京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 72回目2010/04/03 01:01:00

桜散の大風が吹き、電車のダイヤは大幅に乱れる。 定樹観察の桜花、実は4人姉妹だったのだが、末娘が寒そうだ。 長女の花弁には雨滴が見えるが、駅のホームからは淡い虹も望めた。

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 72回目-1

夜には伺え無い代々木の「金メジ」だが、結局、運行状況が怪しくて、昼にもめじろに顔を出す事が出来なかった。 この週は、めじろにも渦にも縁が無かった…寂しいねぇ。 雨に合わない様にと、雲の動きを EMONE でチェックし、タイミングを測って飛び出す。 地下通路を一番長く使えるのは、日本橋に位置する「ますたに」だ。 多少の雨なら、「春雨」を気取りたいが、 「ますたに」に駆け込むと雨脚が強まる。 丁姉さんが確り、「固目、40秒ですね」と念を押して呉れる。

京都銀閣寺ますたにラーメン@日本橋 72回目-2

この日は遊び心で、白胡椒を振って見た。 だが、辛さは増すが、風味には殆ど影響しない。 この「騙しスープ」は、相当に強固で有る事を改めて実感。 何時もと何ひとつ変わらず、ブレも非常に少ない一杯は、勿論、美味しいのだが、慣れ過ぎて仕舞い、少し面白味に欠ける様にも感じて仕舞う。 「辛味噌」なんてメニューも有るので、次回はトライして見ようかしらん? でも、「固目40秒ですね?」と問われたら、「ハイ」と答えて仕舞うだろう… 店を出ると、急に雨脚が衰えたのは、日頃の善行の賜物と考えよう。

今日のワイン 其の3982010/04/03 12:22:38

トスカーナ・ロッソ フェルシナ
2007 TOSCANA ROSSO / FELSINA

今日のワイン 其の398

先日、めじろの代々木本店で頂いたのが、このボトル。 フェルシナと云えば、先日、キャンティ・クラシコ ベラルデンガを矢張、此処で頂いた。 ふたつのボトルの販売価格は同じ(笑)だ。 いや、このボトルが3000円と云うのは、充分にリーズナブルだが、帳尻を合わせたと云う事にしておこう。
フェルシナは、サンジョヴェーゼに拘って居るカンティーナだが、「トスカーナの赤」と云うこの名前のボトルも、サンジョヴェーゼ100%。 やや明るい印象のルビーレッドの液体からは、バニラ、ベリー、其れにココアの様なブーケが立つが、大人しい感じだ。 口に含むと酸味が強く、とてもライトな印象に加え、タンニン迄大人しいので、飲み応えが無い。 パカパカと飲んで仕舞う気楽さにレゾンデートルが有る。 そんな1本。

今日のワイン 其の4002010/04/03 12:31:50

リフレッシ・ディ・ソーレ
RIFLESSI DI SOLE 2005

今日のワイン 其の400-1

今日のワイン 其の400-2

西尾さん、マッハさん、カボさん、ユウタとラーメン色の濃~い皆さんに娘(婿殿は忙しくて、今回はパス)と一緒に仲間入りさせて頂き、渋谷の凪近くのイタリアン、「ドンチッチョ」に集合。 桜雨と云うには冷た過ぎる雫に濡れて到着すると、店内はフルオキュパントの大賑わい。 予約を取るのが大変だったと西尾さん。 奥の半隔離テーブルに着くと厨房からは良い匂いが溢れて来る。 店名の「ドンチッチョ」は、太ったオジサンと云う意味の様で、メニューにもそんなスケッチが描かれて居る楽しい店だ。 料理は皆さんに御任せして、ワインリストを覗き込むが、南伊太利のボトルが並び、馴染みが薄い。 …で、尤もらしい顔をして適当に選んだ(笑)。 ビールで乾杯した後の、1本目は 西尾さんやカボさんのリクエストで、白からセレクト。 「RIFLESSI DI SOLE 2005」 西尾さんがエチケットを読んで、「『太陽でリフレッシュ』ですかね?」と笑う。 実際は「太陽の恵み」だろうね。

今日のワイン 其の400-3

シチリアの高級な白、と云う触れ込みで御値段も中々。 南伊太利のローカル品種の「インツォリア」で、屹度、初めて頂く葡萄だ。 グラスの中の液体は少し濃い小麦色で、ブーケは濃厚なシャルドネの様だ。 とても樽香が高い。 こう云う白は珍しいかも。 但し、口にすると淡い感じで、寂しい印象すら有る。 バニラの後に、パインと林檎がそっと追って来る。 「5年の熟成を経て、良い感じです」とのコメントが御店から有ったが、もっと寝かせても良いものなのかは不明だが、更にボディの確り感が欲しいのは事実。 尤も、此れ位が丁度良いと云う声も聞かれたので、嗜好に依るのだろう。 この父娘は濁酒葡萄酒が好きな家系なもので…