今日の蔦 其の442012/09/21 11:18:56

夏休みだから此の週は伺えない… 嘘だったとは云わないが、禁断症状が出て巣鴨大神の軍門に下る、18時の木曜日。 暖簾を掛ける祐貴君が、「あれ? 夏休みじゃなかったんですか?」。 「来ちゃったよ…」と少々恥ずかしい感じで端のカウンターに陣取る。 あっと云う間に満席。 7人グループかぁ… 先日は、14人のグループも来られたとか(笑)。 此の時刻に毎晩来て下さる御客様が居らっしゃる。 どんなに暑い時でもダークスーツにネクタイと云う律儀其者と云う印象の方。 一度、蔦の旨さに就いて語り合いたいと思って居るのだけれど、決して長居はされない。 小生の様にカウンターの端に粘り付いて居る奴とは違うセンスの方だ。

今日の蔦 其の44-1
前夜飲み過ぎたので、此の夜の壱岐っ娘は2杯と決めて居た。 何時もの様にチャーシュウとの2ショット。 レンズも違うのだが、E-PL1 に比べて E-M5 は随分絞れる。 メインのピントはチャーシュウに置いて居るのだが、グラスのカット模様も滲んで居ない。 勿論、もっと開ければ、グラスをボカしても撮れるだろう。 基本性能が向上した E-M5 では、プログラムオートでは無く、絞り優先で撮る機会が増えそうだ。

今日の蔦 其の44-2
祐貴君が振舞って呉れた、リエット。 少し強めに設えた塩感とポークのマッチングが素晴らしい。 此れは十八番だったね。 代々木でも頂いた事が有るが、ずっとソフィスティケイトされて、素敵に為った。 え? メニューに有るの? 覚えて置こう。

今日の蔦 其の44-3
「ねぇ…ドクロ、喰べたいなぁ」。 少し酔ったふり(2杯でか?)をして、我儘を云って見た。 「本当に? 思ったよりもライトでしたが。」と云い乍も造って呉れた。 彼のブログの賄いフォトで温麺仕様(つけそばやネギそば、蔦そば仕様も有る)の「ドクロ」を見てからと云う物、とても頂きたかったのだ。 「コク強い醤油ダレに黒い鶏油にたっぷりの黒胡椒。。。」、此れはブログ上のつけそば仕様の説明文だが、最近話題に為る所謂、「ブラック」にカテゴライズされる作品なのだろう。 其れを祐貴君が造るとどう為るのか、黒胡椒大好きの小生は一刻も早く知りたくて、だ。 「ライト」の3文字で甘く見て、スープを吸い込んだら…噎せた。 黒胡椒を惜しげも無く(笑)投入した一杯は、痺れる程にブラックペッパー。 鶏の風味が黒胡椒を掻き分ける様に顔を出す。 凄い根性の鶏油だ。 醤油もエッジを立てては居るのだが、其の先端を丸めて有る。 上手にアジャストを決めて居る醤油スープだ。 白髪葱も然る事乍、斜(ハス)にスライスしたたっぷりの葱の香りも黒胡椒に負けない。 そして、何と云ってものアレンジメントは、檸檬。 此の黄色が黒い奴等とこんなに仲が良いとは知らなかった。 素晴らしいコラボレーションだ。 是非、「つけそば」等のドクロも頂きたいのだが、此れで「ライト」だとすると、小生は自分の年齢を考えないといけないかもね~
味噌の試作品も有る見たいだったけれど、其の我儘は次回にキープ(笑)して… いや、翌週には、もう提饗されて居るかも知れないな。

コメント

トラックバック