ラーメン凪 炎のつけめん 其の0 ― 2011/01/11 01:01:00
小生の隠遁スポットの naginicai が新年早々リニューアル。 タイトルの様な辛さを売りにしたつけ麺屋さんとしての再出発だ。 ビストロ風の此れ迄のスタイルの方が、小生には向いて居るのだが、ワインを飲まれるのは小生だけでは無い様で、暫くはワインも置いて頂けると西尾さんから伺った。 有り難いが、我儘を云ってはいけないと反省。 2011年は、凪絡みで反省案件が多いな… 開店に先駆けて、プレオープンが1日半の期間で実施されたが、其の最終日の夜に伺った。 既にテーブル席には、「香ばしい」(って、正しい表現?)諸兄が御集りだ。 カウンターの奥手前に空き席を見付けて、其処にモゾモゾと入れて頂く。 天井降ろしの暖風で、コート、ジャケット、セーターと3枚脱ぎ。 厨房には、西尾さんとBさん。 料理上手なBさんの御摘みが、オムレツを除いて、メニューから消えて仕舞って、寂しいねぇ。 あ、「本日のオススメ!」に少々有るかな。
先ずはビールを頂いた。 渦に負けない位に暗いんですが… E-PL1 の手振補正を頼りにじっくり撮って見た。 其れを OLYMPUS 純正のソフトで現像、編集して遊んだ結果が此れ。 このサイズでは余り判らないが、現像ソフトの力って、凄いのね… ISO3200 で撮って居るので、ノイズリダクションを強く掛けた結果、少しノペっとした仕上がりに為って居る。
未だセラーに有った白ワイン、「カサーレ・ヴェッキオ ペコリーノ」。 プライスがボトルに書いて有る「葡呑」流。 Bさんが背景に入るタイミングを計って、シャッターを切った。 寸胴掴みの手袋が如何にも邪魔だが…(笑)。
実はこの日の昼は新年会だった… 紹興酒をしこたま飲んで居たので、ゆっくり飲むワインには適切なボトルだった。 酸味を抑えたペアの穏やかな味わいが、この夜の気分に合う。 西尾さんや渋谷の新しいスタッフに為られるSさんにも御手伝い頂く。
Sさんが帰られた後に天井降ろしのシロッコから逃れて(笑)、一番奥にズリズリと移動。 今度はトロピカル・ミスト…凄い湯気が茹麺機から立ち昇る。 でも、乾燥空気に晒された喉には良いかも。 このフォトにはファンタジック・フォーカスを掛けてフォグを強調。
此れは丁度来て居らした、サニーディの田中さんの御土産の宇和島のじゃこ天。 皆さんと一緒に御裾分を賜りました。 練製品苦手の小生にも凄い美味! 良い物は美味しいのですね。 御馳走様です。
小生に観念動力(サイコキネシス)のパワーが有るなんて、云われる迄気が付きませんでした。 折角なので、精神集中を途切らさない様に注意して、1枚撮って置きました。 ね、グラスが浮いて居るでしょう? 画質は整えましたが、勿論、合成写真なんかじゃ有りませんよ。
試喰に伺ったのだから、きちんとつけ麺を頂いた。 皆さん、「炎」、或いはノーマルと両方のつけ麺を試喰されていらっしゃる。 「炎」には辛さの度合いが5段階有る(標準は2)が、其の単位は、「辛ット」だそうだ(笑)。 小生は辛く無いノーマルな「つけ麺」を「並」の200gで御願いした。 太麺に加えて、「一反も麺」も乗って居る。 小生はこの「一反も麺」は結構好きだが、最初に直喰。 ツルい感じが素敵で、味わいも然る事乍、喰感と喉越を楽しめる。 太麺は少し濃い色をして居る。(ホワイトバランスを調整して、「見えた色」に近付けて見た) この麺は好みだ。 比重を落とした軽い印象の麺で、少しだけ「田舎感」を残して、やっぱり、ツルッとして居る。 七味を振ると更に素敵だが、辛みと痺れの肉味噌で麺を和えた「炎」では出来ない技…って、七味を振る位なら「炎」にしなさいってか(笑)。 つけ汁はノーマルと「炎」で共通だそうだ。 基本的にやや甘味掛った醤油の和風テイストで、海苔が1片乗って居る。 漬汁らしく相当に濃いが、執拗く無いので、濃度をアピールして来ない。 薬味の葱ともマッチした味わいだ。 正直、煮干を殆ど感じ無かったので、小生としては安心して頂けた。 凪族失格かしらん? カットされたチャーシュウの脂身の部分だけ、子供の様に残して仕舞った。 御免なさい…