支那そばや 本店2016/12/03 01:01:00

ラーメンスタンプラリーの掉尾を飾るのは、矢張、佐野さんの御店でしょう。 其れも本店で無くては為らない、と決めて居た。 幸いにして、戸塚駅の近傍と小生には好都合なロケーション。 「四つ葉」からの帰路、既に腹熟しに充分の時間が経過して居た(笑)ので、戸塚駅で途中下車して伺って見た。 外待は御一人だけで直ぐに入店。 タイミングが良く、直ぐに数名が到着された。
支那そばや 本店-01

もし、限定が売切なら翌日にも伺おうと云う気楽さが奏功したのか、未だ券売機の当該釦の灯は消えて居なかった。 更に「御一人様」にも拘わらずテーブル席に案内して頂き、ゆっくり、ゆったり。

支那そばや 本店-02
説明書きを読んで暫くすると着丼、「想いをつむぐ新麦らぁ麺」。

別皿(錫製とか)で提饗されるのは「山水地鶏」の腿肉をレアな感じで羅臼昆布で締めた処へ柿を合わせた。 更に鮭節和えの煮蓮根、春菊の御浸。 洒落た高級感の有る味わいで、吟醸酒のグラスが無いのが不思議だ(笑)。
支那そばや 本店-03

支那そばや 本店-04
極めて細くスライスされた白髪葱には塩味の利いたイクラが乗るだけのシンプルさ。 スープは所謂、清湯系。 だが、鶏(山水地鶏だろう)の風味に昆布(羅臼なのでしょう)出汁のニュアンスを相当に高めて居る。 甘味は鮭節由来だろうが、濃度の割にはスッキリした印象の醤油スープ。 細麺と太麺が選べるとの事で、迷わずに細麺を指定したが、プリっとした喰感と弾力に富んだ噛み応えと漂う小麦粉風味…細い姿からのイメージとは随分と違う。 流石は「御本家」の面目躍如。 御馳走様でした。


「渦雷」でスタートして、此れでコンプリート。 13日間で12店廻りました(笑)。 凪の欄にスタンプが2つ有るのは「横浜ウォーカー」の特典を使った為。
支那そばや 本店-05
スタッフの女性が「沢山行って頂いて、有難う御座居ました」とコメントして下さった。 矢っ張り、一寸嬉しかったかな。

53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の382016/12/03 02:02:00

金曜日の午後、薄雲が良い具合に焼けそうだと、「53's Noodle」の開店前に逗子の大崎公園へ向かう。 ダイヤモンド富士以外のタイミングに行くのは初めて。 逗子駅からのバスを小坪海岸で降り、74mの高さを階段と急坂で喘ぎ登るのだ。 ゆっくり行けば良いのだが、急っ勝ちな性格が災いして、到着して暫くは息を整えなくては為らない程の勢いに為る。

53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の38-01
おぉ、中々ではないか! 富士山や江ノ島の方角よりも随分と南に沈むのだが、其れが逆に良かったのかも。 独り占めってのも、嬉しいね~

53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の38-02
富士山と江ノ島の位置関係。 此れが一番だと仰る方もいらっしゃる。

小型の懐中電灯を買おうと決意させるのに充分な坂道をバス停迄下る。 上りよりは勿論マシだが、此れだけの急坂に為ると降りるのも大変だ。 時刻表は当てに為らないので、バスの待時間は運試し。 此日はアンラッキーだったが、逗子駅に向かうよりも道が混まない分、鎌倉駅が近い。 とは云え、「NEKTON藤沢」に着いたのは19時を30分も過ぎて居た。 エロイ人が「遅いよ~」とか宣うが、実は5時間も前に此処でPCを広げて居たのよ~(笑)。

53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の38-03
乾杯はハートランド。

此夜はシニアワインエキスパートのCさんも加わって、ワイン三昧。 歪んだ写真を誰かが撮って呉れた(頼む方が悪い)ので、好い加減にでは有るが、修正。
53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の38-04
カジュアルな3本が揃いました。 セレクトしたのは…
「トーレス コロナス テンプラニーリョ」はCさん
「カンティーネ・ドゥ・パルメ カマルダ ブリンディジ ロッソ」はエロさん
「モンテス・クラシック・シリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン」が小生

53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の38-05
辰也君がワインに合う様に、と綺麗に盛って呉れたチャーシュウ。 何れも旨いが、Cさんはバルサミコソースが御気に入り。 小生は炙りチャーシュウが好みだ。

53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の38-06
クラッカー?を合わせて…

主麺は「動物出汁オフの淡麗中華そば」。
53's Noodle 麺や五味@NEKTON藤沢 其の38-07
乾物風味に優しく包まれる様な淡麗醤油。 此れは上品な味わいで、洗練された美味さに驚いた。 「煮干ギンギン好きの方に理解して頂けるのか?」の思いは有るが、小生はこう云う一杯も凄く好きだ。 麺は「庄太さんの自家製麺」だそうだが、淡麗なスープを引き立てて居る。 然程に強くは無いが確りした小麦粉のニュアンスが佳い麺だ。 辰也君、色々と有難うね。