今日のめじろ 其の5172010/02/18 01:01:00

此方も1週間程御無沙汰したので、スケジュールを調整して、代々木に顔を出す。
祐貴社長のブログに「塩を喰べて下さい」と書いて有った事にも後押しされて、遣って来た。 R店長が厨房に立ち、祐貴社長が奥に控えて… 夕方でもグラスを傾けて居る筈の会長は…少し遅れて到着するとやっぱり… 洒落た調味料の器と箸入れに為ったが、左の器には辣油が入って居る。

今日のめじろ 其の517-1

今日のめじろ 其の517-2

R店長が「珍しいですね、塩ですか?」と訊かれる。 そりゃあ、社長が彼れだけ強調されれば、喰べない訳には行かないでしょう。 先ずスープの濃度が増して、穏やかでジェントルな印象が更に高まった。 濃度が増したのは塩では無く、旨味だ。 旨味感とでも呼びたい感覚だ。 麺も前回御邪魔した時から変わって居る。 全粒粉で有るのは同じなのだが、喉越しの良さが際立つ。 単にツルツルして居るのでは無く、全体のバランスが整って居て、肌理が細かくて、喉への当たりが良い、そんな印象。 そして、気の所為か、少し重い様な気がする。 味わいでは無くて、物理的に比重が高い感じだ。 喉落が良いのはこの為では無いのだろうが…
確かに社長自らが仰るだけの事は有って、代々木めじろの塩、今の御薦めです。

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 70回目2010/02/18 20:20:00

短い時間では有ったが、可也、強く降った都心の雪。 昼休みにはすっかり融けて仕舞った。 午後には晴れて来るのだろうが、昼喰のタイミングでは未だ陽の光もなく、寒い。
昼喰を一緒にする予定の同僚は、何処かの会議室に軟禁されたようで、助ける事も叶わず、遠くへは行きたくない気分。 先日、「たいめいけん」に並んだ後ろめたさ?を解消に、ますたにへ。

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 70回目

店長、料理長、丁姉さん…と見知った顔のオンパレード。 直ぐに饗された何時もの仕様の一杯。 だが、相変わらず葱が匂う。 この日は、其の薬味を具に眺めて見た。 屹度、カットが粗過ぎるのでは無いだろうか? もう少し薄く切れば改善されそうな気もするのだが… 或いは葱の種類や品質の問題だろうか?
其れ以外は、充分に騙されて満足なのだが…

今日の渦 其の2852010/02/18 23:24:10

予定に無かった訪渦。 前夜に芳実オーナーから、「リストに載せるワインって、全部決まったんでしたっけ?」と問い合わせが入る。 三者微酔い合意(笑)だったので、きちんと書いて渡さなかった小生のミス。 ボトル売りの3本目の赤やグラス売りの赤のデシジョンが、曖昧だったと取られても仕方が無い。 ロックスオフさんと芳実オーナーにワインリストを改めて送付。 ところが、ロックスオフさんから「グラス売りの赤は、オーストラリアのシラーズに変更したい」との連絡が入る。 其の御意向には賛成だが、芳実オーナーが試飲せずに決まると云うのは、好ましくないだろう。 で、この日の予定をバタバタ弄くって、18時過ぎにロックスオフに到着。 タクシーに待って頂いて、件のボトルを購入して、渦に向かう。 御蔭様で、電車で来る時と同じ時刻に渦の前に到着。 ヤレヤレ… この日は芳実オーナーにも、何方にも告げずに遣って来たのだが、暫くするとコアな常連氏が到着。 御互いに「今夜は来ないんじゃなかったの?」 若しかしたら、「相手の居ない間隙を突いて来たかった」のかも知れない(笑)。 寒い夜、暖かい店内に入るとホッとする。

今日の渦 其の285-1

早速にグラスワイン候補の「リンカーン・エステート シラーズ 2008」を抜栓…って、スクリューキャップですね。 如何にもオーストラリアのシラーズ、其れも判り易い早飲みタイプで、先日の、アルゼンチンのボトルよりは受けそうだ。 芳実オーナーにも試し飲みして頂いて、此れに決定。 此れで全てのワインが決したので、発注を… いや、問題がひとつ。 セラーに有る既に仕入れたボトルを捌いて仕舞わなければ為らない。 で、1本の消費に協力する事にして、例のコート・デュ・ローヌも抜栓。
んな事をして居ると、打ち合わせても居ないのに、濃い常連さんが次々に遣って来る。 「あれぇ、今夜は何かスペシャル?」、後に来る常連さん程、そんな疑問を持つよねぇ。 で、皆で適当に前述の2種類の赤を空にする。 N子ちゃん迄登場するに至って、更に白も… いや、流石に週末では無いので、其れは無理、と断念。

今日の渦 其の285-2

そんな楽しいカウンターに小生が並べたのは、宮崎地鶏の腿肉のロースト。 この週に入荷した地頭鶏は特にクオリティが高く、腿肉も弾けんばかりにプリプリで、非常に美味しい。 鶏肉自体が自然で濃厚な味わいなので、赤ワインにも良くマッチする。 御隣さんが頼まれた「小鉢セット(胡瓜・里芋)」の内の里芋煮を有り難く頂戴して仕舞う。 この手の芋煮は最近特に好きだ。 赤には難しいが、この薄い味付け(芋自体は濃い)なら、白はイケるに違いない。

今日の渦 其の285-3

この夜は、慎重に御腹に余裕をキープして居た。 珍しい作品が有ると伺ったからだ。 其れは「黒麒麟」。 「麒麟」は火曜日の夜限定の渦流の担々麺の様な作品。 此れを味噌ベースに仕立て直して、辣油等で辛味を増したと云う稀有な一杯。 具沢山の麒麟なので、御隣さんとハーフで御願いした。 (麒麟だけは、ハーフサイズ1杯だけでのオーダーは受けて居ない) 味噌が「黒」と云う名称にどう繋がるのかは不明だが、味噌の麒麟はとっても美味しい。 特にラー油の辛味が、味噌の風味と非常に相性が良い。 其の味噌スープの中には、挽肉や溶き玉子等が沢山沈んで居り、表面には辣油のフィルムが透けて居る。 中々辛い。 御隣さんは大変そうだが、辛味好き、或いは鈍く為った?小生は大いに楽しめる。 オリジナルの麒麟でも小生は酢は使わないのだが、この味噌スープには、酢はどうかな? あ、付いて来ないや。 薬味の葱(青梗菜ではないので、尻尾無しか(笑))を乗せた麺は、太い平打麺。 スープとの絡みが非常に良く、辛い辛いと美味しく頂ける。 結局、完飲・完喰。 御腹が可愛そうだったかな… オーダーストップのタイミングで、雪に為らぬ内にと引き上げる。 わぁ、御腹が、御腹が…