今日のめじろ@代々木 其の6652012/07/05 23:23:00

禁酒期間に入って、此週と翌週は金メジも欠席だ。 其処で昼休みに駆け付けて、駆け帰った(笑)。 弾丸訪問だが、流石に60分では厳しくて、75分の休み時間とか…(汗)。 昼休みの混雑直前に伺って、特上醤油の喰券を力丸君に渡すと、「冷やしサワーにしませんか?」と訊かれる。 そうか、7月から限定5喰で始めて居たんだったね。 雑誌の取材も有った様で、只でさえ大変な状況に輪が掛かった。 其れでも5喰とは云え、此の面倒な作品を追加で提饗する努力には頭が下がる。

今日のめじろ@代々木 其の665-1
少し暗く撮って仕舞ったが、サワーを噴出し終わったタイミング。

今日のめじろ@代々木 其の665-2
細かい泡が消えて、具が見える様に為って来たタイミング。 涼しげなガラスの丼に入った作品は、相当に冷たい。 当に夏向きの一杯だ。 其の丼を持ち上げて、スープを啜る。 醤油ベースだが、爽やかな味わい。 際物では無くて、めじろの旨味が確り生きて居る。 其処へ、ややシュボシュボする感覚が舌に触って、ユニークな喰感。 炭酸の刺激が酸味として、知覚される様でも有るが、其れも亦、計算された味の内だ。 しかし、出汁に炭酸を加えて、吹き掛けると云うアイデアは、毎年感心するやら、驚くやらだ。 冷水で締めた麺の味わいは、稀有なスープに良く合って居るし、喰感も喉越も非常に良い。 此の麺が有って、此の作品が纏まるのだ。 たっぷりの焦がし葱も、此の作品では他の作品以上に活躍する。 香ばしくて、一寸苦い位の味わいが、見事にマッチ。 勿論、チャーシュウやメンマ等も、作品から浮かずに調和は充分だ。 喰後感がさっぱりしてとても爽やか、クールなのも特徴だ。 いや、久し振りに頂いた、超ユニークな作品は、超が付く程に素敵だった。