江ノ島で撮って見た ― 2016/07/30 01:01:00
「渦雷」からの帰り道、青空と入道雲に触発されて、江ノ島に向かった。 「暑い」のは当然承知覚悟の上。 少しでも歩く距離を短くとバスで島内迄運んで貰った。 週末では無いのに大変な賑わい…そっか、夏休みか。 カップルが圧倒的に多く、羨ましい限りだ。 先ずは島自体の影に入る東側のヨットハーバーを見下す展望台を目指す。 人の流れの邪魔に為らぬ程度にゆっくり、ゆっくりと登る。 冬の午前４時に撮影に来る時との落差を思い乍、到着した展望台は海風が涼しい。 思った以上に視程が良い日なのが嬉しい。
汗が引くのを待つ間に皆さんと同じフォトを撮った。 広角レンズを持って来なかったので、実力を見せられなかったなぁ…（絶対に嘘） 目障りな電線と黒い柱だけは消した。 ヨットは訓練中の様に見えたな。
ん？ 此の特徴的な山は… 今迄気が付かなかったが、此日はシーイングの良さが貢献した。 三浦半島の丘陵が切れる辺りに位置するのが幸いし、其の姿を届けて居るのは「南総里見八犬伝」で知られる富山（とやま・とみさん）だ。 北峰と南峰で構成され、３５０ｍ程の高さが有る。 尚、対岸は三浦半島の名勝、「立石」に当る。
南側の展望台迄上がって来ると陽射が厳しい。
カップルの会話：「あの島、何かしら？」、「初島じゃね」
…う～む。
伊豆大島の西側に利島も見えて居る。 「とやま」の次は「としま」でしたね(笑)。
シーキャンドルにも若者が鈴生り。
鳶さん、其処には留まれませんよ。
景観も風も気持が良い。 崖面が真暗に為らない様に諧調を調整して居る。 秋桜が咲いて居れば、ベターだったのに…
更に西に向かうと眩く光る海。 実は凄く凝って撮ったのだが…
富士山、見えないねぇ～ でも、雲が面白い。 構図は此れで良かったんだろうか？
夕陽は西浦で撮ろうと下道を行く。 途中から秘密のルートで浜へ降りられる事は、知られて居ない。 そして知られてはいけないのかも知れない。
ヒュッ！
御二人をヒロインに任命。
近くの人に撮影を頼んでからジャンプ。 でも、屹度、小生の方が好く撮れた…と思う。 彼女達にフォトデータを渡して上げようかと随分思案したのだが、自重。 此方は遣り過ぎな位にレタッチした。
御日様が雲に隠れて、漸く富士山が頭だけを覗かせて呉れました。
そして締めは此の雲で有る…
楽しかった… 扨、里帰りの娘と孫の待つ「渦」迄は３０分って処だ。
