トナリ@東陽町 初回2011/01/13 21:59:56

以前から店頭の大行列を観察するに付け、一度、喰べて見たかった「トナリ」。 有名な湯麺の御店で、「あの」六厘舎の御隣に開店したのが、店名の由来…とか、丸の内に支店が開店したとか…色々と御話は耳にして居た。 何時も開店の15分前には長蛇の列が出来るのを知って居たので、この日は会議が早く終わったのを幸いに、30分前に訪れた。 と、既に暖簾が掛かって居て、御客様も御一人がカウンターに居らっしゃる。 どうも、最近(この日だけ?)、開店時刻が早まった見たいで、ラッキーにも2番客の栄に浴する。 「御注文は?」の声に店内貼紙トップの「タンメン」(720円)を御願いした。 皆さん、「タンギョウ」(タンメンと餃子のセット)か、「タンカラ」(タンメンと唐揚)を頼まれて居る。 餃子も唐揚も美味しそうだ。 御腹に余裕が有る時は、是非、オーダーして見たい。

トナリ@東陽町 初回
フォトは S001 で撮った。
少し準備と調理に時間が必要で、着丼迄15分程掛かったが、調理時間を掛けたシャキシャキ喰感の野菜たっぷりのタンメンが目の前に。 キャベツ、蘖や人参等の野菜の下から、麺を掘り当てると、太縮麺だ。 少しゴワっとした伸びない麺で、喰感を楽しめるタイプ。 風味もそこそこ出て居るが、スープを邪魔しない。 中々適切な麺だと麺箱を見ると、「浅草開化楼」。 成程、良く出来た麺なのね。 スープは美しい色では無く、濁った灰色っぽい黄土色。 だが、流石に美味しい。 確かに極めてB級的な美味さでは有るが、人気なのは当然と感じた。 濃い油感はラードかな。 其れに豚骨風味。 そして、しょっぱさが絶妙と申し上げて良いだろう。 ギリギリのレベルは御見事。 其れに野菜の旨味、肉(動物系)の味わいが適度に溶けて居る。 最後に生姜を加えるかを訊いて呉れるのだが(小生が聞いた限り、全員がYES)、この生姜が余り強く無いのも良い。 生姜の量に驚いたのだが、スープに全部が溶けても、「丁度良い」と云うレベル。 当然、このスープに生姜はピッタリ嵌る。 いけないだろうと思い乍、思わず完飲。 セットメニュー主体なのか、ボリュームは多くは無いので、小生には丁度良い分量だ。 店を出ると何時も見掛ける程の長い行列が出来て居た。 こんなタイミングに伺えるチャンスが有れば、是非、再訪したいと思った。