撮って見た 其の５ ― 2011/01/01 17:04:12
毎年、早朝にオフィスに向かう小生を楽しませて呉れる、あの御宅の日本水仙が早くも咲き出した。 この日は陽が高く為ってから出掛けたので、明るい１枚を。 どう撮っても、長い葉が邪魔に思うのだが、敢えて除けずに収めた。 花だけが身では無いだろうから。 白いフェンスに少し埋もれ気味だったので、花の彩度だけを強調して居る。
厳つい YAMAHA のバイクに買物籠… かと思ったら、自転車が重なって居ました。 冬とは云え、明るい陽光の下、今度は全体の彩度を落して撮って、スクエアにトリミング。 自転車の脇にニャンコが日向ぼっこして居たのだが、魂を抜かれると思ったのか、逃げられて仕舞い、絵的には残念。
初春前：鎌倉の鶴岡八幡宮へ続く段葛の年末。 提灯の飾付もそろそろ最終段階。 「Lots of Lanterns !」と黒人のカップル二組。 幾つ有るんだろう？ （約４００とか）
３月１０日に強風で倒れた大銀杏の根元近くを切って植え替えたのだが、無数の蘖（ひこばえ）が生えて来て居た。 元の位置に残した根元からも同様に余蘖（よげつ）が伸びて居たが、絵面が悪くて（御免なさい、禿頭見たいで…）、報道写真では無いのでパス。
其れにしても、「ひこばえ」と「もやし」が同じ漢字だなんて…
大銀杏の陰に隠れて居た公暁に暗殺されたのが実朝だった事を思い出して、喧騒の小町通りには入らずに横須賀線の踏切を渡り、寿福寺へ。 総門を潜ると未だ見事な紅葉を残した楓の向こうに山門が見える。 昼過の柔らかな光が大変良い感じだ。 当然、何枚も撮った中から１枚。 此れは撮った儘だ。 超広角のレンズが有れば、面白い絵が撮れたかも知れない。 撮れなかった可能性も大だが…
鎌倉のオフィスに居た頃に、イベント用に謎解きハイキングコースを作った事が有り、ルートは覚えて居た。 実朝と政子の墓から北駅に出る近道へ廻る。 此処でもシャッターチャンスに恵まれた。 トリミングだけ施した１枚。
隧道の先にも、紅葉が… 記念に、位の気持で、１枚だけ撮ったフォトが結構気に入った。 此れはトリミングもして居ない。 ピント位置とか露出とか、フォトの基本に問題は多いが、構図は良いんで無いかい？ と自己満足。
この日は、旧友と丸山亭で遅いランチ。 其の前に「撮って見た」んだけど…
あぷりこっと＊ ― 2011/01/02 08:38:55
相変わらず、ニコ動を見乍の歯磨なのだが、年末に新しいヒロインを見付けた。 「踊ってみた」の「あぷりこっと＊」と名乗る御嬢さん。
文句無しに好みの踊り手さんだ。 此迄、贔屓にして来た二人の踊り手さんは、総合ポイントで高評価だったのだが、この人は各要素毎のポイントが悉く高く、当然、トータルトップ。 年末に出て来て、行成、レコード大賞見たいな感じだ。 但し、この「ZIGG-ZAGG」はデビュー曲では無く、７作目。 ６作目以前も、まぁ、そこそこと云う感じだが、１回観れば充分。 で、この曲でブレークした。 再生数からしても、大化けしたのが良く判る。
御嬢さんらしい嫋やかさを伴った適度なキレと溜めが、観て居て心地良い。 身体の軸がブレないので、安定感、安心感が有り、鑑賞に没頭出来る。 良く踊り込んでから投稿した様で、振付が自分の物に為って居るし、感情を表現する余裕が有る。 其の表情は、ダンス同様に若い女性の可愛らしさに満ちて居る。 勿論、彼女が一番キュートな容姿だと云う事では無いが、躍動する笑顔は彼女だけの物だ。 更にヘアスタイルや服装の選択が非常に良い。 ワイヤレスの大きなヘッドホンからショートブーツ迄、彼女の容姿を３割増に魅せて居るセンスは抜群。
今回はバックグラウンドも良かった。 一点遠近法を利用して深さを感じさせ、其の終端に適切な画角の壁が有り、彼女のダンスを際立たせるステージと為った。（壁の上に背広族が散見されるのだけが惜しい） 向かって左側のガラスが殆ど全反射に為って居るのは、偶々なのか計算なのか… この部分は評価が分かれる構図だろうが、小生の好きな類の効果だ。（左上のフォト） そして、3000K 位の色温度のＷＢで撮り、淡いブルーで纏めたのも良かった。 動画のクオリティも高く、詳しい人のサポートが有ったのかも…
う～ん、この動画は大好きだ！
今日のめじろ 其の５７０ ― 2011/01/03 22:58:41
年末の〆の一杯は、渦で頂いた。 そして、初春はめじろから。 御正月の３日目から、営業を開始しためじろ、新年最初の訪問者に為りたかったのだが、東海道線が遅れて、初夢が潰える。 其れも乗客混雑が原因で、ラッシュアワーでも此程には混まないって状況だ。 到着前に草臥れて仕舞ったが、路地への角を曲がると、めじろの看板を照らすライトの灯りが目に入る。 何だか眩しい気分で、暖簾を潜る。 力丸店長と祐貴社長に新年の御挨拶をして、奥のカウンターに収まる。新春を寿ぐ一杯を祐貴社長に問うと、何方でも大丈夫ですとの返事。 で、特上醤油を御願いした。やっぱり、温かい作品にしたかったのだ。
スープを啜って、めじろの味わいにホッとする。 うん、此だ。 自家製麺は、２０１１年に為っても変わらずに優れて居て、このスープにも見合って居る。 海苔のクオリティは高いし、メンマもチャーシューも普段通りに美味しい。 角切りのチャーシューに脂身が多いのが有ったのだが、完喰、完飮。 ２０１１年も宜敷ね！
