今日の蔦 其の１７３ ― 2015/09/07 20:29:12
月曜日の正午過ぎ。 行きたいタイミングでは無かったのだが、降り頻る雨に期待して蔦へ。 折り返した行列が道に出て居たら踵を返す心算だったのだが、折り返しに２名と云う状況。 まぁ１時間待つのなら、普段と一緒だと列に付く。 きっちり１時間後に着丼。 御願いして居たのは醤油そば。 久し振りにベースの一杯を御願いした。
前回頂いた時から何回ものブラッシュアップを重ねて居るのだと思う。 相変わらずの美味しさだが、更に磨きが掛かった様に感じられる。 和風ベースの醤油に洋風なエッセンスが溶けて、蔦のオリジナリティーが醸成される。 何度もの改訂を重ねて到達した味わいを堪能する。 嬉しさも程々と云う表情でニュースを伝えて呉れる顔を頼もしく見上げて店を後にする。 此方が歳を取る訳だ。
麺屋ＫＡＢＯちゃん 其の１２５ ― 2015/09/07 20:40:58
夜にＫＡＢＯちゃんの顔を見に伺うのは久し振りだ。 西尾夫人の御知合のオバサマ御二人が欠氷とラーメンを頼まれて居る。 う～ん、御立派な召し上がりっぷりです。
久し振りに醤油味の「霜降中華そば」を頂いた。 味噌が提饗される様に為る前は、毎回此れを頂いて居たのだが、最近は３ヶ月に一度位に為って居る。 そして「久し振り」に頂く度に其の「美味しく為り度」に驚かされる。 此日も例外では無くて、こんなに美味しかったっけと見詰めて仕舞った。 毅然としつつもエッジを立てずに優しい醤油は、如何にも此の御店らしいテイスト。 矢張、丸鶏に変えた事が大きかったとは思うが、開店当初とは別な一杯に成長した。 先日から変わった１８番の麺との相性もベターなんじゃないかしらん。 テイストも変わって居るが、何よりもカボちゃんの力量アップに依る旨さのインプルーブメントには吃驚だ。 味噌だけでなく、醤油だって、塩だって、誰に引けを取るものか。
