今日の蔦の葉 其の202014/08/14 01:01:00

と云う訳で、夜は蔦の葉へ伺う。 前週に渦のスタッフと伺ってから、早くも一週間だ。 少し雨が心配な雲行を気にし乍、地蔵通りを往く。 開店時刻に余裕綽々で、SP。 ぽつぽつ来た処でオープン。

今日の蔦の葉 其の20-1
ビールと

今日の蔦の葉 其の20-3
壱岐っ娘と

今日の蔦の葉 其の20-2
摘まみのチャーシューを御願いした。 「蔦で良く遣って居たパターン」を初めて蔦の葉で再現と云う訳だ。 蔦の葉のチャーシューは当てで頂いてもとても美味しい。 亦此のパターンを楽しませて頂けるのは有り難い。 で、壱岐っ娘は更にもう一杯。毎日の常連さんを見送るとタローさん、更にO田さん。 蔦の常連さんが、夜には足繁く来て下さって居るんだな。

今日の蔦の葉 其の20-4
其にしても、「鴨脂そば」をオーダーされる御客様の多い事に吃驚だ。 小生も締めに此れを御願いして居た。 鴨風味とオレンジの組み合わせの妙を楽しむ。 矢張、美味いねぇ。 チャーシュウを飾るソースも特筆物だ。 矢張、過度な粘着はせずに、1時間と少々で切り上げて、駅へ向かう。 大通りルートだったのだが、もう陽射は無いので、珍しく道の東側を歩いて居ると、小生を呼び止める自転車の人は…祐貴君だ。 そんな偶然も有る物なんだねぇ。 蔦デイの最後に相応しいシーンでした。 良い夏休みを!

饗 くろ喜@秋葉原 其の432014/08/14 23:23:00

従姉の祥月命日、上野の菩提寺に向かう前に秋葉原へ。 夏休みを終えた「饗 くろ喜」に久し振りの高揚感を持って向かう。
饗 くろ喜@秋葉原 其の43-1
今週の限定は「冷やし海苔そば」と伺った。 御盆の週、オフィスや電車は空いて居るが、人気のラーメン屋さんの行列は長く為って居る。 其れを見越して早目に到着したのだが、4番手。 シェードの下が良かったのだが、ギリで入れた。 御日様は雲隠れだが、紫外線はガンガン来るからね。 其にしても集合が早くて、11時には20人に為ろうかと云う勢いだ。 パラパラと雨が来たタイミングに開店…何処かと同じだね。 券売機が駄駄を捏ねて(笑)、多少遅れてスタート。

饗 くろ喜@秋葉原 其の43-2
稲取の漁港と灯台からヒントを得たと云う今回の作品は、「海」がモチーフに為って居るそうだ。 豚や鶏を全く使わない一杯の緑は、生青海苔で海水の色。 鮪の漬けが赤い灯台なのだろう。 ガラスの器なのでオイルが目を引くが、烏賊煮干オイルだそうだ。 でも、あの磯臭さが無くスッキリとしたタッチでも有る。 昆布と浅蜊風味の塩スープは、本当に海の味…って、海水の味じゃあ無いけれど(笑)。 茗荷、貝割で清涼感を演出して居る。 鮪に乗せられて居るのは山葵かと思いきや枝豆のペーストで、デザイン的には山の緑を担って居るそうだ。 完全無農薬栽培の枝豆をなんと薄皮迄剥いで、擂り流しにして居る。 気が遠く為りそうな手間だ。 此れが漬鮪に良くマッチするし、鮪のクオリティが高いので、味わいが他と紛れない。 此の確りした鮪の味わいが良い。 もうひとつ手数が掛かって居るのは、目立たない喰材の山海月(やまくらげ)。 独特の楽しいコリコリ感は、茎レタスを割いて乾燥させた物だそうで、其れを水で戻してから炒めたり、煮たり… 地味な具にこんな仕込が有るとは驚きだ。 麺はウェイビーな平打麺。 成程、此の喰感とスープの持ち上げ加減が合って居るんだな。 毎回乍、凄い一杯に感動。 翌週は花の季さんの小麦ヌーヴォーの予定なので、亦楽しみにして来よう。