今日のワイン 其の７６５ ― 2012/09/18 09:10:12
シャブリ ヴィエイユ・ヴィーニュ クロズリー・デ・アリズィエ
Chablis Vieilles Vignes Closerie des Alisiers 2010
孫娘の初めての誕生日にワインを２本提げて行った。 大荷物に為って仕舞ったので、現地調達だったのだが、此の街に有る筈の有名（？）ワイン／シャンパンショップは閉店して仕舞った様で、結局、スーパーで購入するしか無かった。 ラーメンはムタヒロが有るので無問題だが、ロックスオフの支店が欲しい。
白は此れ。 ＣＰが良いと評判の安旨系のシャブリ。 齢４０年以上の古樹のシャルドネから造られて居るそうだ。 此処は大手ドメーヌの息子殿が始めたネゴシアンとの事。
大人しい印象の淡いレモンカラーだが、ややグリーン／グレイが透ける。 ブーケはペアとか酸味の有る林檎に少し甘い印象を加えたシャブリっぽいイメージで、勿論、柑橘系も充分。 テイストもシャブリの伝統に沿った味造りをしたんだなぁ…と、如何にもな立った酸味。 其れに加えて、前述のブーケにも感じた甘さの広がりも充分。 ドライな味わいは少々遅れて遣って来る。 ややまったりとした舌触りの中にシャブリなミネラルも存在する。 特上のシャブリとは云えないが、１０００円台のシャブリで此の味わいなら、誰にでも勧められる。 ２０１０年は屹度、当たり年なのだろう。
今日のワイン 其の７６６ ― 2012/09/18 09:15:26
ピーレ・エ・ラモーレ キアンティ・クラッシコ・ラモーレ・ディ・ラモーレ
Pile e Lamole Chianti Classico Lamole di Lamole 2008
孫娘の誕生日の２本目。 軽くライトに頂ける様に、とそんなキアンティ。 ラモーレの文字が２回使われて居るが、此れはサンジョヴェーゼのオリジナルの遺伝子の名前だそうだ。 此れは其のサンジョヴェーゼ１００％。
クリアでライトなルビー色だが、結構、足は確り出て居る。 軽い甘さとレッドベリーのブーケ。 抑えた印象だが、ちゃんとして居る…って、変な表現か。 白と同じ様に奇を衒わずに造った様で、爽やかでフレッシュなベリー、プラム、木苺等の味わいを楽しめる。 一寸ビターな面白い甘味は樽香なのだろうか？ 酸味が初夏的にエレガントな事が貢献して居ると思われる。 但し、アフターに感じる酸味が少し気に為るかな。 タンニンは控え目でやや物足り無くも有るが、チープな上品さに貢献して居るかも。 此れ亦、白と同じく此のプライスならＣＰに優れて居るだろう。 如何にも一寸だけ高級感を出したいスーパーのセレクションだ。
折角の誕生日だ、孫娘のフォトを初掲載。
今日のめじろ＠藤沢 其の６８７ ― 2012/09/18 15:01:08
夏休みなので有る。 一寸した山旅から戻って、最初に伺ったのは「めじろ藤沢店」。 開店５分前に到着すると、既に２名の方が御待ちで、更に行列は延びて、開店と同時にカウンターが埋まる。 平日で此の人気は、矢っ張り大した物だ。 「葱油、喰べてよ～」と恨みがまし気にオヤジさんが仰る。 え？ 此処の処、毎回、「葱油＋焦葱」の組み合わせなんだけれど…（汗）。
で、此の日も同じく、なのだ。 葱油は評判だし、オヤジさんも積極的に勧めて居る様だ。 「ら～めん」と「葱ら～めん」は値段も同じなので、マイルドに瀞味の出た葱風味の一杯を味わって欲しい物だ。 葱油と云っても、葱抽出のエキスに油を加えた…なんて、単純な造りでは無く、本店の力丸君にも合点を行かせた巧みが仕込まれて居る。 此の日はメンマが秀逸。 淡く且つ充分な旨味が感じられて、オヤジさんのメンマ、此処に極まれり…見たいで嬉しい。 チャーシュウの香ばしさ、麺の餅々さ、全てが美味い方向を向いて居る。 此れなら、此の人気も宜為るかな。
