幸亭花火大会 2012年2012/08/18 10:30:48

毎年とても楽しみにして居るイベントは、花火大会の夜に饗される幸亭の御主人の料理の数々。 準備に掛けた長い時間、味わいの秀逸さは云う迄も無いが、御夫妻のホスピタリティが沁みる。 勿論、目の前で打ち上がり、遮る物無く開く花火を特等席で観覧するのは得難いイベントで有り、希有な機会で有る。 此れをこの料理とワイン三昧で楽しめるのは、天国気分だ。 10日も前から天気予報をチェックして居たが、最近出没するゲリラ的な雨にも合わず、素晴らしい花火を2012年も心から堪能。 Mさん御夫妻に大感謝。 御集りの御客様にも沢山、話し相手に為って頂き、至高の時をシェアさせて頂いた。 楽しく、嬉しく、有難い夜だった。

幸亭花火大会 2012年-01
素人が花火を撮るなら、コンデジが御奨めで、手持ちの一眼で撮るのは難しい。 其れでも設定をカメラ任せにして、手摺にカメラを押し付けてシャッターを切ると、此位には写る。

幸亭の御主人が用意された料理の数は…此れでも、3,4種類は撮り損なったと思われる。 大体、予定よりも早く来て、他の御客様の到着前にドンドン飲んじゃう、喰っちゃうと云う悪い奴で、勿論、早着客の義務と云うかマナーの御手伝い等はしないので有る。 (遣ると迷惑と云う説も…)

幸亭花火大会 2012年-03
スターターのオードブルはタレにも凝って居て、醤油麹。

幸亭花火大会 2012年-04
鶏肉の白身とアボガドのコンビネイション。

幸亭花火大会 2012年-05
此れは長茄子をオーブンで焼いたのだが、超熱々。

幸亭花火大会 2012年-06
仏蘭西麺麭を此れに浸すので有る…

幸亭花火大会 2012年-07
枝豆も普通じゃなくて。

幸亭花火大会 2012年-08
印度鮪の頬肉。 みよし鮨張りの旨さで最高品質。

幸亭花火大会 2012年-09
御好み焼。

幸亭花火大会 2012年-10

幸亭花火大会 2012年-11
手打ち饂飩(そんな事迄!)を此の野菜カレーのスープに落として頂く。 麺好きの小生には、格別な佳品。

幸亭花火大会 2012年-12
ジャン・ジャック・モレルのサントーバン。 シャルドネなんだけど、果実味、酸味、ミネラルのハーモニーが華麗。

幸亭花火大会 2012年-13
アルヌー・ラショーのニュイ・サン・ジョルジュ。 此れは美酒。 教科書的な造りとも思えるが、其れが此処迄の作品に仕上がるのだから流石だ。 美系の新妻さんのシャッターチャンスを逃す筈も無く。 あ、あれ、此の牛筋肉とマッシュルームの料理にレンズを向けるのを放念して仕舞ったのは、彼女の所為にして仕舞おう。

幸亭花火大会 2012年-14
カンパナイオ ポデーレ・モナステロ。 所謂、スーパータスカン。 メルローとCSの Half & Half。 中々、ヴィヴィッドな味わいのボトルで、御洒落な力強さと云うテロワール?なんだろうか。 ピノ・ノワールのピネタを送った気に為って居たのだが、此方も充分に素敵だ。

幸亭花火大会 2012年-15
此れは他の御客様が海外で購入されて、持参された。 ナパのSOLO(高級品だね)と迷ったのだが、此のワシントン州のボトルを口にした事が無かったので、此方を抜栓させて頂いた。 フィールディング・ヒルズ・ワイナリー… 日本に輸入されて居るのかしらん? テイストからして、メルロー主体だがシアトル近郊と云う北のロケーションに似合わないトロピカルなパワーが宿る。 酸味がフレッシュなのに体躯はガッチリ。 おぉ、此れは良いかも。 流石にもうSOLOを開ける余裕は無かったなぁ、残念。

幸亭花火大会 2012年-02
最後にもう1枚、花火のフォトを。 大きい花火は28ミリ(35mm換算)でも、全く収まらない。 ビルの灯りを見ると、殆どブレて居ないので、手振防止機構の出来の良さが知れる。 シャッター速度は4秒だぜい。 OM-D の機能はもっと凄いんだって、600ミリと併せて、購入予定?

今日の蔦 其の392012/08/18 18:01:02

夏休みの中日は、奥さんと東京宝塚劇場へ。 東京は凄まじく暑いのだが、其の後、18時に15分程の余裕で、ふたりで蔦に到着。 奥さんの蔦デビューで、勿論、気合でSP。 最近の蔦人気は本当にブレイクした。 前夜は売切閉店。 普段は木曜日に伺う事が多い。 其れは此の夜が比較的静かだからなのだが、もうこの法則は当てに出来ない。 此の昼も大賑わいだった様だが、幸い麺切、スープ切の憂目には遭わずに済んだ。

今日の蔦 其の39-1
普段は飲まない蔦ビールだが、奥さんに付き合って一杯頂く。

今日の蔦 其の39-2
チャーシュウ… 実は2皿頂いた。 旨いねぇ…

今日の蔦 其の39-3
奥さんに喰べさせたかった、水餃子。 此の柔らかい喰感と優しい味わいは傑出して居る。

今日の蔦 其の39-04
壱岐っ娘は小生が2杯、奥さんが1杯。

今日の蔦 其の39-5
奥さんが考えた末に選んだ主麺は、此れ。 「煮干と煮干の煮干つけそば」…、な何ですと!? 実は奥さんは煮干が大好き。 こんなカップルでも何十年も遣って行けます(笑)。 恐い物喰べたさ?(御免なさい)で、ノーマルに比べると濁った印象のスープを一口。 おぉぉ… 煮干風味が強烈だ。 でも、刳みと臭みが無いのは御見事。

今日の蔦 其の39-7
では、小生は「鶏と煮干の醤油つけそば」。 何時も頂く一杯だ。 クリアな醤油のスープを見て、安堵の吐息(何度も御免なさい)。 うん、矢っ張り小生には、此の程度の香り具合で充分だ。 改めて、作品名通りの味わいに納得して、首が縦頷。

今日の蔦 其の39-6
色白の佳麺は、フォトテイクした時の別嬪振りが際立って居る。 奥さんの方には、赤唐辛子が乗り、此方にはポアブルロゼを飾る。 細かいポイントだが、共にプチインパクトの有る喰材なので、大事なポイントだ。 長麺をスープに浸し、手繰るのは蔦オリジナルの楽しみかも知れない。 こんなに長~い麺は、他に無いもん。

何時ものペースで、飲み喰いして居ると丁度店内は満席気配。 頃会いや良しと御二人に別れを告げて、亦、翌週の御楽しみに想いを馳せる。