今日の渦 其の4552012/07/13 01:01:00

禁酒期間中に渦を訪ねるのは、少し気兼を感じる。 次回はパァ~っと行くぜ、と云う気持で向かった。 オフィスの出掛けに面倒事が勃発、シャッターを20分程過ぎて到着。 既にカウンターには御馴染さんの姿が…。 尤も少し遅れてスタートした見たいなので、そんなに「遅刻感」は無くて、良かったかも。 態々、奥の席を空けて下さったので、御好意に感謝し、恐縮し乍も図々しくも定席に収まる。

今日の渦 其の455-1
此れが有る御蔭で禁酒期間が随分楽に為った様に思う。 以前のノンアルコールのビール飲料は飲めた物では無かったが、後2,3年でビール比率で10%にも為ろうと云う予測も有る。

今日の渦 其の455-2
2杯目と一緒に御願いしたのは、女将さんの3種盛。
今日の渦 其の455-3
「じゃがいもおたふくいため」、「とりにくのさっぱり煮」と「かりかりじゃこ豆腐」。 最近は小生も此れを御願する事が多いし、人気の御摘みに為った見たいだ。 ポテトに明太子を塗して、やや磯風味が高いが芋旦那向け。 一寸喰べ難いので、もう鷲掴みで頂くと、濃い目に付けた味わいを堪能出来る鶏。 得意では無い雑魚(じゃこ)も豆腐に掻き混ぜて頂くと美味しく頂ける。

今日の渦 其の455-4
此の夜は禁豚にもして、主麺を御願いした。(あ、チャーシュウは入って居るけれどね(笑)) 「ピリ辛醤油」。 何か夏雰囲気で、「乱」気分。 スープを啜ると、思ったよりも辛味が増した様に感じる。 此れも加齢効果かと思ったら、芳実オーナーが「少し辛味を増して見ました」との事。 皆さん、確りした辛味が御好きなのだろう。 小生も辛さだけに絞らないこんなスープなら、此れ位辛いのはOKだ。 でも、流石に完飲は、身体に障りそうだな、アラ還の身、いや、胃には… 辛さは兎も角、味わいは流石に確り美味い。 辛旨いと云う表現が良いだろう。 複雑な味わいが辛味と同時に楽しめる。 たっぷりの白髪葱、糸唐辛子、蘖や韮の然り気無い置き方が巧いのだが、そんな細部ばかりでは無く、辛味をコアにした全体調和を楽しむ。 やや細い麺が、此のスープを良く持ち上げて、スープとのコラボレーションが口に広がる。 繊細な基本の醤油らぁめんも良いが、偶にはこう云うインパクトの有る一杯を渦で頂くのも、亦良しだ。

呑み足りないだろうに、「早退」を付き合って呉れた常連さんと引き上げる。 そう、翌朝も初電なのだし…

ロックンロールワン@町田 其の782012/07/13 23:23:00

諸事情で鎌倉へ向かう事に為った。 面倒そうな顔で依頼人に恩を売り、内心ロマンスカーの時刻表を浮々とチェックする。 ほう、地下鉄から直接小田急線に入るロマンスカーが有るんだ…と、早速にスマホで予約。 便利に為った。 やや急いでホームに降りると地下鉄には不似合いな青い車体のMSEが入線して来る。 町田迄は45分程で到着。 当然、途中下車して、ロックンロールワンへ向かう。

ロックンロールワン@町田 其の78-1
此の日は、ドライカレーの冷やし、「ドライだろ~?」と云う限定作品が、20喰提饗されるのを承知して居たのだ。 丁度、シャッターが降りるタイミングに到着したのだが、既に10人の方御待ちだった。 5名の方が「限定」狙いだったらしく、ラッキーにも2ロット目の最後の一杯が小生にアサインされた。

調理課程を拝見して居たのだが、相変わらずプロセスはいっぱいだ。 良く判らなく為らない物だと感心。
ロックンロールワン@町田 其の78-2
其の結果が此。 キーマカレーがたっぷり乗って居る。 混ぜて喰べて下さい、と云うユウタに従って、勿体無いけれど、掻き混ぜる。 おぉ、カレー風味がド~ンと立ち昇って来る。 カレーが麺に充分に絡んだ頃に口に運ぶ。 キーマカレーの味わいと旨味を存分に残し乍、冷たい和えそばにマッチさせた味わいは、非常に美味い。 小生はカレー好きなので、もう堪りません。 嶋崎さん自身も「カレー好きなんですよ」と仰るが、好きなら、上手く造れるってモンじゃない。 キーマカレーとは、こう遣って麺に絡めて喰べる物だと声高に云いたい位のコラボレーションだ。 此のカレーには、何が含まれて居るのだろう。 鶏の挽肉は小生でも判るが、其れしか判らない(笑)。 麺との相性は前述の通りだが、ナンに乗せても此のエスニックなスパイスの味わいは合うだろうなぁ。 麺のボリュームは可也有るし、カレーもたっぷりなので、シンドイ量かと思ったら、10分一寸で夢中で完喰。 ありゃ、もう喰い終わった…見たいな印象だ。 程良い辛味と複雑なエスニック感を纏った中華麺がこんなに美味いなんて… 鎌倉の用事を云い付けた奴に感謝しなくちゃね。