野郎ラーメン@神田 5回目2010/04/19 20:19:15

オフィスに向かう早朝、漸くコート無しでも何とか頑張れる気温に戻った。 あっと云う間に彼方此方に咲き出した長実雛罌粟だが、花開くタイミングを昨年に続いて、1枚。 丸でベレー帽の様で可愛いかも。

野郎ラーメン@神田 5回目-1

野郎ラーメン神田本店。 何時も人気なのは結構な話だが、こう行列が激しいと、つい素通りして仕舞う。 其の際に店内を覗くと、ユウタの頑張って居る姿が見える。 彼が神田本店に居るのもこの週限りらしいので、何とか時間を選んで行って見た。 タイミングが良かったので、待たずにカウンターへ。 小生が伺う御店は、カウンターが狭い処が多い。 燦燦斗、西尾中華そば、そして、この神田本店が御三家(笑)だろう。

野郎ラーメン@神田 5回目-2

この日もノーマルな「野郎ラーメン」を御願いした。 勿論、大蒜は抜いて頂いたが、序に背脂は少な目に…と申し添えた。 相変わらず、其れ程には濃い味では無いので、ネットでは「二郎インスパイア」には否定的な声を聞く。 大ふく屋の上野店では、確かに「二郎インスパイア」として、「野郎ラーメン」をメニューに載せて居たが、「野郎ラーメン」を店名にして居る処では、この表現は使って居ない。 近くの「元二郎神田店」や「ぽっぽっ屋」と同じ系統のテイストだとは思うが、この2店に比べると、B級度が低いかも。 だが、其れでもユウタの云う処の「醤油感」は、確かに良く出る様に為った。 大蒜や背脂を控えた所為も有るのだろうが、締まった印象が増した。 蘖やキャベツの量は相変わらずのボリュームだが、此れも「二郎並」では無い様だ。 この野菜と太い縮麺を頂くと、もうスープは不要。 其れが小生に合った分量だ。
ユウタが居る内にもう1回は、顔を出したい処だが… ユウタの次のミッションは幕張店で、開店は5月10日の予定とか。 連休明けに幕張迄は行けないかも…

今日のワイン 其の4062010/04/19 20:31:26

クロ・ルジャール ソーミュール・シャンピニィ ル・ブール
CLOS ROUGEARD / SAUMUR CHAMPIGNY LE BOURG 2002

今日のワイン 其の406

過日、渦でワインエキスパートのCさんと、クロ・ルジャールの「ル・クロ」を飲んだ時に、「次回は『ル・ブール』を用意しましょう」等と口にして仕舞ったので、ロックスオフに泣き付いて、2002年を仕入れて頂いた。 時を同じくして、ワイン友殿は、「レ・ポワイユ」を持って行かれたと伺って居る。
Cさんの友人、即ち、渦常連さんの御一人の体調回復を待ち、満を持した形で、この夜を迎える。 渦の奥のカウンター席を3つ占めた怪しい3人組が、ゴソゴソと袋からワインを取り出して並べる。 ロワールの帝王、クロ・ルジャールのコルク栓は長いので、シングルレバーのソムリエナイフだと気を遣う。 特に前回は千切って仕舞ったので、慎重に…
テイスティングで色を見ると、樹齢80年を超えるカベルネフランだけで造られた液体は、透明なガーネットカラーで、非常に美しい端正な色合いをして居る。 ブーケも輝く様に匂い立つ。 其処には紅茶の香り、苺の爽やかさ、そして樽香も程良く感じられる。 扨、試飲… 完熟感たっぷりのフラン、いやピノ?、新種のガメイ(?なんじゃ其れ?)があっと云う間に広がる。 口から鼻に香りが逆流して来る、そんな印象すら感じる。 ブーケの樽香がストロベリーに滲みて行く。 こんなに力感の有るフランは初めてだ。 でも、フランの持つフレッシュネスも充分。 吃驚は、タンニン。 フランのタンニンが、こんな洗練されて居るとは。 其れも、ソーミュール・シャンピニィなんだけど…って、叱られるかな。 初口の若い酸味が少し気に為る小生だが、Cさんはこの酸味が御気に入りとか。 少しすると、酸味が成長する様で、良い感じにタンニンと結び付く。 このフィネスは凄いな、何度も云って悪いけれど、ロワールでこんなボトル、出来るんですねぇ。 素晴らしい1本!
次回は「シュヴァル・ブラン」を用意して、比べて見ましょうか…って、其れは無理(笑)。 でも、セカンドの「ル・プティ・シュヴァル 2001」辺りなら、ナントカ為るかも…