麺屋KABOちゃん 其の812014/08/15 23:23:00

夜の多摩川花火大会に備えて、カメラバッグを川崎駅のコインロッカーに預けた後、京浜東北線に延々揺られて、田端から駒込。 定休日に1日加えただけの夏休みが明けたカボちゃんの顔を見に伺った。 暑くても「味噌中華」を頂く心算だったのだが、「冷やし油そば」が有ると伺い、其れに変更。

麺屋KABOちゃん 其の81-1
ルックスは掛けのつけ麺見たいだが、此の一杯でカボちゃんの新境地が開けたのでは無いだろうか。 冷たい油そばと云うのは小生は初めて頂くのだが、恐らくはカボちゃんの「冷やし油そば」は他とは違うと確信。 仕上がりはシンプルに徹して居て、麺に辣油が掛かって居るだけに見える。 其処で直喰。 此の麺に辣油はとてもマッチして居て好い感じだが、交ぜると凄い。 基本は「あの」味噌中華だが、特に辛味を前に出したテイスト。 スパイシーなカレー風味と辛さの相性が抜群だが、バランスが極めて自然で最適。 山椒の痺れ感は抑えて居るが、此の組み合わせは無敵だね。 結構濃い味付けなので、充分に麺に絡めるのが良い。 此は御勧めの一杯で、一皮剥けた印象がヒシヒシと伝わって来た。 翌週は花の季さんの「小麦ヌーヴォー」な作品が提饗される。 扨、どんな一杯に為るのか、とても楽しみだ。