今日の渦 其の466 ― 2012/09/01 12:47:35
此の夜は、Mさんを渦に御招待申し上げた。 何時かは小生のホームポジションへ御一緒に、と云う御話が実現。 芳実オーナーに執拗い程に念を押しての来渦は、朗月に向かう途次。 望月に電線が無粋だが、佳月。 小生が常連さん以外の女性を渦に御連れするのは極めて珍しいので、諸兄が喧しい(笑)。
余りアルコールを嗜まないMさんと、白のグラスワイン。(フォトは偽)
呑兵衛な小生は、エル・マセット。(フォトは偽)
レア・チャーシュウ。 何時も乍、此のチャーシュウを越える品はそうは無い。 Mさんは燦燦斗のロースト・ポークを連想されるが、将に…
小生の新定番、メキシカンなピザ。 メニューを久し振りに覗いて、正式な作品名を覚えたのだが、3秒後に忘れた…らしい。 でも、此のテイストは忘れない。 スモークと云う一寸珍しい?タバスコが合うらしいのだが、ワインを片手にして居る事が多いので、使った事が無いな。
Mさんのリクエストの鶏皮餃子… 確かに「餃子」と云うルックスでは無いが、御気に召して頂けた様で、何より。
主麺は、Mさんと同じく醤油らぁめんのハーフサイズ。 此のサイズの用意が有るのが、「麺やBar」為らではなのだが、女性やシニアには誠に嬉しい心配りだ。 そして、何よりも此の淡麗な醤油スープに風雅な麺の組合せが、何とも小癪で粋で麗容なんだよね。
気の置けない常連さんとの御喋も然り、御招きした方との語らいも然り、矢張、渦は小生に取って、掛替えの無い居場所なので有る。 其の存在の有難さを忘れない様にしないといけないね。 Mさんに手を振り乍、そんな事を想って居た。
今日の渦 其の467 ― 2012/09/02 09:01:54
前夜に御世話に為った渦の芳実オーナーに御挨拶…と、遅い時刻に訪ねる。 席に余裕が有るのは、驟雨の所為かと思ったのだが、扉に貼紙。 「ラーメンが残り数食分しかありません。 売り切れ次第閉店とさせていただきます。」との事。 コミュニティー誌に掲載された事も影響したのか、昼の営業時間にほぼ売り切ったとの事。 兄弟揃っての繁盛は嬉しいねぇ。 実は御鮨屋さんから流れて来たので、小生は其れでもOKとカウンターに付く。 御挨拶と云い乍も、更に麺倒を重ねたかな。
ナッツを摘みに、御母さんとシンちゃんに御願いしたのは、白ワインをグラスで2杯。
今日のめじろ@藤沢 其の683 ― 2012/09/02 14:09:12
「今日のメンマは少し薄味だよ」とオヤジさん。 前回、「普段よりも濃い目のテイストだけど、好み」と小生が申し上げたのを踏まえての事見たいだ。 最近、メンマの味わいに就いて、薄いとコメントされる事が有ったと伺った。 まぁ、そんなブログやツイッターの評を安易に忖度する必要は無いと思うのだが… めじろでは「味付けメンマ」を使わずに、オヤジさんがメンコメンマに丁寧にテイストを与えて居る。 繊細なめじろの和風スープにマッチさせるには、オヤジさん自らの手で淡麗で有り乍、確りした味わいにする事は大事なポイント。 めじろは、昔から強いインパクトを齎す様な味造りをして居ない。 細やかで優美なテイストの重なりを楽しむと云う味のデザイン/コンセプトなのだ。 だからこそ、「七重の味」を標榜して居る。 濃い味わいに慣れた舌には、其れが薄いと感じられるケースは有るだろうとは思うが、ひとつ一つに反応しては居られない。
此の日は、「焦がし葱醤油ら~めん」を「葱油」で御願いした。 以前の藤沢時代(本町時代と呼ばれる様だ)にめじろがブレークするトリガーに為ったのが、此の「葱油」だった。 此れを最近、復活させた。 焦がし葱に葱油で、如何にも「葱の魔術師」な一杯に。 ノーマルな醤油のスープよりも、更にサッパリした印象だが、其れこそ「薄い」のでは無く、濃い味わいをライトに感じさせて居ると云う、そんなマジック。 正直、懐かしいと云う程には、当時の味を覚えて居る訳では無いのだが、此の優しくて、力の有るタッチは稀有な印象を与える。 オヤジさんの麺目躍如たる作品。
前回も書いたが、9月3日から月曜日が定休日と変更に為って居る。