今日のめじろ 其の５０８ ― 2010/01/04 20:40:24
めじろ代々木本店の年始営業はこの日からだ。 祐貴社長やＲ店長は、御正月は川崎店に主張されて居たので、年末・年始の休みは無かったと思われる。 一寸、様子を見に伺った。
ビールの喰券を祐貴社長に御渡しすると、「新作チャーシュウが有ります」との事。 では、早速に造って頂いた。 一目見た時には、味噌を塗して居るのかと思ったが、カレーだそうで、祐貴社長のオリジナルカレー粉を使って居るとか。 自ら「タンドリーポーク」と仰って居たから、フルセットでは無いにせよ、タンドリーペーストを造られたのだろう。 中々、手間が掛って居るのかな？ 糸唐辛子で飾られた３枚のチャーシュウは、確かにカレー風味だが、カレー自体の味は抑え気味で、豚肉の旨味やタレの味わいとの調和が取れて居る。 メニューには無いが、３５０円。
主麺は「特上ら～めん」。 既に年末の最終営業日に「塩」を頂いて居たので、この日は「醤油」で御願いした。 祐貴社長に依れば、油に秘密？が有る「特上ラーメン」は塩がベターとの事だったが、醤油も普通に美味しい。 めじろらしく、強引なインパクトを持って唸らせるのでは無く、ライトテイストの中から様々な旨味がジワジワと湧き出して来る様に工夫されて居る見たいだ。 ２回連続して川崎の麺を頂いた後だったので、比べると「代々木店の麺はツルっと感が少ないな」と思って仕舞うのだから、人の感性は怪しい。 って、小生だけかしらん？ でも、この餅ぃ印象は代々木独特で、小生はとても好きだ。 「特上ラーメン」は具材が豊富で、味玉が半分、ハーフサイズでは有るが、チャーシュウが２枚、海苔が３枚、其れにメンマ、白髪葱、薬味、糸唐辛子。 ノーマルな醤油ら～めんとの「差」は具材よりも、味わい（秘密の油？）に有るのだろうとは思うが、見た目の「差」と金額の「差」に些か乖離が有ると感じる人も居るかも知れない。 昨今の「全部乗せ」と称して見た目を飾る作風で無い事は承知して居るが、４桁のプライスの納得性が課題に為るかも知れないと心配した。 だが、半数の御客様が「特上」を選んで下さるそうなので、小生の杞憂みたいだ。 めじろの御客様なら「味の違いが判る」だろうから… 此れからも、半数の方に「特上」を選び続けて頂ければ、其れは嬉しく、有り難い事だ。
小生の好きな焼酎、「壱岐っ娘」が欠品して居たので、直ぐにオーダーを入れて下さった。 其れでは「１本キープしない訳には行かないね」と、一杯だけ頂くと奥さんとの待ち合わせに遅刻しそうに為り…
