そばはうす金色不如帰 其の1112016/07/19 12:12:00

湘南でも猛暑日寸前迄気温が上がった前日程では無いが、確り暑い火曜日。 3連休を挟んで、もう一度、幡ヶ谷へ。 松本さんに金曜日に頂いた「欧風午とまとカレーのつけそば」の御話を伺って待つ事暫し。 徹夜明けの山本さんが御出掛に為った後に開店。

そばはうす金色不如帰 其の111
今回は「塩そば」のターンに為る。 リニューアル直後に一度頂いて以来だが、其の美味さは良く覚えて居る。 白トリュフが軽く漂い、確りした出汁のニュアンス乍、穏やかに旨い清湯系塩のカテゴリ。 其れなのに濁りの有るスープは蛤感がたっぷり。 此処からして矛盾を更に背く様な巧みさに打たれる。 葱にポアブルロゼが乗るのも特徴的で小粒なのに主張の強い素材を上手く配らって居る。 セップ茸のデュクセルを乗せた肩ロースのチャーシュウからも香りが届く。 水菜からボトンタッチしたハーブもスープに見合って居ると思う。 そして、穂先メンマも清廉過ぎない処が良いんだよね~。