野郎ラーメン@西川口 初回2010/02/28 08:51:18

もう何店目に為るのだろう? ユウタが立ち上げを請け負う店は。 前島、林の両社長の信頼も篤い様で、実績も着実に、確実に積み上げて来た。 そんなユウタに今回は「店長」の肩書き(此迄は店長を指導するマネージャーと云うポジションで関わって居た)が付いてオープンしたのが、西川口駅前の「野郎ラーメン」。 大ふく屋のオリジナルブランドで、今回は、せたが屋はノータッチの様だ。 其れだけに林社長の力の入れ方も、一入と伺う。 開店日の開店時刻は生憎の雨模様だが、寒くは無い。 頑張って遣って来たのだが、数分の遅刻で、シャッター行列の最後の方が花束で飾られた店内に消えるタイミング。

野郎ラーメン@西川口 初回-1

15,6人が御待ちだった様だが、店内のフルキャパは、其の倍位は有りそうだ。 幸い、カウンターの席がひとつ空いて居たので、其処に落ち着く。 丁度、麺上げをするユウタの目の前だ。 厨房も比較的広いが、初日と有って、ユウタの他に男性スタッフが5名、ホールの女性が3人と処狭し。 そして社長が陣頭指揮。 其れでも初日の開店直後では、オペレーションは未完成。 バタバタして居るのを意地悪く眺めて居た。 (ホント、嫌な奴っす) トッピングやオプションが沢山有るので、余計にややこしいのだが、ユウタも流石に経験がモノを云う様で、中々適切な指示を出して居る。 其れも穏やかに丁寧に、だ。 10歳も20歳も年嵩のスタッフに気を遣い乍も毅然とした様は、八王子の時と同じく、頼もしく、今回は少しだけ賢くも見えた。
生ビールの喰券では有ったが、サッポロの「麦とホップ」のグラスで饗された。 「私にはビールです」とは、云えなかった小生かも… 其のグラスを片手にユウタの奮闘振りを拝見して居ると、此亦、八王子店の開店日以来の、春みかんさんが到着されて、御隣の席に。

野郎ラーメン@西川口 初回-2

小生が御願いしたのは、スタンダードの「野郎ラーメン」。 元々、大ふく屋の各店で、二郎インスパイアの作品として提饗して居たものに更にオリジナリティを施して、メインに据えた。 で、店名も此を名乗る。 マスコットキャラクターのデザインは、流石に首を傾げたくも為るが、趣味の問題かね。 丼の淵ギリギリのスープは、まぁ、当然溢れるので、受皿に乗って居る。 可愛い御姉さんだが、蓮華を前にして置く様に教えた方が良いねぇ(笑)。 野菜タップリだが、量は常識の範囲に収まって居り、ボリューム感は然程では無い。 一方でスープの背油の量が凄い。 丸で豆腐の様な固まりも有る。 此がマイルド感を出す所為かも知れないが、少し大人しい二郎と云う印象だ。 或いはカウンターに置いて有る、「パンチ汁」を加えた方が良い人が多いかも知れない。 背油も然る事乍、大蒜も強い。 喰券を渡す時に、「大蒜、如何致しますか?」と訊いて呉れるので、昼間なら断るのが賢明かも。 この夜の小生はブレスケアと黒烏龍茶で対応。 麺は「ぽっぽっ屋」と良く似た、相当な太縮麺。 小麦粉の風味も充分で、良い麺だ。 チャーシュウはボソッとした喰感だが、悪いと云う訳じゃない。 誤解を恐れずに云うとB級グルメ(「野郎ラーメン」だもん)として、良い作品だと思う。
ユウタが此処で店長を張って居るのも、精々1ヶ月と云う処だろう。 次回は赤い丼の「味噌野郎」を頂こうかしら。 ユウタと林社長に挨拶をして外に出る。 春みかんさんに倣って、看板をフォトテイクして気が付いた。 2階はテレクラ… まだ、そんな店が残って居るのね。 春みかんさんは、東十条の燦燦斗に寄られると仰る。 御一緒したいのは山々だが、もう入りません。 二郎系と燦々斗を連喰するなんて… 電車に乗ったら、蕨…って、酔っても居ないのに逆に乗りましたねぇ(汗)。 赤羽から湘南新宿ラインで帰路に就く。

今日のワイン 其の3802010/02/28 11:23:14

レサルテ・リベラ・デル・ドゥエロ ベンディミア・セレクシオナダ
RESALTE Ribera del Duero Vendimia Seleccionada 2006

今日のワイン 其の380

麺友のマリーさんが帰京された際に、親しい仲間がNCSに集った。 其後の2次会は、ビール好きのメンバーに合わせて、西尾さん推奨のベルギービールを楽しめる「ヒューガルデン」。 西新宿の御店だったのだが、此処はビールの御店。 ワインを頼んだ小生が心得違いをして居ました。 とても、コメントを書く気には為れない…そんなんでした。
で、仕事を終えた西尾さんとマッハさんが合流されたタイミングで、移動。 こんな時、フットワークの良いMさんの行動力は有り難い。 近くの御店を当たって下さり、直ぐに近くの会場を準備された。 スペインバル、「新宿ボルコ」。 こんな事でも無いと西班牙のワインは口にしないので、良いチャンスなので有る。 最初のボトルは、「2本在庫が有る、テンプラニーリョ(此れ位しか知らないし)」と云う事で選択。 御店で飲むのだから…と云う事も有るが、このタイプのボトルにしては良い御値段で有る。 (因みにUSでは、$23) 「Vendimia Seleccionada」は「選ばれた収穫年」と云う意味だろうから、良い年にしか造られないのかも知れないが、2006年って、そんなに良いヴィンテージだっけ? と、調べたらVGのリベラの中でデル・ドゥエロだけが、Gでした…
随分と紫掛ったカラーだが、思った以上に濃い。 熟したブラックチェリーを主体としたブーケで、カベルネ・ソーヴィニョンかとも思えちゃう。 バニラやカカオに強いアルコール香が加わるからかな。 フレンチオークの樽でボルドー流に造るテンプラニーリョは、こんな印象に為ると、誰かに伺った記憶が有る。 舐めて見ると、熟成果実の甘味にスパイシーでミネラルが足されて居り、益々、CS風。 若いヴィンテージだが、充分な熟なされたイメージで、濃いなぁ… モーニングセットでトーストとコーヒーを頂いて居る気分…は、云い過ぎ。 酸味やタンニンの効き具合等は強いが、まぁ適切の範囲だし、アフターの引き自体は悪く無いのだが、この印象が安っぽいんだよねぇ。 ちゃんと、片付けをしないで作業員が引き上げた工事現場見たいで…(意味不明)。 何れにせよ、珍しいワインで、他では一寸飲めないだろう。

今日のワイン 其の3812010/02/28 12:41:18

アルバレス・イ・ディエス ヴァルモロ トロ
ALVAREZ Y DIEZ VALMORO TORO 2006

今日のワイン 其の381

西尾さんや麺友のマリーさん達と、新宿のスペインバル「ボルコ」で飲んだ2本目は此方。 葡萄品種は、「ティンタ・デ・トロ」。 トロで栽培されるテンプラニーリョをこう呼ぶ。 テンプラニーリョとは少し違う風味のワインに為るそうだが…
西班牙のワインだが、アメリカンチェリー見たいなカラーだ。 其れも相当に濃い。 ブーケは、やっぱり、ダークチェリー等の黒いCS系統にオークのニュアンス。 口を付けると、意外にそんなには重く無い。 先に飲んだ、レサルテを薄めた様な印象。 「薄めた」は酷過ぎるが、結構、黒い熟成果実とタンニン、そしてスパイシーさとのバランスが取れて居る感じだ。 アフターにバルサミコが来ると云うのだが、花粉症の所為か、其れは判らなかったなぁ…代わりにスモーキーなチョコレート香が残る。