の声が上がる。 そんなに重いタイプでは無いのだが、確りした骨太のイメージが有る。 酸味は強くなく、ややスパイシーなのだが、直ぐに落ち着いて熟成香が出て来る。 するとタンニンの円さが貢献して、穏やかさが前面に押し出されて来る。 こう為ると「バランスが良い、飲み易い」と云って貰える様に為る。
皆さん、「バルベーラ」を覚えて下さった(ホント?)様で、良かったかも。

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