今日のめじろ@藤沢 其の6452012/04/09 19:18:17

染井吉野が満開に為り、この日は正午から渦の恒例観桜宴が予定されて居た。
今日のめじろ@藤沢 其の645-2
其前にオヤジさんの顔を見に伺う。 この週は一度も伺えなかったからだが、花見の前にラーメンを喰べる小生も酔狂な物だな。 まぁ、空腹で呑むのを避けられると云う効果って事で。 シャッターポールは、開店日以来の快挙。 開店時刻前なのに、「営業中」の札。 で、入店したら、未だだったのね(笑)。 御蔭で準備が整う迄、オヤジさんと御話が出来た。 営業札を再び裏返すと、即御二人、更に3名…と活気が有る。

今日のめじろ@藤沢 其の645-1
この日も醤油ら~めんに焦がし葱のトッピング。 焦がし葱を此れでもかって位に奮発して頂きました。 前回はスープが少し緩かった様に思えたのだが、この日は何時も通り締まって居た。 やっぱり、このテイストは懐かしくも美味しい。 10日間もインターバルが空けば、尚更だ。 大きなメンマは横に裂く様にするのが、コツだ。 チャーシュウも適度な味の滲み方で美味。 沢山の焦がし葱の香ばしさで嬉しい気分。 ハッサリと揚がって居て、オイリーな印象は無い。 恐らくは前回からだろうが、麺が変わった。 だが、力丸麺同様に餅ィ印象の麺を選んで居るので、スープとの相性は崩れて居ない。 この週は亦、来られるかしらん。

今日のワイン 其の7142012/04/09 19:30:46

ウィンダウリー・エステート ウッドブロック サクラ・シラーズ
Windowrie Estate WoodBlock Sakura Shiraz 2010

毎年恒例の渦の観桜宴。 開いて居る花を数えて過ごすタイミングに為って仕舞った年も少なくないのだが、5回目にしてドンピシャのタイミング。
今日のワイン 其の714-2
やや遅れて開花した藤沢の染井吉野は、当に「花祭(灌仏会:釈迦の誕生日)」の日(新暦で祝うのは日本だけだが)に満開を迎えた。 日曜日に当たったので、地元の公園は大賑わいだ。 こんな機会でも無いと花見なんかしないので、渦の芳実オーナーや常連の皆さんに大感謝だ。 会費はたったの1000円。 ワインもビールもほぼ飲み放題状態なので、渦としては出血大サービス。 他にも皆さんがボトルを沢山持参されるので、アルコール漬けだ(笑)。 このフォト、葡萄の房の形に見える…

今日のワイン 其の714-3
一品持寄がルールなのだが、今回も常連諸姉/兄の手料理は素晴らしい。 流石は渦の常連の皆さんだ。 フォトは撮り切れる物では無いので、我が奥さんの作品を…夫馬鹿かも。

今日のワイン 其の714-1
小生が花見酒として持って来たのが、此れ。 如何にもと云うボトルだが、其の「如何にも」が大事なのだ。 とは云え、この豪州のシラーズはイベント物としてでは無くても、普通に美味しい。 だからこその選択。 2009年は見合う葡萄が出来なかったと生産されて居ない。 日本では余り知られては居なかった戦争末期の悲劇、「カウラの事件」の鎮魂に由来するボトルでも有る。 此のワインで、あの不幸な出来事が少しでも多くの人の胸に刻まれる事に為ると良い。
とても濃いブラックガーネット。 青空の向こうの陽に翳して漸く透ける位。 あ、エッジは少しパープルなんだ。 シニアワインエキスパートのCさんが、鋭く指摘された様に、涙(小生は「足」と云うが)が力強い(涙がパワフルって…(笑))。 ブーケは有り勝ちな物だが、ブラックチェリー、プルーンにブラックペッパーのスパイス。 赤い花の咲く道をミントチョコレートを齧り乍行く気分なのは、外で飲んで居る所為かな。 プラスチックのワイングラスに口を付けると、やっぱり、結構なスパイス感で、この印象はシラーズっぽくないかも。 ピノにスパイスを加えた様だとの声も有ったが、カリピノとかガメイとか… 芳醇な果実感は凝縮された心地も充分で、スパイシーな中にブーケに感じたチョコレートが淡く溶けて居る。 タンニンはフルスペックだが、鷹揚に構えて居る様で、何かの邪魔をすると云う事が無い。 酸味もキーンな処が無くて、前述のタンニンや豊満な果実の足を引かない。 Cさんの仰る様に、未だ10年や其処等の熟成は期待出来そうだ。

今日のワイン 其の7152012/04/09 20:59:01

ボデガ シエラ・ノルテ パシオン・デ・ボバル ウティエル・レケーナ
Bodega Sierra Norte. Pasion de Bobal 2009 Utiel-Requena D.O

今日のワイン 其の715-1
渦の観桜宴にワインエキスパートのCさんが持参された1本。 木にハートが咲くと云う、何とも可憐なエチケットだ。 キャップトップにも赤いハートが配らわれて居る。(バレンタインに良いかも)

今日のワイン 其の715-2
ボデガ・シエラ・ノルテ社の別なボトルのエチケットモチーフにも為って居る此の樹は、葡萄畑に有る樹齢300年を超える松だそうだ。 「葡萄の種類は当たらないと思いますよ…」とCさん。 知らない物は当たる筈も無いけれどね。 ボバルと云うのは、西班牙(スペイン)の在来品種だそうだが、其れをヴァライエタルにしたボトル。 成程、「ボバルへの情熱」と云う名称も納得。
此れも濃いガーネット系のカラーだが、先のシラーズ程には濃く無い。 エッジに紫が見えるのは、碧空を背景にするからだろう。 ブーケは、フランボワーズ、ラズベリーとダークベリー。 香ばしく感じるのは樽由来だろう。 タッチはソフトで、果実感も充分。 タンニンは柔らかい印象で渋さが無い。 やや立った感じの酸味にフィットする。