野郎ラーメン@神田2010/04/05 20:08:53

ユウタから話に聞いて居た「神田の野郎ラーメン」は、オフィスから遠くない。 雑貨屋さんだった場所が改装されて居たが、或る日、「野郎ラーメン 神田本店」の大きくは無い看板が掲げられた。 「本店」の意味は不明(笑)だが、本店と云うには狭く、7人掛けのカウンターのみ。 御隣の「油屋製麺」も広くは無いが、此処は更に狭い。 そう云えば、此れでラーメン屋さんが3軒並んだ事に為る。 流石は神田、激戦地で有る。
看板が掲げられてから、前を通る度に覗き込むが、ユウタの姿は見掛けない。 彼のブログにも西川口店勤務と記されて居るので、週末近くには、亦、遠征しようかと思って居た月曜日。 雨を嫌って近場で昼喰を済ませる事にした。 「ますたに」には、前週に伺ったばかり。 少しフライング気味にオフィスを出た事も有って、ユウタとの話題用に「神田本店」に伺って見る事に決めた。 ピーク時には相当混む事は見て居たが、このタイミングだとすんなりだ。 と、券売機の脇の窓から、聞き覚えの有るユウタの声が聞こえて来る。 おぅ、やっぱり! 「今日から、此方なんです」 おやおや、相性だか、タイミングだかの良い事だ。 何れにせよ、元気そうな姿に会えて、結構だ。
680円の野郎ラーメン。 野郎ラーメンのバリエーションも沢山有るが、まぁ、喰べ切れそうなのは、基本の此れ位のものだろう。 客席も狭いが、厨房も相当狭い。 だが、NCSとは違って、ユウタの他に男性スタッフが2名。 ホールに女性が一人、と規模の割には奢った陣容だ。 ユウタが麺上げを担当して居るが、作品にボリュームが有る事、席数が少ない事も有って、喰べるよりも造る方が速い。 其の分、行列の方の注文を先取りして、回転を上げる事は出来るだろう。

野郎ラーメン@神田

西川口店と同じ様に、溢れるスープを御皿で受ける形で提供される。 見た目も味わいも同じ以上にそっくりだ。 このスープは、意外に薄口なのだ。 濃過ぎるスープを御湯で割る訳には行かないが、逆のケースは、卓上の「パンチ汁」を加えて、アジャスト出来る。 其の様な貼紙が有る事も有って、可也の方がパンチ汁に手を伸ばす。 小生も大分、加えて見たのだが、顕著な効果は感じなかった。 西川口店でもそう感じたが、もう少し、濃くても罪には為るまい。 たっぷりの蘖やキャベツを除ける様に喰べると、縮れ気味の太麺が顔を出す。 風味も喰感も悪くないが、スープに対して「勝ち過ぎ」の印象は拭えない。 チャーシュウは、脂身の多いタイプとそうでないタイプが有るが、背脂沢山と云う事情も有り、脂身の少ない方だけを頂く。
何時迄ユウタが神田店に居るのかは知らないが、あの元気な声が聞こえる内は、亦、顔を出して見よう。