饗 くろ喜@秋葉原 其の73 ― 2016/07/05 23:23:00
金曜日を2回スキップしての火曜日、昼休みに「饗 くろ喜」へ。 「紫」の夏休み中の「夏麺」狙いなので、麺スケが少しフレキシブルに為った。 前日迄の暑さが和らぎ、沢山の団扇が手持無沙汰に重なって居る。 2016年(2017と書いて有る記事もwww)の「夏麺」第1弾は、「かがやケールなつけ和えそば」。
最上級のケールを使った和えそば風のつけそば、らしい。 ケールと云うのはアブラナ科の葉野菜で、キャベツの仲間だ。 青汁の原料なのは知って居たが、サラダ風に頂くのは初めてだ。 「かがやケール」と云う位なので、特上品なのだろう。
手前が其のケールを幅広く千切(百切?)にしたサラダ。 乗って居るのはパプリカパウダーで飾られた炒玉子だが、とても上品で苦味の強く無いケールとのバランスが維持されて居る。 菜種油と林檎酢の自家製ドレッシングも佳い。 アブラナ科同士の組み合わせですね。 平打ちの麺の風雅さは、黒木さん十八番の「麩(ふすま)」を配合して居るからだろう。 其の麺を浸すのは、トマトのテイストに昆布出汁を加えたソース。 作品全体がサラダのイメージで、具材も其れにマッチさせて居る様だ。 色んな種類の人参と豚そぼろに加えて、御浸に為って居るのもケールだそうだ。 更にケイジャンチキンの少しだけスパイシーな味わいも確り計算された物だ。
付汁もケール仕立。 ケールに大豆オイルと味噌ダレを加えて居るそうだ。 そしてドライなミニトマト。 生で啜るとケールの持つ適度なビターさが適度に残り、大人の美味さ。 小生はトレビス等の苦味野菜が好きなので、此は嬉しい。 早速に麺を落とす。 トマトと和風出汁に絡まれた平打麺に更に味噌なケールスープが重なり、上品でワイルドな味わいに昇華する。 残麺のボリュームを見計らって、付汁を丼に空ける。 そして、適度に混ぜて頂く。 トマトの印象が強く為る味変にもう一度驚かされる。 此は好みだなぁ~もう一度、喰べたい。



