麺屋KABOちゃん 其の1272015/09/25 01:01:00

雨が降りだした宵の頃、霜降を目指す。 KABOちゃんの開店時刻は遅れる事が少なく無い。 独りで御店を遣って居ればそんな事も有るのだろうが、傘の夜に其れは厭だが、定刻に開店。 店の前には凪のライダカさん、御久し振りです。 最近はとんと伺わなく為って仕舞った凪だが、本店だけは豚骨を維持するとの事なので、一度顔を出して見よう。

カボちゃんに味噌中華を御願いしたが、連休前も醤油を連続して頂いて居たので、味噌はインターバルが空いて仕舞った。
麺屋KABOちゃん 其の127-1
う~ん、痺れ美味い。 此、此ですよね。 ユニークな味噌ラーメンだし、美味さは圧倒的だ。 一度茹でた麺をスープに漬けてもう一度火を通すのだが、柔らかく為り過ぎずに味わいが染み渡る。 花椒とカレーの風味が味噌に非常にマッチして居て至高の一杯。 2015年も屹度高評価を頂けるに違い無い。 欠氷も喰べて行かれると云うライダカさんに別れを告げて、雨の中、駅へ急ぐ。

此夜の3人目の御客様は、乳飲子を抱っこした御母さん。 「寝たと思ったので、入ったんですけど…」 いや、子供も大泣きなんてしないのだが、揺らして居ないと憤(むずが)るので、御母さんは落ち着いて喰べられやしない。 「騒がしくてスミマセン」と仰る彼女に「御気に為さらずに」と申し上げたが、麺を付汁に浸す余裕は余り無かった見たい。 偶にはゆっくりつけ麺を喰べたかったろうに(そんな風情で店内を見て居らした)… 御母さんは大変だ。 御子さんが大きく為ったら、一緒に来て下さいね。

地元は雨、ピチーチで雨宿。


庭薺(ニワナズナ)と云う位でアブラナ科。
麺屋KABOちゃん 其の127-2
尤も「ニワナズナ」では通じなくて、英名の「スイート・アリッサム」と花屋さんは呼ぶ。 園芸種に首を突っ込むのは程々にしたいね~(笑)。

カラミンサ・ネペタ。
麺屋KABOちゃん 其の127-3
細かい花がわぁ~っと咲くのだが、アップにすると可憐で可愛いシソ科の仲間。 ミントの香りがする小さな葉も好きだ。 和名は…無いww。

紫 くろ喜 其の852015/09/25 23:23:00

朝から篠突雨の金曜日。 「鴨つけそば」で無ければ、行かないよ…と文句を垂れ乍、25分の距離を歩く。 シェードの下で待ちたいと足が急く。 2番手とは丁度良い。 一番雨が届き難い位置なので、此日の様な雨脚の日には嬉しいポジションなのだ。
今回は「鴨つけそば」のターン。
紫 くろ喜 其の85-01
空腹を覚えて大盛にして頂いたので、春菊を絡めて麺を直喰でたんまりと頂いた。 風味の高いレジャンデールの麺は直喰に最適だ。 極太メンマは普段よりも柔らかくて老歯には有難い(笑)。
紫 くろ喜 其の85-02
大盛分を平らげてから付汁を使う。 鴨肉が特に麗しく感じた日だが、オニオンコンフィイを浮かべた味わいは何時も乍、大好き。 割らずに完飲。 勿論、何れの喰べ方でも申し分無い美味さで、最高の一杯に震えるねぇ~ 「御腹、減らないですよ~」の声に送られて、再び雨の中へ。


白蝶草。
紫 くろ喜 其の85-03
花屋さんは「ガウラ」と怪獣見たいな名前で呼ぶ。 未完の儘に為って居る京都・渦追掛旅行記で撮ったフォトの中に此花が有ったのを想い出した。 もう2年前の話だが、鞍馬山から大丸デパートに戻る(笑)途中で、ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、「ガーデンミュージアム比叡」(亦伺いたい)を訪ねた時の1枚。
紫 くろ喜 其の85-04
白蝶草と酔蝶花(西洋風蝶草)の間を舞う紋白蝶(何処に居るかな?)と云う蝶尽くしのフォト。 此方のフォトの白蝶草はリンドヘイメリー種に見える。 尚、酔蝶花は「クレオメ」と云う方が通りが良いだろう。