ロックンロールワン@町田 其の802012/07/24 23:23:00

週末仕事の振替を取る。 と云っても、一番電車で午前中は缶詰。 再び暑く為って来た気温の中、帰路に着く。 体調イマイチで何かダルいなぁ…と、気分の爽快化を求めて、町田に向かう。

ロックンロールワン@町田 其の80-1

ロックンロールワン@町田 其の80-2
此の日は、未だコーラな作品の提饗も有ったのだが、2号つけ麺を御願いした。 提饗スタイルが変わったと伺って居たので、久し振りにつけ麺を御願いしたのだが、予想外だった様で、「ハレっ」と云うリアクション。 麺は丼に入れられて、たっぷりの水出昆布に浸かって居る。 此の昆布が凄いトロロ度で、ジュル感がいっぱい。 山葵が添えられて居て、別皿の細かい千切の大葉や葱、茗荷との共演を楽しめる。 チャーシューは温麺と同じく、イベリコ豚と鶏白身と2種類。 勿論、穂先メンマも乗って居る。 スープは、従来と見た目の変化は無い。 では、テイストは変わったのか…此方は判らない(汗)。 でも、嶋崎さんのテイスト、相変わらずの美味さが、然り気無く鏤められて居る。 淡麗にして華麗な醤油の膨らみが、他の具材と実に巧みに纏められて居る。 昆布水を滴らせる細麺を漬汁に落とす。 時に山葵と、別なターンでは薬味と、楽しい使い分けが出来る。 流麗な舌触と喉越も昆布水効果だ。 此のスタイルだと、イノシン酸とグルタミン酸の出会が増して、旨味の広がりが増すのだそうだ。 最後には、漬汁を昆布水に落として、とユウタに教わったのだが、小生の好みは逆に入れた方がベターだったな。 何れにせよ、新しいスタイルのつけ麺もとても旨い、巧い。

嶋崎さんは、御自分の作品を美味しいとは仰らない。 勿論、自信はたっぷりなのだろうが、「評価は御客様が下すので、自分は一生懸命造るだけです」と云うポリシー。 一寸格好良過ぎ?ですが、其処に美学を感じる。