今日の渦 其の4362012/04/01 01:01:00

嵐の土曜日。 夕方に為って漸く雨、風とも収まったので、渦に向かう。 翌日には常連さんの祝言を寿ぐパーティが有るのだが、どうにも出席が難しい状況に為って仕舞った。 其処で祝意のワインを芳実オーナーに預かって頂こうと云う次第。 亦、この夜はスタッフのY子ちゃんのフェアウェルでも有った。

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奥のカウンターに持ち込んだのは、国産のワイナリーで小生が一番気に入ってる、「中央葡萄酒」/GRACEの「キュヴェ三澤(赤)」。 ヴィンテージは2007年なので厳しい年だった筈。 芳実オーナーに抜栓して頂いて、テイスティング。 矢張、デキャンタージュが必要だね。 カラフェを拝借して、丁寧に液体を移す。 其れでも些か非力な印象は否めない。 2001年のプライベート・リザーブ/カベルネ・ソーヴィニヨンを飲んだ時の感激が忘れられなくて、其後のグレイスのボトル達に厳しい小生なので有る(笑)。

今日の渦 其の436-2
タレ焼チャーシュウ。 渦の「ヒナダレ」は、大層旨い。 とても手が込んで居るのが、味わいに反映されて居るのだ。 もう小生自身が覚えて居ないのだが、前回、頂いた際に白髪葱を残したのを覚えて下さって居て、葱の種類を訊いて呉れたのだ… うむ、一事が万事。

今日の渦 其の436-3
翌日のパーティ用に芳実オーナーは、色々な準備をされて居る。 こう云う忠実(まめ)やかな処が、常連さんを増やして居るのだと思う。 で、そんなひとつが、このタルタルソース。 ソースと云うかサラダ見たいなのを、「ワインに合いそう」と出して下さった。 葱香がピリっと効いて居て、野菜の具合も程良くて… 此れはソースと雖も、ワインにフィットして居る。

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此れを見た瞬間に、「主麺は上、摘みは下」と即決。 でも、フランクフルトは、あっと云う間に喰われて仕舞った…(泣)。

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で、主麺はガッチリとオーダー。 渦のつけ麺は何時以来だろう? 何しろ、メニューからは消えて相当な時間が経つ。 久し振りなので、マニアックに喰べさせて下さい。 2/3は直喰。 其れも麺を頬張って、次にスープを直飲して… う~ん、生(き)で頂くスープは香草風味の濃い醤油に葱香…堪りませんなぁ。 細麺だが、腰も確りして居るし、パキっとした喰感は直喰に最適。 其れに柚子胡椒…もう、何をか云わん哉。 1/3は、ちゃんと正統的御作法で頂いたが、半々にすれば良かったと思う程に組合せが素晴らしい。 この細麺の隅々に滲みて行く様にスープ共々デザインされて居る。 むぅ、やっぱり、渦のつけ麺はスーパーだ。 通常メニューに復活して欲しい。

其れにしても、此処は小生のホームポジション。 常連さんと話すのも楽しいし、この夜の様にひとりでグラスを傾け乍、芳実オーナーやスタッフの皆さんの動きを眺めて居るのも大好きで、寛ぎの空間。

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