53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の41 ― 2016/12/24 01:01:00
奥さんの習い事の「クリスマス発表会」を娘一家と観て、一人「NEKTON藤沢」に「戻る」。 そう、実は朝のオープン時刻から着席して、ロックスオフのオープンと同時にワインを調達して居たと云う次第。 当初の予定ではワインのピックアップは夕方の筈だったのだが、「23日の夕方」は「年で一番混むタイミング」だそうで、御迷惑を避けた。 で、ワインを「NEKTON藤沢」に置いてから「発表会」に向かったのだ。 全うな「Co-Working Space」のこんなヤクザな利用者はまぁ、小生位だろう。
中々ドラマティックな夕空だったのだが、日没タイミングには間に合わず、藤沢駅のコンコースから1枚。
前週は沢山の御客様に来て頂き、とても早い時刻に「売切宣言」をした「53's Noodle」だが、今回はクリスマスイヴ前夜の祝日の夜…況してや3連休初日。 御客様の数はそうは見込めない…ので、此夜はややフランクにカジュアルに…と云う感じで、オーナーの三浦さんにも声を掛け、辰也も厨房から呼び出して、「濃いメンツ」で盛り上がる。
エロい人が差し入れて下さったBBQ肉。 此れは焼上がりのフォト。 彼のインスタから引っ張った(無断でwww)。
骨付リブロース。 焼手が自ら厨房に入り、切り分けて御客様にも御裾分け。 此れは超絶美味だな… 肉良し、調理器具良し、腕前も好し… 流石はプロ級(じゃなくて、「プロ」なのね)の実力躍如。
此方は丸鶏だって… 焼くのが難しいんだって…ってな事は判らないが、腿も胸も素晴らしい御肉。 特に厚い胸肉は小生の好み最右翼、感謝です。

件のワインはマグナムサイズ。 「ジョヴィアーノ・イル・カンチェッリ」はエロい人(蝋シールを上手に抜栓しましたね)のリクエストで小生が用意… 此夜はBBQ肉に免じて、小生は甘んじて御要望を承りました(笑)。 此れはタウラージのアリアーニコだが、アルコール感、タンニンと酸味の存在感、黒系の凝縮した果実感… タフな味わいだ… 男性陣に大受けなタイプだが、ワインを御好きと仰る女性にも好まれて良かった。 フォト、歪んじゃ居ないけど、背景を考えて撮れよ… あ、今回は小生が撮ったんだったwww。

こんな大層な木箱入りで、高そうに見える。 でも、リーズナブルプライス(5年前の価格に「今」を上乗せしない若林さんの流儀に敬礼)で、而も非常に美味しい。 理想的なワインだ…流石。 そして、肉に合う…凄く合う。 此処迄は狙って無かったのかもだが、エロい人のワインセンスを少しだけ見直した。
扨、ラーメン。 今回は「煮干デー」だったので、辰也君が5喰限定で用意して呉れた「濃厚鶏白湯つけ麺」を頂いた。
付汁… 美味しいねぇ~ 確かに濃厚な味わいだが、タッチは重くない。 凄い鶏を使って居るのでは無いと思う(御免ね)が、其れだけに引きだされた鶏の味わいに驚かされた。 鶏感と塩加減のバランスが特に素晴らしい。
麺自体は「何時もの麺」なので充分に美味しくは有るが、其也の環境が整ったらレベルアップして欲しいとは思う。 だが、此夜のスープが百難(そんなには無い)を隠して呉れる。 焦葱の風味も其れに加担。 で、詰まりは頗る美味しく頂いた。 あぁ、辰也君の「つけ麺」、好いねぇ… 亦、宜敷しくです。
クリスマスイヴの前夜は、とても楽しい夜だった… 強引な小生の仕切を笑って許して下さった皆様に感謝。 亦、直ぐにこんな機会が有る…と良いな。
今日の渦 其の706 ― 2016/12/24 23:23:00
クリスマスイブなんだが… 例年は其れでも奥さんと過ごす。 余り行動を共にする夫婦では無いのだが、偶には…だったのだ。 しかし、2016年は奥さんは習い事の打ち上げとかで、到頭、小生は「クリボッチ」に為って仕舞った。 でも、「渦」が受け入れて呉れるそうなので、引籠らずに済んだ。 扨、夕方に「イブの夕焼」を期待して海岸に出て見たのだが…
上層の雲は良い感じなのだが、下の雲が厚過ぎて焼けないのだ。 伊豆半島の先端が此処迄クリアに見えるのは珍しいのだが。 写って居る人はドローンの操縦者。 楽しそうだな…1台買って空撮して見たい。
日没後20分程経った頃、僅かな時間だけ紅く染まったのを明るく撮った1枚。
渦に向かおうとするも、最寄駅へ向かうバスが来ない。 タクシーをコールすると「渋滞で時間が掛かる」との事。 別な路線バスの運転手さんも「藤沢駅迄どの位掛かるか判らない」と仰る。 流石、イブ…で、海岸から自宅の前を通り過ぎて、最寄駅迄歩いた… 駅前の「ラ・ローザンヌ」と云う小さなケーキ屋さんでクリスマスケーキを調達。 滅多にケーキは喰べないのだが、買うなら何時も此処。 電車は空いて居るし、車と違って順調なので、18時少し前に「渦」に到着。 例年のイブの様に閑古鳥しか居ないだろうと思いきや、2ファミリー7名が御待ち。 あ、良い雰囲気ですね。 ファミリーはカウンター席には止まらないので、小生は何時もの奥のカウンターに収まる。 此夜は「普通の土曜日」並みに御客様が来て下さり、とてもな賑わい。 カップルも多くて、漸く「Bar」のタイトルにもウェイトが置かれる様に為った感じだ。 小生はビールは割愛して、セラーを漁る。ケンちゃんが揃えて呉れて居た様で、小生の名が書かれたボトルが亦何本か有る。 其の中から1本目に選らんだのは、「ヨヨ シム・エール」

仏蘭西はルーションのグルナッシュとカリニャンのボトル。 フレッシュでエレガンス溢れる女性向きとも思える1本。 早飲みが御奨めだが、ブラインドで飲まされたら、ピノ・ノワールとか洒落たガメイとか答えそう(笑)。
クリスマスらしく鶏の一皿をケンちゃんが出して呉れる。
「黒薩摩鶏のスパイシーチキン」。 手羽だの腿だのを「山葵ブルーチーズのソース」で男っぽくガッツリ喰うのだ。 美味いな~ ワイルドな喰い方は苦手なのだが、こんだけのテイストなら文句は無い。 マッシュポテトが御洒落…なのか? 確り御腹に収めて、オイル塗れの手を洗う(笑)。
前夜も「53's Noodle」で御一緒して頂いた御夫妻がクリボッチの小生を見て、話相手を、と LINE で打診して下さったのは、過日、山中湖にも付き合って呉れたEちゃん。 心優しい彼女は予定を変更して小生の隣に来て呉れた。 当然の2本目は「ロゴノーヴォ」。

先日、「53's Noodle」でも飲んだ若林さんの御勧めのボトルは、サンジョヴェーゼとメルロをコアにしたトスカン。 「ブルネッロ」ではない拘りのボトル。 1本目とは大きくタイプが違って、プロレスラーがスーツを着て居る…見たいなイメージ。 でも、屹度Eちゃん、此れ好きだよね。
ケンちゃんに御願いしたワインプレート。
クランベリーのチーズとか、ブルーチーズとか、オリーブ、ドライ無花果、生豚…未だ色々。 小生がトレビス好きなのを覚えて居て呉れたのね。 次回からはイッペイ君が造って呉れるのだそうだ。 宜敷く御願いしたので有る。
芳実オーナーが「渦雷」で仕込んだクリスマス限定の一杯を用意して呉れた。 此れはハーフサイズのフォト。
直球勝負の一杯。 其の名称は「黒王」。 先程頂いた「黒薩摩鶏」の作品。 ストレートに高級鶏の旨さを反映させた醤油味の潔さが好ましい。 「渦雷」の醤油ダレが凄く合うんだね。
芳実オーナー、ケンちゃん、イッペイ、ミノッチ、テッちゃん、Tちゃんの渦スタッフの皆に感謝。 常連さん、そしてEちゃん、有り難う。 クリボッチに為らずにとても楽しいイブでした。