今日の蔦 其の40 ― 2012/08/24 01:01:00
木曜日の夜は巣鴨に伺う。 出来ればシャッターで、と思って居るのだが、会議が長引くと「遅刻」して仕舞う。 此の日は無事にSP獲得。 其れにしても、18時の時報と共に来られる御客様の多い事。 皆さん、「混む前に」と思っていらっしゃる様だ。 前週は奥さんと一緒に伺ったので、様相が違った?かな。

此の夜は、一人で壱岐っ娘のグラスを先ず2杯。 摘みも何時ものチャーシュウを頂く。 此の組合せは幸せの組み合わせだ。 めじろ@代々木でも、渦でもワインなので、壱岐っ娘を飲むのは此処だけと云う状況。 フォトはグラスにピントを置いて、スクエアに撮った。
「何だか判りますか?」と祐貴君が悪戯っぽく出して呉れたのが、此れ。 「宗太節に小豆島の古式なんちゃら醤油!」 「どちらも違います。」 あらぁ~… 正解は潤目鰯の薄削と和歌山の生揚げ醤油との事。 雪の日に炬燵で辛口の熱燗で頂くイメージと、盥に足を突っ込んで冷酒で頂く光景が思い浮かぶ。 そんな高級でシンプルな摘みの贅沢。 蔦が取引して居る乾物屋さんは確かだ。

水餃子も御願いしたい処だが、麺が入らなく為っちゃう。 で、誘惑と戦うが、あっさり券売機に負けて仕舞う。 中身から韮を外したとの事だが、より柔らかい味わいが嬉しいかな。 此、本当に美味いよねぇ。 タレ良し、皮良し、中身最高な作品。 で、3杯目の壱岐っ娘が目の前に…
主麺は「つけそば」と決めて居た。 醤油が続いたので、塩を頂く事にして、喰券を渡したのだが、着丼して吃驚。 真っ黒! 「あ、あのさ…? 塩は??…」。 「ブラックです、喰べて下さい。」と祐貴君が脅迫する(笑)。 小生が何の喰券を買おうと確信犯だったのね。 と云う次第で、「つけそばブラック」を有り難く頂いた。 濃厚な黒いスープには、ブラックペッパーがいっぱいで、醤油感も際立って高い。 おぅおぅ、此は夏向きのパワフル仕様。 だが、其処は蔦で有り、和なニュアンスと当たりの柔らかさを感じ取れる。 秀逸な醤油でブラックすると、「こんな」に為るのか。 勿論、「こんな」に出来る腕も勿論だが。 胡椒好きの小生には嬉しいサプライズを満喫。
麺の皿の方にはスライスしたチャーシュウが乗るが、此れにも黒胡椒が塗して有る。 浸して居る煮干のテイストが、ブラックに引けを取らずに存在感を示して居るのも良い。 此って、何時も頼めるの? 訊き忘れて仕舞ったなぁ。 亦、頂きたいのだが…