20120708 F1 2012年 イギリスGP 決勝2012/07/08 23:59:12

如何にシルバーストーンとは云え、降り過ぎだろう…のブリティッシュ・ウェザー。 金曜日から祟られ、P3位か、其れでもドライっぽく走れたのは。
如何にもジェンソンらしい。 ギリギリのタイミングでタイヤ交換し、Q1突破を狙って、雨の中を懸命に走った。 最終コーナーの手前では、「間に合った」と思ったのだが、其の先でティモがスピンして、イエローフラッグが出た。 此のイエローは、最終コーナーに掛かるポジションで点灯して居たのだろう。 勿論、ルールを遵守したのだろうが、ジェンソンはアクセルを緩めた。 最終コーナーを立ち上がった処で、減速しても…と思うのは、小生だけでは無いだろう。 其れでも、Q1をクリア出来なかったかも知れないけれど、ね。 でも、ジェンソンの律儀さは大好きだ。 もう、1周早くタイヤを替えて居たらなぁ… ジェンソンに母国GPを勝たせたいのにぃ。
Q2に為ると大雨…皆がスピンを重ねて、赤旗。 1時間半も中断して、再開。 結果、 フェルナンド、マーク、ミハエルのトップ3。 経験が物を云ったか。 フェルナンドのPPは、2年振りだ。

決勝
なんと晴れて居る! の、スタート時刻。 気紛れなブリティッシュ・ウェザーを味方に出来るのは誰? 予報は兎も角、雨はもう来ない感じに見える。 上位陣では、フェルナンドだけがハードタイヤでスタート。 上位は順当にオープニングラップ、序盤を熟なす。 11周目にセブからPI 、ハードで出て行く。 同じく11周目に漸くフェリペが嘗てのチームメイトの前に出る。 13周目にミハエルがPI 。 14周目にフェリペ、キミが入る。 翌周にマークがハードに履き替える。 15周目にトップのフェルナンドが、別なハードに履き替える。 最後にルイスがPI したのは、21周目。 フェルナンドと余計なファイトをしたので、キミの後ろに戻る結果に為った。 24周目、キミとルイスがミハエルの前に出る。 ミハエルは「蓋」状態だから。 29周目、たった8周でルイスがハードタイヤに交換。 此れで最後迄走るんだ。 30周目のオーダーは、フェルナンド、マーク、セブ、フェリペ、キミ、ミハエル、可夢偉。 32周目にセブが入る。 34周目のマークは、セブの前で戻れる。 35周目にキミとミハエルがPI 。 36周目にフェリペ。 さぁ、フェルナンドのリードは19秒6。 最後のPI は、38周目で、義務のソフトタイヤを履く。 最後にタレて仕舞うのだろうか? 可夢偉のPI では、クルーを3,4人跳ね飛ばす。(審議対象) 40周目、フェルナンド、マーク、セブ、フェリペ、キミの順。 其の後、マークがフェルナンドに1.3秒に迫る。 フェルナンドはタイヤセーブドライビングをして居た様に思えたのだが、崖が近いのか? オンボードで見ると左フロントのグレーニングが目立つ。 46周目にDRSギャップ! 48周目に、マークが到頭トップに立つ。 結果論では有るが、最初のスティントで、ハードタイヤでもう数周しても良かったのでは… 更にマークが其処でファステスト。
マーク、フェルナンド、セブのポディウム。 フェリペ、キミが続く。 PI のトピックばかりで、余り上位に動きの無いレースで、マークがフェルナンドを交わすシーンが無ければ、更に平板な結果に為ったろう。 クオリファイの方が見応えが有った、シルバーストーンだったな。

20120708 F1 2012年 イギリスGP 決勝
新しく為ったポディウムでスチュワート卿のインタビューに3人が答えると云う趣向は悪く無かった。