燦燦斗@東十条 其の1742012/07/29 05:58:24

暑い日が続くが、熱々の燦燦斗のラーメンを頂きたいと高い気温を物ともせずに遣って来た。

燦燦斗@東十条 其の174
前客も後客も全員が、ラーメン。 つけ麺者は居ない。 偶々だろうが、何か嬉しい。 嬉しく無かったのは、隣の御兄さんが「クチャラ」だった事。 どうしてあんな喰べ方に為っちゃうんだろう。 隣の猫だってもっと音を立てずに喰べる。 「貴方、モテ無いでしょう?」って、訊いて差し上げたかったなぁ。
其れでも、燦燦斗の一杯のテイストが損なわれる事は無い。 魚介豚骨醤油と太麺、其れにローストポーク、味玉… 全てが後藤さんのオリジナリティに溢れて居る。 貝割や葱、白胡椒…何れを取っても、此の作品を構成する美味いバイプレイヤー(英語に非ず)で有る。

今日のめじろ@代々木 其の6722012/07/29 06:05:48

週末仕事で妙に長かった一週間も漸く、金曜日。 何だか慌ただしい中、前夜に午前様でも一番電車。 流石に眠い… でも、此の週末は御休みなので、代々木に向かう。 スケジュールが埋まらない限り、金曜日の夜は力丸君を応援に伺いたい。 相変わらず、たった一人で八面六臂の活躍、厨房での動きに無駄が無く、感服。 名実共に、彼が仕切る店に為るのだろう。 店のオペレーションに加えて、事務的な作業も入って来ると益々忙しく為る。 だが、彼のモチベーションは充分だ。 渦や蔦の御店主とは、全く違う路線の力丸君では有るが、彼の持ち味の出る御店に為る事を期待して居る。

今日のめじろ@代々木 其の672-1
何時もの様に、セラーからモンテスを取り出して… 此の夜ばかりは、此れを飲むと寝て仕舞うかしらん。

今日のめじろ@代々木 其の672-2
チャーシュウを焼いて頂いて、御客様の波が引くタイミングで、色々と御話を伺う。 亦、藤沢の様子を御伝えする。

今日のめじろ@代々木 其の672-3
此の日のリクエストは「塩つけ麺」。 力丸君が製麺した平打の太麺。 ピロピロした喰感は喉の通りも良く、風味も及第点。 昔から力丸君は製麺が得意だが、此の忙しさの中で、製麺迄するのは本当に大変だと思うが、クオリティは維持されて居る。

今日のめじろ@代々木 其の672-4
めじろの塩ベースの漬汁は、久し振りだ。 めじろのテイストが力丸君の味に為り、其れがめじろの伝統を踏まえつつ、「今」にアレンジされて行く。 優しくて物静かな(時に覇気が無いとか誤解される)印象の彼と一寸違う、気鋭の味と云うかワイルド感も感じられる。 勿論、めじろのジェントルネスもキープされて居る。 塩の「らしさ」も有り、塩を抑えた印象も有り、鶏等の素材とも巧くコーディネイトされて居る。 白葱やカットチャーシュウのやや大胆な切り口が良いねぇ。 フォトでは此処に置いたが、焦がし葱は、麺に塗して置いて、漬汁に浸すのが好きだ。 少しづつ、力丸君のオリジナリティを多く感じられる様でも有り、嬉しく、楽しみだ。

AJATZFILE、此の夜は FILE さんにも御目に掛かれたし、蔦流れのAJさん、ATZさんも来られて、金メジ気分。 すっかり気分も高揚して、何だか一杯御喋りを重ねて仕舞った様で、皆さん、御世話に為りました。 力丸君を要に置いて、新たな金メジの輪が広がると良いね、ゆっくりで良いけれど…

今日のワイン 其の7552012/07/29 06:11:20

ドメーヌ・ルクロワジー コート・ド・ニュイ・ヴィラージ
Domaine Lecroisey Cotes de Nuits Village  2001

凪大宮店のプレ・オープンに伺った後に、Mさんとワイン。 ワイン飲みにウェイトを置いても良い店は中々無くて、ダイニングバー形式に為って仕舞う。 以前に北与野駅の近くに MIZUNO と云う御店に大宮のオフィスの諸兄に連れて行って貰った事を思い出して、タクシーで向かう。
オーナーソムリエ氏の拘りを随所に感じる御店だが、ワインリストを拝見すると、好みは合いそうだ。 グラスワインも幾つか用意が有り、Mさんは芳醇な香り、小生はドライと云う白をリクエストして、中々良いセレクションと思った。 オードブルを摘み乍、Mさんと一緒なので、ピノのボトルを指定して、ソムリエ氏の御推挙の赤を頂いたが、其れが此れ。

今日のワイン 其の755-1
ドメーヌ・ルクロワジー、知らないな… ニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌだが、生産本数は多くない見たいだ。

今日のワイン 其の755-2
そう、カラフェに移した後にバケツで冷やしちゃう。 温度が低く為り過ぎ無い様に、ソムリエ氏が時々チェックして呉れる。 2001年なので、そろそろ「枯れピノ」のニュアンスでも感じられるかと思ったら、ヴィンテージ以上に尽れた味わいだった。
ルビーレッドには、やや燻んだ印象も有るが、基本的には明るいクリアな液体。 エッジに絡むトパーズの色相にディケイドを感じるかな。 ブーケは乾燥したフルーツチップとピークを過ぎた花束。 そして明らかな燻製の香り。 口に含むとストロベリーやラズベリーの果実感は弱く、枯れて来たとは云え、少々物足りない。 酸味だけは意外に主張をする。 一方で、大人しく為ったタンニン。 スパイシーな要素も影を潜めて居る。 艶めく熟成感は有り、其の複雑なブーケを楽しめても、やや皮相な枯れ方がイマイチだ。