今日のワイン 其の5152011/01/08 16:29:05

シャトー・ルミエール カデット 白
Chateau Lumiere Cadette Blanche

年も改まったのに、ワイン記事は未だ前年の秋を彷徨って居る。 最新記事は579番だが、ほぼ全部の記事は書き上がって居るので、推敲を急がねば… あの文章で推敲して居るの?! って、突っ込みは乞御容赦。

今日のワイン 其の515

奥さんの実家に奥さん系の親族が大集合。 婿殿も初めて、此処に遣って来た。 メインディッシュは鮨と聞いたので、先日、一宮に伺った際に余分に?購入したボトルを提げて行った。 ルミエールの商品体系はやや複雑で、位置付けが判り難いと云う話題も有るが、以前より「若者」と云う意味の「カデット」は、セカンドのポジションとされて居る。
此方も山梨の甲州種とソーヴィニヨン・ブランのブレンドで、インポートされた葡萄は入って居ない。 淡いと云うよりも薄いと云う印象のカラーで、ブーケも乏しいが、若く華やいだ香りが控え目に立つ。 口にすると結構、ミネラリーなのだと思わされる。 勿論、フルーティな酸味は充分だが、カチっとした硬派な印象だ。 少し時間が立つと、キリキリした印象の角が取れて、熟成感が少し沸いて来る。 これ位のタイミングで、鮨とか和喰との親和性が高まりそうだ。 多少、淡泊に過ぎるかも知れないが、良い相性だと思う。

今日のワイン 其の5162011/01/08 16:35:26

シャトー・ルミエール イストワール 白
Chateau Lumiere Histoire Blanche 2009

今日のワイン 其の516-1
親族会議の後、婿殿、娘、奥さんと4人。 大雨の中、naginicai に遣って来た。 娘達が是非にと云う事だったのだが、夏さん、Bさんに西尾さんも来て下さって、賑やかな二次会?と為った。

今日のワイン 其の516-2
最初は、矢張、ルミエールのイストワールの白。 カデットの白の後としては、適切な選択だったのだろうか? 因みに、カデットが以前から有るセカンドなのに対して、イストワール(歴史と云う意味)は、セカンドと紹介される事も有るが、プライスレンジは同じにして、山梨県産のデラウェアとミルズ、長野県産のシャルドネをアッサンブラージュすると云う、斬新な切口で新しく2009年に醸造が開始された。 一寸、ネーミングとの齟齬を感じるのは小生だけだろうか。 (此れから歴史を刻むと云う意図だそうだ)
今日のワイン 其の472」に取り上げたばかりなので、テイストに関しては今回はパス…と云う事にしたいが、喰事に合わせ易い便利な味わいと申し上げて置こう。

今日のワイン 其の5172011/01/08 16:42:49

コート デュ ローヌ ヴィラージュ キュヴェ・サブリーヌ アンドレ・ブルネル
Cotes du Rhone Villages CUVEE SABRINE 2007 Andre Brunel

今日のワイン 其の517-1
婿殿、娘、奥さんと大雨の naginicai で飲んだ2本目。 夏さんセレクションの中から、ピックアップしたのは、コート・デュ・ローヌの2007年。 良いヴィンテージの筈だ。
グルナッシュ75%、シラー20%、サンソー5%と云うセパージュは、・アンドレ・ブルネルのボトル。 大変評価の高いドメーヌで、このアペラシオンでもシャトーヌフ・デュ・パプのクオリティに負けないと云われて居る。 RPも90点だそうだ。

今日のワイン 其の517-2
色相は、深いルビー色で鮮やかさも感じる。 エッジに軽いパープルが混じる。 ブーケは濃厚で確りと来るが、中身は黒果実(カシスにベリーにラズベリー)と花々にシラー由来なのか、埃っぽくてスパイシーな印象も感じる。 口にすると、寧ろ赤系果実(グルナッシュだねぇ)のライトな酸味が有る。 少し香草っぽい処も… タンニンは中々確りして居るが、其れ程には厳しくは無い。 時間が経つとタンニンが丸く為り、悪く無い甘味が台頭して来る。 其れに伴って、アフターの引きが向上する。 とても、マイルドに為って行くのが、優美なイメージに重なる。 うん、抜栓して少し置いてから飲むと、其のコストパフォーマンスを発揮して呉れる。 良いセレクションだ。