西尾中華そば 其の110 ― 2010/04/13 01:01:00
朝の12度から、雨の中、気温はどんどん下がり、待ち合わせの19時にはなんと7度だ。 雪に為らないだけマシなのかも知れないと云う状況。 この日、NCSへ御付き合い頂いたのは、Mさん御夫妻… の筈が、旦那殿は業務多忙で来られず… 雨脚も強いので、流石の西尾中華そばも、席に余裕が有る。 んで、少しゆっくりとビールは…Nちゃんだけ。 そう、矢張、ビールは当分、我慢する事にした。 以前は、ワインかビールかの選択には随分悩んだものだが、最近は専らワインで、此方は止められない。
まったり営業も幸いして、久し振りに西尾さんともゆっくり御話が出来た。 そんな後に御願いしたのは、「ざる中華」。 ずっと、味噌を頂いて来たので、久し振りだ。 薄口醤油をベースに改訂された、「馬鹿中華」の魚介スープで造って下さった。 其のスープの御楽しみは、少し後廻しにして、先ずはバリ固程度の茹具合のマサ配合麺を直喰。 「ひらめき」が振られたこの麺をこの固さで頂くのは、最高。 ワシワシ、バシバシと喰べ進んで仕舞う。 で、徐ろにスープに浸す。 スッキリとしては居るが、醤油の輪郭は寧ろ良く出て居る様に思える。 所謂、切れが良いのだ。 馬鹿中華を薄口醤油に変えた試作品の時に感じたのと同じ様な感想だ。 このつけ汁はシャープだが、キーンでは無いと云う優れた感覚でとても好みだ。 御所様が誉めて居らしたチャーシュウは流石の出来具合で、特にざる中華にマッチする様な気がする。 スープに浸して頂いても亦、素敵だ。 スープは割らずに完飲。 流石に少し濃いのだが、生(き)で味わう価値が有る。
Nちゃんは、オーラスの味噌。 「其の十一 まとめ」の最後と云う記念すべき一杯。 凄く美味しいと云って頂けると、小生も嬉しいね。 うーん、大満足でした。 御馳走様!!


