今日の蔦 其の182012/04/06 01:01:00

もうコートは要らない? でも、朝夕は寒いし… 彼岸も過ぎて、朝、駅に向かう道でも桜を愛でる程の明るさに為った。 そんな麗らかな一日も暮れて行こうと云うタイミングに巣鴨へ。 開店時刻でも充分に明るく、エアポートに出入りするカップルも… いや、堂々とされて居ます(笑)。

今日の蔦 其の18-1
店頭の雪洞に文字が入った。 祐貴君がサラサラと店名を書き入れたそうだが、この絵心は羨ましい。

今日の蔦 其の18-2
折角なので、祐貴君と武田君のツーショットを頂く。 この照明配置だと当然、顔が暗く為るので、レタッチ。 でも、一番暗い箇所は肌荒に為って仕舞いました。 スミマセン…

今日の蔦 其の18-3
この日も壱岐っ娘のチケットを2枚、更に1枚とグラスを重ねる。 この夜の壱岐っ娘は、丸でウィスキーの様な味わいが際立って居る様に思えた。

今日の蔦 其の18-4
摘みセットの味玉をチャーシューに変えて頂いて、一皿。 壱岐っ娘が進むので、もう一皿。

今日の蔦 其の18-5
此方は通常の御摘チャーシュー。 そんなに豚ばっかり喰べてはいけませんから…って、充分以上に豚腹だ。 蔦の2種類のチャーシューは、何れも美味。 タレの量も濃さも実に適切だ。 此れを壱岐っ娘と一緒に頂くと格別だ。

今日の蔦 其の18-6
此は玉筋魚(イカナゴ)の釘煮。 丸で錆びた釘を煮た様に見えるので、この名が有ると教えて頂いた。 祐貴君が振る舞って呉れたのだが、前回頂いた物よりも高級品だそうだ。 確かに此は旨い。 御酒が進みそうだ。

今日の蔦 其の18-7
締めは、醤油らぁ麺、改め、醤油そば。 祐貴君は「そば」の名称に拘ったのだ。 スープも麺もメンマも変わった。 変わらなかったのは、チャーシュー位の物だ。 発展途上に有るとは云え、其のスピードは凄まじい。 だが、其の進化の味わいは素晴らしい。 開店初日から完成度の高さには舌を巻いた物だが、この日もたっぷり驚かされた。 非常に美味い。 醤油の立て加減も丁度良いし、濃くは無いが味わいの深さ、玄妙さは特筆物だ。 ライトなタッチにディープなテイスト。 或る意味では、理想的なアプローチに沿って居るだろう。 このスープを頂いて居ると何処迄美味しく為るのか、楽しみが広がる。 武田君謹製の麺は、少し太く為った。 と云っても、細麺だが。 長くて、ツルっとした喉越が特徴。 このスープと麺のタッグは、鬼に金棒の喩えを引きたく為る程だ。 いや、驚いた!

ロックンロールワン@町田 其の622012/04/06 23:23:00

前日の春から亦1ヶ月程冬へ逆戻り。 前日からめじろ代々木本店の夜営業が再開された。 で、金メジに…と、其の前にユウタに届物がてら、ロックンロールワンへ。 この日迄、「ひやあつ」の提饗が有ると伺ったので、其れも頂きたいと云う事だ。 ひやあつと云うのは、熱いスープに冷やした麺を合わせると云う、讃岐饂飩の喰べ方のひとつだそうだ。

ロックンロールワン@町田 其の62
此が其の作品。 フォトで見ると通常の2号と区別が付かないかも。 でも、生姜と七味が別皿で提饗されるので、其れと知れる。 ノーマルな2号よりもスープの温度は低いが、温いと云う程の低温では無い。 閾的温度とでも云うのだろうか、実に微妙な尾根を行く様なイメージだ。 麺は引き締まった喰感が良く出て居る。 腰が有ると云うよりも麺全体に張りが有ると云う感じに為って居るのだ。 此は面白いアイデアだ。 味わい自体が2号と違う事は無い見たいだが、この温度だと最初の味わいから良く感じ取れる。 別皿の生姜に七味を絡めて、スープに落とすと其処から少し辛い味わいが広がり、麺と同じ様な緊張が走る。 何時ものスープの味わいを違うアプローチで頂くと云うのは、面白いトライアルで、楽しくも美味しく頂いた。